母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

息子の入院

2021-03-11 11:06:33 | 日記
うちの長男は生まれつきの病気がある

赤ちゃんの時から何度も手術をした

19歳で受けた今回の手術が

生まれたときから計画されていた

最後の手術だった

今回の手術は

病院側も徹底的なコロナ対応の中

未成年ゆえに

保護者の承諾が必要な部分もあり

息子には会えないけど

病棟の隔離部屋に

待機しなきゃいけなかったり

まだまだおこちゃまで

親任せのどら息子は

荷造りも一切やらず

中身のわからない入院グッズと

一緒に病室に放り込まれ

箸も自力で見つけられなくて

メールで指示しなければいけなかったり

気苦労とか歯がゆさが多かった

うちの母には去年の12月くらいから

息子の手術の予定は

ずっと伝え続けていたのに

手術したことも入院していることも

瞬時に忘れてしまう

面会できないことも忘れて

「お見舞いにも行ってない❗」

と毎回言う

前日にも言ったのに

次の日夕方うちにきて

「私知らなかったんだけど○○君(息子の名前)手術したんだって⁉️じいのカレンダーに書いてあってビックリしたんだけど❗

と騒ぐ

毎回ビックリしとるやないかい❗

そして昨日は姪が実家に

泊まりに来ていたので

うちの娘たちと実家に行って

そこの場所で息子にテレビ電話をして

当然母も息子の顔も見て話して

手術が無事に終わったことを

涙ぐんで喜んだのに

その1時間ほど後には

息子が手術して入院中だと聞いて

「知らなかった‼️」

と驚いていた

最近は週1回

陶芸教室に参加して

「まわりは私の母親ぐらいの人たちばっかりで😰」

とぼやいてはいるが

「楽しいよ」

という言葉も出始めたので

ホッとしている