人がたくさんいると

　手紙を投函しに出たついでに、公園に行ってみました。
　暖かくていい天気です。
　公園は、人でいっぱいです。
　今日は休日？
　子どもとお母さんたち。
　学校が休みだから、近所の子どもがみんな集まってきたようです。
　昼休みの校庭みたい。
　久しぶりに、こんなにたくさんの人の姿を見ました。
　ちょっとホッとします。

キャンセルが続く

　いつも使っている施設が休みになったり、通っている教室が休講になったり、3月の予定が少しずつ消えていきました。
　仕方がありません。
　自分がウイルスに感染するのも怖いですが、知らぬ間に感染していて、それを仲間にうつしてしまうのも怖い。
　自分は大丈夫、なんてことは、とてもじゃないけれど思えません。
　だから時間ができたからといって、会いましょうと友人に連絡をとるのはためらわれます。
　逆に誘われたら。
　どうかな。行くかもしれません。
　意志が弱い。

この映画は何度見ても面白い

　テレビのハードディスクに録画しておいた映画を見ました。
　10年くらい前のアメリカ映画で、見逃してしまったものです。
　深夜にノーカット字幕版で放送していました。
　舞台は1920年代、モノクロで始まり、だんだん色のついた映像になります。
　途中で見たことのあるようなシーンがいくつか出てきました。
　公開当時、予告をたくさん見たからでしょう。
　この映画見ていないよな？
　ちらっと思いましたが、犯人さえもわからなかったので、きっと見ていません。
　ああ面白かった。
　それでも気になったので、ノートにつけている映画の記録を確認しました。
　あった。
　11年前に映画館で見ています。
　まったく記憶から抜けています。
　恐ろしい。

本を買いますか、読みますか

　外に出ないで家にいる間、本を読んで過ごす人が増えるので、週末の書店は混んでいるかと思ったら、そうでもない。
　考えてみれば、ネットで本は買えます。
　ネットがあれば、本など読まず、映画でもテレビでも、そのほかの動画でもなんでも見られるので、書店が混むことにつながりません。
　ただ、新刊をざっと見回すには、書店に行った方が簡単です。
　探してもいなかった作家の本を目にして、手にして、読みたくなって。
　アマゾンだったら、いち早く読んだ人のレビューがあって、なんだ星3つかと、買う気を削がれます。
　ぼくにとっては、星10個でも足りないかもしれないのに。

必要があって出かけます

　不要不急の外出を控えています。
　でも、仕事では仕方がありません。
　打ち合わせに行きます。
　家にいる時間が長くなると、外は危険に満ちているような気分になってきます。
　きっと、地下鉄の車内では、乗客全員がマスクをして、つり革にはつかまらず、お互い近寄らないようにしている。
　そんなことはありませんでした。
　いつもと変わりません。
　マスクをしていない人もいます。
　「会社に来ないわけにはいかないから、まあ、いつもと同じですよ」
　打ち合わせで会った人も変わりません。
　いや、少し太った？