まいにち

まいにちは書けません

悲しい思い出

2019-10-31 22:57:59 | 日記
 バスの奥の席に、仮装をした子どもたちが座っていました。
 車窓から、仮装をし、ジャック・オー・ランタンのバケツを手にした子どもたちの姿が見えました。
 いつの間に、これほどハロウィンが定着したのだろう。
 商店街の入り口で、子どもたちは降りて行きました。
 お母さんたちが、「迷子にならないでね」と何度も声をかけています。
 商店街は、ものすごい子どもの数です。
 もしもぼくが子どもだったら、喜んで走り回り、気づいたら一人ぼっち、途方にくれ、心細く、みんなどこ? と半べそをかいていたのがハロウィンの思い出、となったことでしょう。

写真の謎

2019-10-30 21:48:02 | 日記
 新しい免許証を受け取るとき「写真の顔が大きい」と、注意されました。
 正確には、胸がもうちょっと入る、もうちょっと引いた位置からの写真ということです。
 古い免許証と見比べてみると、前のものの方が顔が小さい。
 「気をつけてくださいね、撮り直しになることもありますから」
 そう言われても。
 同じような証明写真機で撮影したんだけど、何が違ったのだろう。
 次は店で、人に撮ってもらおう。
 といっても、5年後のことだけれど。

忘れ物を届ける

2019-10-29 18:24:58 | 日記
 夏はとうに過ぎましたが、部屋の隅に扇風機が1台、出しっ放しになっていました。
 毎日目にしているので、いま気づいたわけではありません。
 気にしつつも、どうしてか、なかなか仕舞おうとしませんでした。
 きっかけは寒さ。
 今日はフリースを着るほどで、もういい加減にしようと、片付けをはじめました。
 放射状に広がるスチールのガードは、隙間に黒い埃がついています。
 掃除機で吸い取り、分解して、ウェットティッシュで除菌しながら拭きます。
 箱に入れ、棚に仕舞うと、部屋がちょっとだけ広くなりました。
 でも今度はストーブだな。

不思議に堂々と

2019-10-28 20:20:47 | 日記
 始発駅のホームに、ふれあい文庫があります。
 誰でも本を持ち寄り、誰でもそれを借りることができます。
 貸し出しノートはないので、わりとゆるく、自由なようです。
 どんな本が並んでいるのか。
 表紙を見せて置かれているのは、ドイツ語の文法書です。
 なんでだ?
 思わず手に取りそうになりました。
 少し古い感じの装丁です。
 何十年も前に大学生だった人が、若い後輩に読んでもらおうと持ってきたように見えます。
 それも、事前に連絡を取り合って約束して。
 それほど、その文法書は、堂々と、自然に棚にあるのでした。

待ちに待った

2019-10-26 22:16:08 | 日記
 ホテルの車寄せに停められたバスに、次々と乗り込む人の姿がありました。
 ロビーから長い列が続いています。
 前に2台、後ろにも1台の大型バスが来ています。
 団体旅行?
 いいえ、色鮮やかなユニフォームが見えるので、きっとラグビーを観戦する人たちです。
 今日は近くのスタジアムで、準決勝の試合があります。
 どことどこが対戦するのだ?
 イングランド?
 南アフリカ?
 にわかファンはこれだから困ります。