まいにち

まいにちは書けません

上着を濡らしたくない

2020-11-28 16:43:21 | 日記
 曇り空。
 いまにも雨が降りそうです。
 地面が濡れています。
 もう降ったようです。
 でもいまは上がっています。
 買い物に出かけよう。
 念のため折りたたみ傘を鞄に入れます。
 外に出ると、細かい雨が降っています。
 家に戻り、折りたたみ傘を鞄から出し、長傘を手に出ました。
 道行く人たちは傘をさしていません。
 傘をささなくても濡れるのが気にならない程度の降り方です。
 でもぼくは傘を広げます。
 せっかく持ってきたのに、このくらいでもささないと、きっと買い物をして家に戻る時まで一度も広げることがないかもしれません。
 そんなことはよくあります。

選択の余地がない

2020-11-24 19:22:56 | 日記
 スープ屋さんとおにぎり屋さんの共同飲食スペースは、椅子が一つおきに座れなくなっていました。
 「座れません」という貼り紙だけでなく、椅子をテープでテーブルに固定してあります。
 隣の席との間にはアクリルボード。
 向かい合う席は斜めにしかありません。
 1人の男性が、スープをトレイに載せてやってきました。
 うろうろ、あちこち歩き回っています。
 店内は空いているので、そんなに迷うほどのことはないだろうに。
 しばらくして、女性が1人やってきました。
 2人連れでした。
 男性と相談しています。
 2人で一緒に座れる席がないのです。
 しばらくして、カウンターの一番端に並んだ席を見つけたようでした。

たくさんあっても困らない

2020-11-23 18:56:19 | 日記
 屋外作業用ファストファッションの店へ行きました。
 近所に新規開店して1か月。
 もう混んではいないだろうと考えたのですが、午後3時30分までは整理券が必要だと知りました。
 4時頃行くと、店の前に数人が並んでいました。
 入場制限をしています。
 いちばん後ろに並ぶと、あっという間に列は倍以上の長さに延びていきました。
 待たされると期待します。
 どんな高機能の物があるのだろう。
 さあ、入場です。
 安い!
 でも好みではありません。
 何も欲しくない。
 でもせっかく待って入ったので、あったか靴下を買いました。

進化が止まらない

2020-11-22 20:04:45 | 日記
 久しぶりに人気のパン屋へ行きました。
 ドアを開けて入って、アルコールで手を消毒をします。
 トングが見当たりません。
 ビニール手袋をするらしい。
 重ねてある手袋の上に手をかざすと、センサーが反応して風を送り、手袋がふわりと広がるのです。そこに手をするりと入れます。
 その手袋をした手でパンをつかむのです。
 レジで使い終わった手袋はゴミ箱に捨てます。
 このゴミ箱も手をかざすと自動で蓋が開くので、どこも触ることはありません。
 レジはずっと前から、トレイに載ったパンを機械が自動で読み取り、お金は機械に投入するものに変わっていました。
 この未来的なスタイルが、このパン屋の人気の秘密。
 ではなくて、パンが美味しいのです。

あっという間に大きくなる

2020-11-21 23:02:28 | 日記
 お寺の境内で手作り市があり、友人が出店するというので遊びに行きました。
 大きな黒い門を抜けると、緩い石の階段がまっすぐ伸びています。
 両脇は桜です。
 階段を上りきると茶店があり、その先で市は開催されていました。
 友人の布小物店はすぐにわかりました。
 友人はお客さんと話をしていましたが、ぼくの姿に気づくと頷き、ぼくは一回りしてくると声をかけました。
 ざっと見て回り、友人のところへ戻ると、さっきとは別のお客さんが品物を見ています。
 話しかけにくいので、近くにあるベンチに座って待つことにしました。
 見ていると、次から次へとお客さんが友人の店の前で立ち止まります。
 なかなか話しかけるチャンスがありません。
 ベンチの横で、砂利を集めて遊ぶ5歳くらいの男の子がいました。
 もしかしたら友人の子かもしれない。
 でも前に会った時は赤ちゃんだったので確信が持てません。
 話しかけてみようか。
 でも知らない子だったら。
 近くにおかあさんの姿は見えません。
 でもどこかで見ているかもしれない。
 名前を呼んでみようか。