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突然の別れは辛すぎる

2022-07-11 20:42:38 | 家族のこと

衝撃的な事件が起こりました。

日本は諸外国に比べたら平和だと思っていたけれど、これからは一概にはそうも言えなくなりましたね。常に緊張感を持っていかないと、またこのような事件が起きてしまいますね。

安倍元首相、安らかにお眠りください。長きにわたりお疲れ様でした。

それにしても、昭恵夫人、本当に辛いですね。朝元気に出かけていって、帰りは無言の帰宅になってしまうなんて…きっと今は現実を受け止めきれないでしょうね。泣くにも泣けませんね、突然過ぎて…


2017年12月11日。

前日から所用で出かけていた婿は帰らぬ人になりました。朝みんなに見送られて出かけていった婿でした。ちょうど私は婿もいないことだし、娘の家に泊まっていました。

11日の早朝電話が鳴りました。婿の父親からです。

2階で電話をとった娘は叫びました。「〇〇〇が死んじゃった~~~」

そこから長い1日が始まりました。

すぐに娘と婿父、わが夫の3人で遺体が安置している山梨県の警察署まで行きました。私は子どもたちの面倒を見るために残りました。お昼すぎに夫が、婿が乗っていった車で帰ってきました。娘と婿父はそのまま残りました。

夕方、婿は娘と婿父と一緒に無言の帰宅をしました。一番下の子はまだ1歳3ヵ月だったので、上2人の子どもたちにきちんとママ(娘)が現実起きていることを話しました。そして…対面。胸が張り裂けそうでした。

リビングに安置された婿は本当に眠っているようでした。「ちょっと〇〇〇ちゃん、何寝てるのよ~」とそんな感じでした。

娘は弔問に来てくださった方々に気丈に対応しました。後から聞きましたが、そのときは「自分は泣いてなんかいられない。しっかりしなければ、子どもたちのためにも」とずっと思っていたそうです。

お通夜、告別式には100人以上の方々が参列してくださり、娘は立派に喪主としての役目をこなしていました。

荼毘に付された婿の遺骨とともに自宅へ戻ってきたとき、私たち夫婦はしばらく娘に寄り添うことを決めました。やはり後日聞いた話ですが、もうその頃は婿のもとに行きたい、それだけを考えていたそうです。


その日から5年あまり。きっと今も婿を亡くした悲しみと闘っているかもしれません。でも婿が残してくれた3人の子どもたちがいたから頑張れています。

私たち夫婦も、息子夫婦も、娘に関わるすべての人たちが、色々な形で寄り添い、見守っています。

時間が解決してくれる…今の娘を見るとつくづくそう思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

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