子どもたちのミュージカル〰桜咲くころ〰

2014-03-29 00:19:09 | 日記
高知は桜の花が満開を迎えています。


それまでの風景から、あたりが一変して桜色に。
その美しさに喜ぶ目、体、心。
今年も咲いてくれたことに感謝をし、今年も見られることに感謝するようになりました。
あの地震から…。

そんな桜の満開の高知で、子どもミュージカルが開催されました!
被災地へピアノを贈ってこられた、子どもたちの成長のミュージカルです。

2月のプレ公演はブログでもご紹介しましたが、昨日の本番には、プメハナ(旧クプナ)チーム以外は
マカレアからマーヒエ(旧ロコマイカイ)にバトンタッチし、メンバーの一人ひとりがベストのフラを踊ってくれました。
肌で感じるメンバーの動き、笑顔。それはとても心地いいものでした。
みんなお疲れさまでした。得難い経験、本当にいい経験をさせていただいたよね。
 

【クルック・ソングメイツ(高知市大津子ども連合会)の子どもたち】
2時間以上に及ぶステージで演技やセリフ、歌、踊り…見るたびに上達していて驚きっぱなし。
本番は最高の形で舞台を務めました。精一杯、頑張った子どもたち。
土佐弁最高♪こんな若いうちから、素晴らしい人生の宝物を持てたなんて、すごいことですよね!
   


【大人の客演の皆さん】
セリフのひとつ、ひとつをどれだけ咀嚼して臨むんだろう…
大人たちのセリフで内容が鮮明になります。引き込まれました。
いちばん心に残るセリフがあります。
『また来年、春が来て、あの桜たちは、またいっぱい咲くんじゃろうなあ。だーれも見る人がおらんでも、
満開に咲くんじゃろうなあ。それを思うと、なんだか、桜がかわいそうでなあ…』
福島のご老人の役の方のセリフです。フラの出番直前のシーンですが、涙をひっこめるのも毎回でした。


【岡村歩美さん(ハワイアンリゾートの司会役)】
イベントや結婚式の司会をされているだけに、私たちの曲紹介をわかりやすく説明してくださいました。
『花は咲く』で涙が出そうになったと言ってくださいました。お貸したドレスやレイがよく似合います。


【玄蓄太鼓振興会の皆さん(ピアノ出発式のシーン)】
地域おこしを目的に吾川村で結成。昨年、25周年を迎えられたということです!
力強いリズムは迫力満点。勇壮で粋…とってもかっこよかったです。メンバーの一番若い方とパチリ♪


【ティアレ・タヒチアンズの皆さん(ハワイアンリゾートのシーン)】
ご家族を中心とした生演奏と踊りで活躍されています。
高知のみならず県外、また本場のタヒチでも活動されているだけに、迫力な演奏と踊りで会場を沸かせていました。

【ミュージカルの作・演出・作曲・指導・総括の島村一夫さん】
東北にピアノを贈る会の発起人であり、すご〰い行動の方です。
10歳前後の子どもたちへのセリフや演技、歌の指導。
「これだけできたら十分」ではなく、子どもたちをもっと引き上げたいという思いが
よりよい形で現れて舞台を成功に導かれました。本当にお疲れさまでした。
とっても光栄なステージでしたし、楽しかったです。ありがとうございました。


ここに書ききれない方々がたくさんいます。
それは裏方に回って、ミュージカルをしっかりと支えられた方々。
ひとつのミュージカルを完成させるのに、どれだけたくさんの力を必要とするんだろう。
『影になって支えられてこられた方々に感謝を』と、島村さんは子どもたちに諭されていました。
それは私たちも同じことです。
フラでの出演…それは最高のステージを準備してくださったうえでのものでした。

長いブログとなりましたが、リコ・ハーラウとなって初めてのイベントが
こんな素晴らしいステージで踊らせていただいたこと。とっても幸せです。
それぞれの皆さんの思いがこもった素晴らしいステージに、一緒に過ごせたこと。
本当に本当にHappyでした。ありがとうございました!