過ぎ去ったあとの…

2014-10-13 20:27:01 | 日記
台風一過の高知市は、少し前まで静けさに包まれていましたが、
今になってまた強い風が窓ガラスを揺らしはじめました。

今日一日、台風の接近にともなって、打ち付ける雨。猛威をふるう風。
唸りながらぐるぐる舞う龍のような風に、静まってくれることを願うほかなく…。

台風は、高知県西部の宿毛市に上陸しました。
そして4時ごろには、高知市にも上陸。
一段と強くなる風でしたが…どのくらいたったか、ふと気づくと窓が明るい!
テレビでは高知市に上陸したと言っているのに?

台風の目に入ったのかな…「?」

窓を開けると、雲の向こう側にまばゆい太陽が。
信じられない思いで見ていると、次第に覆っていた雲を押し開いていきました。
それは、たくさんの雲が、神々しい太陽をうやうやしく招くようにも見えました。
その向こう側には、美しい青空!
明るさと暗さのコントラストの美しさ…まばたきもしたくない光景でした。
太陽の力強い光は街のビル群も照らし、ビル群が呆然と太陽を見ているように、喜んでいるように見えました。
こんな光景は初めてです。

太陽が出てくれたことを喜び、撮ることに夢中になっていたので、
もう一つのことに気づかずにいるところでした。

虹です!
東の空に、なんと大きな虹がアーチを描いていました!

あまりの美しさにポカン。
西の空の沈む前のまばゆい太陽。輝く空。太陽に照らされた、ゴールドの縁どりの雲。
東の空には柔らかい明るさの虹。しかも二重でした!



台風一過を願って、小さくなっていた後に見た圧倒的な光景。
改めて、人は謙虚に戻り、大自然をリスペクトしなければと思いました。
自分のできることから…どんな小さいことでも、始めたいとおもいます。

そして、どうかどうか被害がこれ以上、出ませんように。