2017-05-10 23:06:40 | 日記
今夜のマカレアクラスのレッスンが終わって、外に出れば、夜ながら透明な明るさ。
ふと見上げる空には、雲居の月。

とてもいい風情(ふぜい)でした。
雲に見え隠れる姿は、控えめだけれど、
逆に艶っぽいという、妖しいまでの魅力を感じております。

でも☆カメラを向けると、恥ずかしがるかのように雲に隠れてしまいました。

お願い!姿を見せてねと心に念じつつ、自転車を取りにいけば…そこに雲はなく、
ぽっかりとしたお月さまの姿が。1分ほどで、あの雲はいずこへ!?


おかげで、こんな和歌を思い出しました。
下の句だけだったので、ネット検索すると、出るは出るは!

月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月(よみ人知らず)

さーて、この中で、月はいくつあるでしょう〰。
その数がポイントらしいのです。
8つですよね。
旧暦では、仲秋の名月は8月15日。8つと8月。そんな遊び心があったようです。
教養が高すぎて、先人の聡明さに感心するばかり。

実は満月は明日です。
でも、今夜も明日もこの美しさを愛でようと思います。
詠み人知らずの句を、諳(そら)んじつつ♪

今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてやる
…あれれ。違った。わざとらしい〰!ですが、こんな言葉も思い出したりして。

月は忘れていたことを(口にしたのは久しぶり!)思い出させてくれるのかもしれませんね。
ほんと不思議です。

さて、みなさま。
今宵の月を見て心に浮かぶものは、何でしょうか。
なんてね。