つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

算数障害

2015年12月07日 | 学習ノート
算数障害(発達性計算障害)
・文科省のLDの定義の6領域のうち
 「計算する・推論する」につまずきがある場合。

算数障害の下位分類
○「計算する」  1)数処理  3)計算 
○「推論する」  2)数概念  4)文章題


1)数処理
 ・数詞(聴覚的・言語的シンボル)
 ・数字(視覚的・言語的シンボル)
 ・具体物(分離量・連続量)
     (空間にあり、視覚的で操作可能なもの)
 これらの、数の三項関係を築くこと


子どもの数の発達

a 数詞を歌のように唱える
   聴覚的記憶力
b 数詞と具体物(分離量)のマッチング
   目と手の協応 ・ 視覚認知力
c 数詞と数字のマッチング
   空間認知力 ・同時処理能力
d 数詞と具体物(連続量のマッチング)

「お菓子、3つもらったから、2つよりうれしい」
「積み木3個重ねるより5個重ねる方が難しい」
「みんなで鬼ごっこするとき、10まで数えた」
・・生まれてからの経験を通して
  数というシンボルがもつ量感の概念的な裏付けが
  理解できてくる。

・小学校での算数学習を通して
 具体物(分離量・連続量)と数詞と数字のマッチングが完成し、
 安定した数の三項関係ができてくる。

・10から先の大きな数にシンボルの世界を広げるには、
 規則性を理解する能力が必要。


2)数概念
 ・基数性(数の量的な理解・数量概念)
   同時処理能力・空間認知能力の障害と関連
 ・序数性(数が順序を表すことの理解(○番め))
   継次処理能力に関連

3)計算
・小さい数の計算(暗算)
  数的事実(たし算・ひき算・かけ算・わり算における
  基本的な数の関係)が関連

・大きい数の計算(筆算)
  計算手続きが関連。数字の空間的な配置)

4)文章題
 文章題を解く過程
  ・問題理解過程
    変換過程(読む)
    統合過程(言い換える・視覚化する)
  ・問題解決過程
    プランニング過程(仮説を立てる・見積もる)
    実行過程(計算する・評価する)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『算数は苦手だも~ん』


マリンちゃんは、算数の勉強、してないよね・・

冷蔵庫の上から、
(年代物の)電子レンジの上に下りてきたマリン。

(2015年10月撮影)


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿