麻乃はいつも 風のように走った

引退した競走馬を引き取りました。


脚を壊した麻乃は
もう二度と走れません

あーちゃんのヴァイオリン

2018-06-17 09:48:29 | ヴァイオリン

実は私、5月1日のあーちゃんの誕生日に

何かしてあげたくて何んと!ヴァイオリンを新調したんです。

 

 

 

もちろんあーちゃんの弓を作ってくださった

「自由ヶ丘ヴァイオリン」さんにお願いしました。

「自由ヶ丘ヴァイオリン」さんはもうこちらが恐縮するほど

熱心に探してくださり、調整してくださり

私の知らなかったヴァイオリンの知識も教えて頂きました。

本当にいつもお世話になり有難たいです。

ヴァイオリンの事、何も知らない私には最強の味方です。

 

 その「自由ヶ丘ヴァイオリン」さんに教えて頂いたところによると

今回のヴァイオリンはドイツから来た子で

何と!80〜90年前のバロックヴァイオリンだそうです。

それを現代のモダンヴァイオリンに整備して頂きました。

(私はヴァイオリンにバロックとモダンがある事さえ知りませんでした。)

 

 

バロックをモダンに整備するにはまず全てをバラバラにして

 

 

 

 

新たに組み直すそうです。

これは高度な技術力と繊細さが要求される大変な仕事だなぁ。

と思いました。

 

そして弓はフランスからやってきた新しい子で

あーちゃんの毛をつけていただきました。

 

 

 

(上記の写真は自由ヶ丘ヴァイオリンさんから送って頂いたものです。)

 

こうして国際色豊かな素晴らしいヴァイオリンを作って頂いたのですが、、。

 

 

 

 

悲しいかな私の腕前が伴わずこのヴァイオリンの本当の音色が分かりません。

 

そこでレッスンの時に先生に弾いて頂きました。

先生も以前、ドイツのヴァイオリンを持っていらしたそうで

懐かしがっておられました。

先生は

「深みのあるとても上品な音色ですね。」とおっしゃいました。

確かに先生が弾くと素晴らしい音色なのです。

 

ですが。。。普段弾くのは上品とは程遠いこの私です。

なんか余りにヴァイオリンに申し訳ないような気がします。

 

今、実家に担いで来て練習していますが母も

「何か前よりいい音がするねえ。上手くなった❓」

などと言ってくるので

「いや、それはないあろうはずがないひとえにヴァイオリンの力」と

虚しく答えるのでした。

 

あーちゃん、ヴァイオリンさん、ゴメンね。

練習頑張るよ