この日は凄くいい天気。
スカッと晴れているのに、湿気もなく涼しい。
この日もお母さんがホテルまで、お迎えに来てくださいました。
それからお母さんと「えりも岬」にドライブ
駐車場の脇のお土産やさん。
この辺一帯に可愛い野草が咲いていて、お母さんに色々な花の名前を教えて頂きました。
岬からの風景。
いつもは風が強くて立っていられない位らしいんですが、この日は超微風。
こんな日は本当に珍しいそうです。
この岬の先にあざらしやらっこがいるそうです。凄いな。
帰りに「えりも漁業組合の直売所」でお母さんが選んでくださったIさんへのお土産や
ホタテ貝なんかを買いました。
牧場に帰ると、お父さんが炭火をおこしてバーベキューの用意をしてくださってました
マトンやホタテなど美味しく頂きながら、お父さん、お母さんと色々な話をして
楽しい時を過ごしました。
広い庭を通り抜ける気持ちのいい風。
馬達を眺めながら頂く、美味しい海の幸や山の幸。
真の意味で豊かな生活とは、こう言う生活を言うんだなぁ。と感じました。
私にはもったいない位、贅沢な時間でした。
そしてその後なんと!! お父さんがあーちゃんに乗せてくれたんです
まず、今、休ませている放牧地へあーちゃんを連れ出し
お父さんが下乗りしてくださり様子を見る。
(あーちゃん、鞍をつけるのも人を乗せるのも2年振り。)
でも、あーちゃんを出すと、あの1歳ッ仔が鳴いて鳴いて大騒ぎ
隣のスペースに放されていた1歳男子組3頭も、なんだ?なんだ?と駆け回り、
あーちゃんもそれに応えて高く嘶いてました。(あんな鳴き声聞いた事ない。)
そしてもう反対側に放されていた母子ペア組も。。全員でガン見
仔達: 「お母しゃん、麻乃のおばちゃん背中になんか付けて何やってるの?」
母達: 「僕ちゃんも言う事聞かないとああなるんですよ。ちゃんと見ときなさい」
と言う会話が交わされたかどうか知らんが、いよいよ私の番。
私: ちょ、あーちゃん。背丈高いじゃん 怖いよぅ。
麻乃: 頼みもしないのに勝手に乗って来て、何言ってんのさ。
私: イェーイ あーちゃんに乗ってる 感激
麻乃: 感激はいいから早く降りてくんない?
言いたかないけど、大体あんた太り過ぎじゃない?
私、現役の時でもこんな斤量背負わされた事ないわぁ。
私: 痛いところを突いてくるわね!
私が人参持ってこなかったの根に持っているんでしょ?
麻乃: 相変わらず発想が貧困だね。
ああ、疲れた。
お父さん、こんな人相手にしないで帰りましょ!!
仔達: お母しゃん、麻乃のおばちゃん帰るの?
母達: そうみたいねぇ。もう現役あがったのに大変だねぇ。
と言うような事をあーちゃんは思っていたでしょう。多分。
でも、大人しく乗せてくれて3週回りました。
こんな特別中の特別なサプライズを用意してくださっていた
お父さん、お母さんには何とお礼を言ったら良いか。。
一生の思い出になりました。本当に有難うございます。
楽しい時間はあっ!と言う間に過ぎお別れの時間になりました。
私: あーちゃん、ありがとね。 もう帰るけどここの暮らしは最高だね。
また来るから皆と仲良くね。
麻乃: いや、ホント最高だから別にもう来なくていいから。あんた来ると仕事増えるし。
出来れば人参その他は郵送でお願いします。(そちらは24時間随時受け付け中)
では。。実家に帰ってからと言うもの、メッチャクチャ強気の麻乃さんから一言どうぞ。
まだ、根にもってる。
もう乗らないから安心しろや
スイカのプレゼントでたちまち機嫌回復の麻乃さん。
お母さんがいつもおっしゃっていた「本来の馬の姿」と言うのを
凄く実感出来た2日間でした。
あーちゃんをそこに帰してあげる事が出来て本当に良かった。
お父さん、お母さん、あーちゃん&1歳っ仔組、男の仔組、母子ペア組の皆さん!!
2日間、大変お世話になりました。
また会える日まで、私も色々頑張るYO~!!
特にバイオリン。トホホ、、。