乳幼児期に自分の希望を十分に満たされた子は、自分を信じることが出来るようになり、そして周りへの基本的な信頼感も大きくなる。
例えば「叱られた」時、人に対する基本的信頼感があれば、「はい」「あ、いけないな」と、それだけの気持ちで済んでしまう。
しかし、希望を満たされなかった子は、叱られた時、敵意と攻撃的な感情を持ちやすい。
相手に対する不信感と、自分に対する劣等感などにより、「また否定された」と感じてしまうのだ。
そのまま大きくなってしまえば、叱ることがとても難しくなる。
そして、躾をすることが徹底的に難しくなる。
極端なことを言えば、「しつけられない状態」になる。
どうしてあげたら、この子は自分を信じ、人を信頼出来る子になるのか…という乳幼児期からやり直さなければならなくなる。
しかし「もう遅い」と諦めてはいけない。
歳をとるほど難しくなるが、いつでも、いつからでも、子供の幸せのためにやり直さなければならない。
「子供の希望を叶える」とは「物を買ってやる」ことではない。
例えば、いくらでも物は買ってあげてもいいが、それでは子供の希望は満たされない。
手心を加えるということだ。
美味しいご飯を作り(残してもしからない)、話を聴いてやり、温かい眼差しで繰り返し見てあげる。
ここで言う子供の希望とは
「お茶をくれ」「手伝って」「見てて」「この服じゃなきゃ嫌だ」「子供の歩調に合わせる」「公園に付き合う」「絵本を読む」「いやだいやだに付き合う」…という日常に溢れた子供のワガママのことである。
乳幼児期の子供を育てておられるお母さんには、是非、携帯電話は子供が寝てから触ってもらいたい。
子供は、いつもお母さんを見ています。
子供は、いつもお母さんに見ていて欲しいと、願っています。
中学に入れば、子供は部屋にこもり、携帯電話を肌身離さず持ち歩き、親に見られたくない時期が来ます。
先に手をかけるか、後に手をかけさせられるか
どっちを選ぶかは自由ですが…
先にやっといた方が楽ですよ😅
しかも、思春期も重なって、対応が難しい。
子供の頃から、やり直したいけど、そうしたら、今が違ってたのかな。。
手がかかる子の子育ては、本当に大変です。
沢山諦めて、沢山期待して、沢山喜んで、沢山ガッカリする…これを繰り返し繰り返し何度も何度も…振り回されて疲れ果てますね😅
でもね
必ず終わります。
ゴールが見えないだけ。
そんなもん、みんな見えません🤩‼️‼️