ありがとうございました

昨日、無事、父の葬儀も終わりました。
ホームページに書くか、とても迷いましたが、
父の同級生も釣りに来てくれているのであえて載せてしまいました。
お客様も葬儀に列席して頂き、また本当に懐かしいお客様も来て頂きました。
13年前、食道癌が見つかり、お客様の助言もあり
九死に一生を得て、癌を克服して、余生を楽しんでいました。
一昨年、肺ガンが見つかり、昨年1年間、肺ガンの治療に専念しておりました。
9月までは良かったのですが、5度目の抗がん剤が体にあわず、
苦しい思いをしたので、治療を断念して、自宅で母と自分で過ごしておりました。
今年の正月は座って家族全員と楽しい正月を迎え、

自分の次男の成人式も一緒に写真を撮り本当に穏やかな年頭でした。
今年、最初の診療であと2週間と言われましたが、本当に2週間でした。
一緒に風呂に入ったり、おぶって2階へ行ったり、おしめを替えたりと、
自分の兄弟、孫たちとで交代で夜は泊まり、
最後の2ヶ月は自分にとって本当の親孝行が出来たと思います。
亡くなった日も、弟、妹も家に居て、母にお粥を食べさせてもらっていて
そのまま眠るように息を引き取りました。
アフリカのタンザニアで仕事をしていた娘も年頭に話をして急遽、帰国。
ちょうど2週間しか休みが取れなかったのですが、介護も間に合い、
明日、アフリカに旅立ちます。
学生時代には迷惑ばかりかけ、あちこちに頭を下げてくれて、
仕事面では失敗を恐れず新規の仕事には自分の肩を押してくれました。
亡くなった後に、地元の人が自宅にたくさん弔問してくれて
父が柴町に貢献したこと、仕事のことなど。いろいろとお話をしてくれました。
葬儀も地元はもとより、常連さんや、懐かしいお客様やたくさんの人に来て頂き
父も喜んでいると思います。きっと天国で両親、兄弟、服部名人、お客様と
現在の東京湾の釣りの話をして笑っていると思います。
これからは母に楽しい余生を送ってもらい、
また仕事ではこれからも失敗を恐れず、頑張っていこうと思います。
本当にありがとうございました。
とりあえず、御礼申し上げます。

　　三喜丸　斎田　正道