「株は5月に売れ」(米株の格言)
これからは米株より新興国の産油国!
と聞いて
ブラジル メキシコ インドネシア
のETFと債権を検討しています。
そこに成長著しいインドを加えて
GAFA風にBIIM(ビーム)と私の心の中で呼んでみます。
サウジアラビアETFのKSAも綺麗な右肩上がりで気になります。
現在、日本は原油高と円安のダブルパンチで貿易赤字ですが、
この理屈だと
産油国と通貨高の国は逆にダブルブーストがかかるはず。
ブラジルは世界8位の石油生産国(輸出では22位)で
世界の原油(石油)生産量 国別ランキング・推移 – Global Note
政策金利を今年3月、11.75%に引き上げています。
中銀は政策金利を11.75%に利上げ、2月のインフレ率は前年同月比10.54%(ブラジル) | ビジネス短信 - ジェトロ
ちなみに日本の金利はゼロ%
年初来で見ると対ドルで
やはり9.4%の上昇、レアル高です。
↓主要通貨の年初来騰落率(対ドル) 2022
ブラジルの詳しいレポートあり
クッキーを要求されるので注意(明示しているだけマシなのかな?)
ブラジル |フランクリン・テンプルトン(米国の投資企業)
私の計算だとブラジルレアルの年初来騰落率(対円)は
+23.5%!
過去のレアル/円のデータ
2022年1月 2日 20.5
2022年4月14日 26.8
BRL JPY 過去データ - Investing.com
4ヶ月間、ブラジル・レアルを持っているだけで23.5%のリターンを得られた
となると凄いですね。
さて、ETFならEWZ(ブラジル)、EWW(メキシコ)、EIDO(インドネシア)を買っていけばいいのですが、
「株は5月に売れ」と聞くと米国市場のETFも影響を受けるのでは?
と思ってしまいます。
私はFIREも達成できたので
リスクを取って攻めるより、
ディフェンシブに守りの資産運用で行きたいです。
利上げが終われば米債権やドル定期預金でいいかなと思うのですが
まだ2023年の終わりまでは利上げ局面が続きそうなので、
今は別の投資先を考えています。
新興国債権はリスクが高いからこそ、それだけ利率も高くなる面があるのですが、
なんとか日本円でインフレに負けない利益率を上げていきたいところです。
(全世界株インデックスは利上げ局面でどうなんでしょうね?)
ブラジルの各種長期チャートを比較していくと……
ETFのEWZは2008年5月に102.21ドル最高値を付けてから3分の1まで低下(;´Д`)エェ……?
iシェアーズMSCIブラジルETF(iShares MSCI Brazil ETF)【EWZ】の株価チャート|米国株|株探(かぶたん)
株の投資信託だと10年間で2割減。
HSBC ブラジル オープン[51311063](運用会社 : HSBC)
国債だと半減。再投資を入れて1割増。
LM・ブラジル国債ファンド(毎月分配型)[5331108A](運用会社 : フランクリン・テンプルトン)
新光ブラジル債券ファンド[4731108C](運用会社 : AMOne)
その他のファンド
米国ハイ・イールド債投 ブラジルレアル毎月[01315091](運用会社 : 野村)
NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信[1325]の市場価格は「日経会社情報DIGITAL」。
10年長期で見るとおっかない下げですね……(;´Д`)
債権は利上げ局面において値下がりしやすいのですが、
投資信託ではなく、個別の直に債権を買ってそのまま償還日までホールドしていれば
額面通りの利息が得られます。
株や債権に投資せず通貨としてだけ持っておくというのもアリでしょうね。
海外資産のリスクとして、
政情不安(情報の取得遅延による逃げ遅れ)と
為替リスクが常に付きまといます。
先進国のユーロでさえ、対ドルで見るとウクライナ危機で値下がりしているので
平和が一番ですねぇ(しみじみ)。
新興国は米国利上げで資金逃避のリスクもあるのですが、
ブラジルで言えば高金利で逆に資金が流入しており
(上のリンクのフランクリン・テンプルトンのレポート参照)
行けるかな……? と思います。
経済規模で言うとインドの方が大きいので
試しにインドルピーの債権を買ってみました。
Visualizing the $94 Trillion World Economy in One Chart
世界のGDPの規模マップ、一目で各国GDPの大きさが分かります
メキシコペソとブラジルレアルも買う予定です。
私が買うと必ず直後に値下がりするので(ドル円も124円で買った直後に121円まで戻して死ぬかと思いました(;´Д`)
ラノベ界の靴磨きなんでしょうか?)
タイミングや銘柄選定は、ご自身で慎重に、あくまで余裕資金で行って下さい。