拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

朝ドラとボレロ

2017-08-11 11:01:30 | 音楽
今朝の「ひよっこ」で、田植えが終わった後、ミネ子たち3姉妹弟が「ご苦労様でした」と言うのを聞いて、4か月前の稲刈りのシーンで3姉妹弟が同じ台詞を言ったことを思い出した。弟役の子役さん、当時はいかにもこどもこどもした言い回しだったが、今回はどうどうとしたもの。子供の成長の早さを感じた。映画の「ハリー・ポッター」でも、第1作と第2作の間に子役が大成長。背は高くなるし、声変わりをしてるし。さて、その「ひよっこ」の田植えのシーンのBGM。背後のリズムは「タンタタタ、タンタタタ、タンタタタ、タンタン」。そう、4拍子だから「タンタタタ」が一個多いがそれをとって3拍子にすればまるっきりボレロ。前もあった。「ちりとてちん」では同じリズムの3拍子で、もろボレロだった。ついでにもう一つ。「ひよっこ」でときどき使われる威勢のいい音楽は、「東京ラプソディー」のイントロと雰囲気がそっくり。

越後屋とダミアン

2017-08-11 10:36:42 | 日記
昨日アップしたベランダの溝に勝手に生えた名無しの権兵衛について、ブログに「イヌホウズキ」というコメントをいただき、リンク先のFBで「ワルナスビ」というコメントをいただいた。「ワルナスビ」は「イヌホウズキ」の別名だそうだ。「ワルナスビ」は「悪茄子」というだけあって悪い奴だから駆除を、と奨められた。途中から水を遣って育てた経緯もあり、少し心が痛んだが、悪い奴の種をうちのベランダからまき散らしたらご近所迷惑だから、今朝刑の執行。ダミアンを葬り去ろうとする育ての親の心境。「オーメン」では育ての親は返り討ちに遭うが、私は無事に執行を完了した。すると、どうだ。長ーーーーい根っこが溝を埋め尽くして同じく溝に生えていた大葉にまで伸びていた。「溝の大葉」を半日で壊滅させたのは「悪茄子」の仕業だったのかもしれない。おまけの話。「悪茄子」から「悪代官」が連想され、「悪代官」から「越後屋」が連想される(越後屋、おぬしも悪よのう。ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ)。これはドラマが作ったイメージで、本物の越後屋さん(今でもいろんな商店や料理店の屋号になっている)にははなはだ迷惑な話。同様に、「ダミアン」は日本では悪魔の代名詞のように言われるが、普通にある男子の名前だという。「悪代官」からの別系統の連想としては「あ~れ~」がある。悪代官に体をぐるぐる回されて帯を解かれる娘の悲鳴。別系統と書いたが、お膳立てをしたのが越後屋とくれば「悪代官」「越後屋」「娘」が三角形でつながる。因みに、田沼意次の時代は賄賂が横行し、役人のところに送り付けられた大きなカゴを開けると中に娘が入ってた……という話をなんかで見た。同じ方法で自らをカエサルへの賄賂としたのがクレオパトラ(伝承)。そう言えば、今朝のテレビで「古代のエジプトにいたトラは何というトラでしょう?」というクイズをやっていて、「エジプト・トラ」?とか真面目に考えた私はバカだった。答はもうお分かり、「クレオパトラ」だった。