浜ちゃん流

個人の日記です。

Satoko's diary 2021/7/12

2021年07月12日 | satoko`sキッチン
2021年7月12日

マレーシアのさとこ事情

マレーシアに来て半年。

マレーシアでは5月末に感染者数が急増し、6月1日から14日まで2週間の予定でロックダウンが実施されましたが、2度の延長の末、7月に入った現在もロックダウンが継続中です。

更に7月3日から16日までの期間でスランゴール州及びクアラルンプールの一部地域を対象に、今まで以上に制限を科す「強化された活動制限令(EMCO)」が発令される事態となりました。

製造業にあたる私の会社は通常時の60%のキャパでの操業が許可されていましたが、今回のEMCOで会社は完全にクローズし、自宅10キロ圏内での食材、衣料品の買い出しや医療機関受診等でなければ外出ができなくなりました。夜8時以降の外出も認められません。

5月末には5000人だった感染者数は6月に入って6000人台になり、7月に入った先週にはついに9000人を越えてしまいました。

私の会社でも複数名の陽性者が出ています。

私は陽性者と接触するような機会はなかったと思うのですが、先週末にひどい頭痛から始まり、続いて微熱、下痢の症状がみられたため、月曜日に会社の指示でPCR検査を受けました。


結果は、判定不能 😅


ウィルスと免疫が戦ってる最中なのかは分かりませんが、陽性でも陰性でもなく判定不能という判定が下されました。

数日後の再検査では陰性となりましたが、もし陽性となった場合は地区ごとに設定されている「コロナ評価センター」という施設で症状等を申告し、登録をした後に症状別に分けられた隔離施設で隔離されます。

マレーシア人の場合は、症状によっては自宅隔離もあるのですが、マレーシア人以外は自宅隔離というオプションを与えられないため、私が陽性だった場合は隔離収容施設に入ることになります。

この施設というのが大きな体育館のようなところに、間仕切りがないまま所狭しと二段ベッドが設置されているだけという状態の劣悪な施設です。








ここで隔離生活を送るのはさすがにキツそうです。😫

数ヶ月前に陽性となって施設に収容されていたマレーシア人の同僚は「キツかった。二度と入りたくない。」と語っていました。





政府が6月15日に発表した今後の国家回復計画の概要。


第一段階 
・現在の「FMCO/完全ロックダウン」


第二段階
・日々の新規感染症例が4,000以下となり、ICU病床使用率が下がり、公衆衛生システムが危機的な状況から脱する。
・人口の10パーセントが2回のワクチン接種を完了。
・経済活動は段階的に許可、最大80%就業許可。
・リスト掲載分野のみ操業許可
・社会活動、州をまたぐ移動は許可されない。



第三段階(早ければ本年8月末に基準に到達予定)
・日々の新規感染症例が2,000以下
・ICU病床使用率が十分に回復し、公衆衛生システムが安心できる状況。
・人口の40パーセントが2回のワクチン接種を完了。
・ネガティブリスト掲載分野以外の全セクター操業許可。
・最大80%の就業許可。
・教育、社会活動、スポーツ活動が段階的許可。
・議会開催。



第四段階(早ければ本年10月末から)
・日々の平均新規感染症例が500以下。
・ICU病床使用率が十分に回復し、公衆衛生システムが安全な状況。
・人口の60パーセントが2回のワクチン接種を完了。
・全経済分野の操業許可、より多くの社会活動許可。州をまたぐ旅行が許可、厳しいSOP下で国内旅行が許可。



7月に入った現在も想定の倍以上。第2段階までまだまだ先は長く、経済活動と感染コントロールを並行してやりたいという政府の方針も思惑通りにはいかないようです。





写真がないとさみしいので…

ロックダウン前に撮った近所の公園。

現在は立入禁止です。















もう一枚は





ロックダウン前の朝、同僚がチーム全員に朝ごはんを差し入れてくれました。

ゆで卵が乗っているナシレマという料理です。

美味しかった。😋


マレーシアに来てからというもの、活動制限やロックダウン下での生活がほとんどなので、年始から通い始めたムエタイジムも2ヶ月しか通えてないし、近くの丘に登ったり、クライミングをしてみたり、海辺へドライブしたこともありましたが、それもわずか…

運動不足です。

みんな同じか。



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