The Producers' Broadway Run Ends

ブロードウェー・ミュージカル、The PRODUCERS（プロデューサーズ）
4月22日（日）、午後3時からのマチネが、ブロードウェーでの最後になりました。

44丁目（トップの写真）の景色も変わる（？）
ていうか…ファントムばっかりが目立ってますがネ

結局、MaxがJohn Treacy Egan、LeoがHunter Fosterでのフィナーレとなりました。（BBCのサイトでは、フィナーレでのMaxがTony Danzaだったとなっていたのに、またまた過敏に反応してしまった私！もうねぇ～、悪いけど…名前も聞きたくないの！）

カーテンコールではMel Brooks、Susan Stroman、脚本家のThomas Meehanが登場したそうです。

21世紀の到来とともにオープンし、トニー賞12部門を受賞したプロデューサーズでしたが、10年を待たずに閉幕となりました。寂しいですね～ 今後も、ナショナルツアーなどで、アメリカのどこかでは上演され続けているでしょうけれど…もちろん、アメリカばかりではなくイギリス、イタリア、日本、韓国などでも。

でもねー、やはりプロデューサーズはご当地のNYで観るのが良かったんですよ。歌に歌われているSardi'sもすぐ近くにあって…もちろん、クライスラー・ビルも…そして、演劇関係者がたむろしているような街のど真ん中で観るのが、これまた格別に良かったんですよね～あーあ… ホントに面白いショーだったんですけどね。

Mel Brooksのベッタベタ・ギャグとハイセンスな言葉遊びのブレンド具合。ブロードウェーへのいっぱいの愛と、いかにもアメリカーンなノー天気な楽観主義…どれもこれも、みんなみんな私のツボだったのに！

2001年9月11日のテロのあと、NYへの観光客が激減したときに、当時のジュリアーニ市長が「今ならプロデューサーズがいい席で観られます。New Yorkに来るなら今です！」と世界に呼びかけたのがついこの間のようですよ。

近い将来にリバイバル上演があることを期待しましょう。しかし、やはりMax役はNathan Lane級の怪優じゃないとこなせませんからね～様々な条件がピッタリ揃わないと難しいんでしょうね。…実際、キャスティングの難しさというのが、意外にも短命に終わった原因のひとつなのでしょうから。

でも、また観たいよー

ショーはプロデューサーがいないと始まらないんだから～♪
みんな、安心してお金を預けてね～♪