「君の瞳に恋してる」がっ!!

JERSEY BOYSのカテも、次々とネタがあって結構なことです。（先のジョン・ロイド・ヤング、「レ・ミゼラブル」出演の話題はTheatreカテに入れたんですが）

最近、オリンピック関連でTVをつけっ放しにしていたら、大変なことを「発見」しました。

今の、いわゆる「月９」ドラマの主題歌は「君の瞳に恋してる」じゃありませんか!!歌っているのは主演のO田Y二さんで、（カバー曲として）CDリリースもするようです。

なに、この展開!?

ま、この曲（原題　Can't Take My Eyes Off You…｛上手い邦題だよねぇ｝）は、60年代のヒット曲の中でも、「スタンダードになってる度」はかなり高い方だと思うので、今さら騒ぐほどのこともないのかもしれませんが…

でも、この際だから…
しっかり騒がせていただきます（笑）


だいたい、約20年前にも、まさに「君の瞳に恋してる！」というタイトルの連続ドラマが放送されてまして、テーマにはボーイズ・タウン・ギャングがディスコ・アレンジでカバーしたものが使われていました。（これも、フジテレビの「月９」だったんですね）

以前は、この時間枠のドラマの主題歌となれば、まず、確実に大ヒットという流れになったものですが…最近は、必ずしもそうではないにしても、当然、使われている音楽には注目が集まっていると思います。

20年間に「同じ曲が2度も使われる」って、これは…やはりJERSEY BOYS（ジャージー・ボーイズ）来日するしかないんじゃないでしょうか？（なんて、強引で自分に都合のいい理屈なんだ…笑）


で、昨夜は件のドラマまで小一時間観てしまったわけですが…ちょっと微妙でございました。エンディングにはO田さんのカバーによる主題歌が流れたわけですが～これはもう、大変な破壊力でした！（「破壊力」って、便利な言葉ですわ）

今さら、歌唱力がどうこうとか(フランキー・ヴァリのように歌え!!なんて言いませんよ）、英語の発音がどうこうとか（私の英語も日本人な発音ですし）申しませんが…ただ、この歌詞（ボブ・クリューの作詞による）はねぇ、美しい脚韻を踏んでいるんですよ。せめて、そこんところを大事に歌ってくれなかったかな～～多くは望みませんが（？）、せめて韻律破壊だけは避けていただきたかった。

ま、このくらいにしておきましょう～

でも、少なくとも…この曲は「いかにも今風な」ドラマの背景に流れていても、まったく違和感がないし、勿論、古さも感じない。おそらく、オリジナルは1967年の曲だと知ったら、驚く人のほうが多いんじゃないでしょうか？まさに名曲中の名曲。ただ（同時代に作られたスタンダード曲と比べても）「どんな人が作ったのか？どんな人たちが歌っていたのか？」殆ど知られていないというのが、謎めいていて、そこがまたこの曲に付加価値を与えそうで、ちょっといい気持ちですわ。

しつこいようですが…ぜひぜひ、来日公演をお願いしたい♪



ドラマを観終わった後は、HDDに撮ってあったトニー賞授与式の映像に即切り替えました。同居人は、先の主題歌とトニー賞で歌われている歌が何故同じなのか、なかなか理解できなかったようでした（笑