Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

ファンクラブの皆様へ、、、メルマガ送信しました。

2013年07月07日 | masudaizumi.com
こんにちは。関東は梅雨明けしたとか。。


今日は七夕ですね。
やっとファンクラブの会員のみなさまへ、メルマガを送る事ができました。
遅れてごめんなさい。
おまけに、今回から送信アドレスを代えたので、送信不可の方もたくさん。

こちらにも、コピペしておきます。
お時間あるとき、気晴らしになりましたら嬉しいです。









『 癒しオペラ通信 』 ■■■■■Volume. 90. 2013/7/7発行

目次 

♪ いずみより・・・ご挨拶

♪ 私のお気に入り・・茶道

♪ 活動予定

♪ 今月のお薦め音楽・・童謡「たなばたさま」他

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★事務所よりお願い。

  今月より配信アドレスが変わりました。

  迷惑メールの設定をされている方は変更をお願いいたします。

  新アドレス;izumi.loves.opera.so.much@gmail.com

   (セキュリティ強化のため、smtp経由で送信しています)

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♪ いずみより・・・・ご挨拶

7月になって夏祭りが始まり、今日は七夕、今週はにわか雨も多いので、星が見えるでしょうか。さて、フェイスブックでは、色々と楽しいコメントをいただき、ありがとうございます。小さな会話ができるようになって嬉しいです。

まずはご報告から。フェイスブックや、ブログでは既にお知らせしましたが、
8月から、大阪・千里中央の読売文化センター(第一楽器)のお教室で、童謡教室を開く事になりました。月2回、隔週の月曜日11時から1時間半。大人のためのグループレッスンです。

内容は、「日本の唱歌、童謡の旅」と題し、作詞家、作曲家をご紹介しながら、曲が生まれた土地や背景を知る旅です。さらに「リトミック エクササイズ」を、取り入れて、歌うときの感性を全身で表現できる身体作りを行います。

大人は身体が固く、喉だけで歌ってしまうと、声が響きません。リトミック体操は、大人が忘れているスキップや、手合わせで、周りの方と一緒におおいに笑って心をほぐすという意味で、ケアセンターなどで足腰を鍛える医療療法としても注目されています。

7月はレッスン体験、お申し込みは現在13名ご希望です。皆様と一緒に童謡を学び、交流を深めていけたらと思います。

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♪私のお気に入り~ 茶道

茶道を始めたきっかけは、雑誌の撮影のため。初めての夫婦での撮影で着物で、(まだ詳細が語れずすみません!!)美術家のお宅を訪問する撮影でしたので茶道を学んでおかないと、、、と勢いで飛び込んだ世界、今更ですが、私の旦那様は、人形浄瑠璃文楽の語り、大夫というお仕事をしています。夫婦での出演依頼や、おかみさんとしての一面を扱った撮影やインタビューというものは、以前から随分ありましたが、私があまりに未熟で、ずいぶんお断りさせていただいていました。今年からは着物を着る事にもずいぶん慣れ、気持ちが前向きになったようで、かけこみ茶道はとても役に立ちました。

小さなきっかけは、大きな一歩。オペラの世界に憧れて西洋かぶれした自分の中に眠る、日本人のDNAを呼び覚ましてくれます。

茶道、といっても、まずは畳の歩き方、ふすまの開け方、箸のもち方、お月謝の渡し方、懐紙の使い方、など初歩のお作法から始って、袱紗のたたみ方、盆立てから、基本のお茶をたてるところまで。なんとか2ヶ月でたどりつき、6月30日は「伏せ傘の茶事」という、雨の時期にする懐石茶事のお稽古で、生駒の先生のお茶室へ。



番傘かと思いきや、竹で作った「露地傘」をかざして、つくばいへ。露地傘って、北風小僧の貫太郎が、かぶっているイメージの傘です(笑)



お庭の見事な苔もさながら、お道具には、季節感漂うものばかり。傘を逆さまにした形の水差し。伏せ傘という語源の懐石のお椀、ほたる篭の菓子器、蛍蒔絵のなつめ。床の間には蝉をかたどった せみ籠に、朝一番で積みにいってくださったムクゲの花。お菓子は紫陽花と鮎に水流の干菓子、私へ入れて頂いた平茶碗は、飲み終わったら茶碗の底に2匹のメダカが出没。。。などなど。



3時間の正座も、良い経験。また来年も、伏せ傘のお茶事にいきたくて、早速、涼しげな青色の着物を買ってしまった。

茶の心を勉強するまでには、まだまだ至りませんが、日本人で良かった!!

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♪ 今後の活動予定 

7月8、22日 (大阪 千里中央)読売文化センター童謡教室 体験

7月28日 (大阪天王寺区)ピンポンマム コンサート

11月12日 (宮崎県)小中学校訪問

12月 (大阪)クリスマスコンサート

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♪ お薦め音楽 ~ 童謡・唱歌の旅「たなばたさま」ほか


この季節の童謡、たなばたを題材にした作品は、ひとつしか思い出されません。江戸時代に年中行事となった七夕のうた。


「砂子」ってなんだろ?と思って、歌詞について調べると、歴史での改作の歴史がいっぱいでてきました。

戦前、2番の歌詞は、「きれいな おりがみ」で始まり、「おほしさま きらきら」の部分は「きらきら おほしさま」になっていたこと。

作詞は、権藤はなよ、と書いてあったり、はな子と書いてあったり。漢字でかいてあったり、なかったり。私もまだ、調べないと正確なことがわかりません。、

権藤は、「雪こんこお馬」という童謡集のなかで、「七夕さん」という作品を書いています。これは昭和7年、教員仲間の坊田かずま作曲。その後、下總皖一の作曲ができて、文部省から依頼で教科書に掲載するときに、林柳波の改作で 現状の歌になっています。


タイトルも「たなばた」となったり「たなばたさま」になったり。林と権藤という作詞者2人は、野口雨情を通して知人となり、林柳波の奥様と、権藤はな子は、仲が良かったとのこと。

野口雨情や権藤はなよのご子息からお話を聞いて、さらにそれが著書になっていますが、戦前の童謡は、いろいろと変化があるのですね。



話をもどして「きんぎん 砂子」の意味は、、、 金や銀を砂のような粉にした物で色紙や短冊などにふきつけて模様を描くそう。ちなみに「のきば」=家のひさしのそば。 「五しきの たんざく」の「五色」は、青・赤・黄・白・黒の五つの色。だそう

また、「赤い靴をはいてた女の子」のモデルは、静岡にいた、ということにも驚きました。文楽でも、実際にあった心中事件や歴史上の事件などを、フィクションにして膨らませて描いたりしていますが、そういうことなのでしょうか。



「里の秋」は、昭和20年末、クリスマスの夜にNHKラジオ「外地引き上げ同胞激励の午後」という番組に依頼されて作られ大きな反響を呼び、この歌が発表された当時は660万人を超える海外在住邦人がいて、帰国に困難をきわめていたこと。



私が児童合唱団の音羽ゆりかご会の団員として歌った「とんがり帽子」もラジオドラマ「鐘のなる丘」の曲。当時は、ラジオが力をもっていたのですね。ラジオから生まれた名曲がたくさん見つかりました。



童謡や唱歌を通して日本の四季を感じ、行事や、暮らしに思いを馳せることができます。現代の日本に欠けているものや、平和のありがたさを感じることが、たくさん含まれています。

こんな時代だからこそ、童謡、唱歌を皆様と共有していたいです。


今夜は、是非「たなばたさま」口ずさんでくださいね。

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増田いずみファンクラブ通信 Vol. 90


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