知財関係の仕事に関わったことのある人ならとうの昔に想像ついていたことだと思いますが、ようやく「特許の事情云々・・・」のコメントが出てきましたね。
STAP細胞はあくまでも最初の一歩であり、再生医療のためには次に機能を持った組織を作るSTEPが必要なわけです。
っで、その次のSTEPこそが再生医療の本命なはずで、誰にでもSTAP細胞が作れるようじゃ、この再生医療の分野で他の企業に出し抜かれる可能性もあるわけで、発明者としてはそこは必死に守り抜かなければならないわけです。
つまり、マスコミがどんなに騒ごうとも「ちょっとしたコツ」や「作成に成功した人」は証せないわけですよね。秘密にしているノウハウが漏れちゃ元も子もないですから。
でも、ライバル研究者達はそれを何とか吐き出させようとして、マスコミを煽ったりネットで騒いだりしているってのが本当のところではないでしょうか?
また、ライバル研究グループの中には、この騒ぎの始末に追われて研究が停滞しているこの機に乗じて一気に追いつけ追い越せで、騒ぎを歓迎している研究グループもいるでしょうし、あわよくば競争的資金の流れを変えようとする悪巧みもあるのかもしれません。
まあ、世間が騒ぎすぎて一連の研究がSTOPするのだけは避けたいですね。
マスコミが騒げば騒ぐだけ研究が停滞するわけで、このたびの一連の騒ぎは、本当に再生医療の早期確立を望んでいる人たちへの配慮っていうか、良心の見えない騒ぎに見えてなりませぬ。
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