7月も15日を過ぎたぜ!
「未だ梅雨は開けていない」って、言っているけれど、もう7月半ばを過ぎたら『夏』って言っても良いだろう!
『夏』って言ったら『海』だろ!
『海』って言ったら、おいら『海賊』の出番だろ!
と言う事で、おいらは海に行くぜ!
海賊ペン太
「ユキの姐さんは仕事で、ヨシの野郎は姐さんのお見送りをした後、洗濯やら掃除やらをして、その後は床屋に。
お蔭で相模大野駅を出るのが14時20分過ぎ。
全く、モタモタしやがって、さっさと海に連れてけって!」
3ペン太「僕たちも居ます!」
海賊ペン太「ちっ!今回は『海』だから、おいらの独壇場だと思っていたのによぉ」
4ペン太「すげぇ、ロマンスカー(特急)での旅行だぜ!」
河童ペン太「でも、ユキさんは今頃仕事中だろ?良いのかな?」
学ランペン太「数分後に急行が来るけど、贅沢に特急にしたんだもんなぁ」
海賊ペン太「内緒にしてりゃぁ、分からねぇよ。俺らだけで楽しもうぜ!」
読書ペン太「と言っても、特急料金は300円ですから。そんなに凄い贅沢と言う程では」
学ランペン太「300円っていったら、遠足のおやつ代じゃないですか?大きな金額ですよ!」
座席は先頭車両の前から6列目の窓側。
運転手さんが窓越しに見えます!
15時頃には江ノ電の江ノ島駅に居ました。
鎌倉国宝館に行こうかと思っていたのですが、『入館が16時迄、閉館は16時半』と言う事で、時間が短いから今回はパス。
さて、どうしようかと進んで行くと、白旗神社が。
場所は鶴岡八幡宮の境内です。
海賊ペン太
「白旗って、降参の時にあげるやつか?」
「降参した時に御咎めが有りません様に事か?」
※
白旗神社
祭神:源頼朝、源実朝
必勝や学業成就の信仰厚い神社との事。
何やら視線を感じる!
海賊ペン太「何だ?」
ニャン「怪しい奴ニャ!」
ニャン「思いっきり不審者ニャ!周りはカップルばかりニャのに、こいつ(こいつ等?)は…」
『大イチョウ前』…と言うか、『大イチョウ跡の前』と言うべきか…。
大イチョウが有った場所は、地上に残った木の根元部分から新たな幹が伸びています。
倒れた大イチョウを植え替えた場所(写真奥)は、その根元から沢山の小枝が伸びています。
どちらも生きていると言う事。
この後、どのようになっていくのかな?
階段を登り、振り返ると参道(壇葛)が見えます。
「嵐が出演しているCMの「光の道」の感じに似ているなぁ」
と思うけれど、此処は南向きなので、この先に太陽が上ってきたり、沈んだりはしません。
奥が八幡宮の本殿。
こちらの脇の階段は空いています。
階段を下りると、池の畔の竹を使った手すりを伝って台湾リスが近付いてきました。
読書ペン太「外来種の台湾リスです!」
海賊ペン太「『外来種』って今問題になっている奴だな!」
台湾リス「お前だって『ペンギン?』だろ!外来種じゃねぇか!」
海賊ペン太「・・・」
『おんめ様』と言われて親しまれている大巧寺を抜けて近道を。
境内は綺麗に手入れがされており、花が多いお寺です。
おんめ様は工事中。
河童ペン太「妙本寺です。ヨシとユキさんがお気に入りのお寺ですね」
海賊ペン太「何か金銀財宝でも有るのか?」
学ランペン太「大きいお寺だけれど、観光客も少ないし、遠足のコースにも先ず入らないお寺ですね!」
読書ペン太「三十三観音とか二十四地蔵、十三仏巡りの御朱印巡りの何れにも入っていないですね。」
※気持ちが落ち着くし、何だか好きなんです!
写真は二天門。1840年に作られたとの事。
四天王ではなく、二天王だけが安置されているからと言うのが名の由来との事。
祖師堂に向かって右側の持国天。
左側の多聞天。
海賊ペン太
「四天王の内2人だけが居るから二天門か。」
「俺達ミニペン太は、4匹居るから、4天王って感じだな」
ヨシ
「じゃぁ、大きなペン太は?」
海賊ペン太
「四天王の上の存在・・・ラスボス!」
ヨシ
「ラスボスって、最近では小林幸子の事を言うんだよ!」
海賊ペン太
「昔、頭にヒマワリの花を付けている女子高生が沢山居たよなぁ。こんな感じかな?」
学ランペン太
「休みボケで花が咲きっ放しって事ですかね?」
読書ペン太
「他にも山姥とか、ガングロとか、色々有ったそうですよ」
河童ペン太
「頭にお皿・・・って言うのは無いの?」
花海棠(はなかいどう)の花が綺麗なお寺ですが、この時期は凌霄花(ノウゼンカズラ)が咲いていました。
これも良いですねぇ。
日蓮宗の開祖である日蓮を祀る祖師堂。
祖師堂の縦に奥行が有る屋根と背景の山、大きな建物…好きだなぁ。
海賊ペン太
「何でぇ、目に見えるお宝が有るから好きな場所じゃねぇのか」
「まぁ、船首で海風に当たっているのが好きだけどよぉ、それって感覚的な事だからな。分からなくもねぇぜ」
妙本寺が有る比企谷(ひきがやつ)は、比企一族の邸宅が有った場所が名の由来。
北条氏に滅ぼされた比企一族の供養塔が有ります。
その脇に何か動くものが・・・。
あっ!
海賊ペン太「怠慢リス!」
怠慢リス「こらっ!台湾だよ!」
お墓の上にも
2匹居ました!
学ランペン太「小石の間やその下を探して何やら口の中に溜め込んでいますね」
海賊ペン太「お宝か? 比企家の埋蔵金か?」
海賊ペン太「比企家の供養塔だ!」
葉っぱの上に何やらワラワラと虫が集まっているぞ!
3つの葉っぱには、さっきの沢山の虫が乗っている葉とハエが乗っている葉と、違う虫1匹が乗っている葉が。
海賊ペン太「夫々の部屋で、これがアパートみてぇだな」
学ランペン太「左の虫達だけ集団生活なんですね」
海賊ペン太「他は『1匹狼』って事かな!」
三つ葉の植物は、苔が覆い尽くす岩の先に。
読書ペン太
「この苔の中にも小さな虫や微生物が居るんだろうなぁ」
学ランペン太
「色々な種類の植物も生えていそうですね」
河童ペン太
「キュウリは生えていないのかな?」
海賊ペン太
「この虫よりも、もっと小さな奴らにとっては、この岩が地球位の存在なんだろうな。」
ハエと分からない2種類の虫。
海賊ペン太「こいつら、こんな近くに居て食ったり食われたり、追い払ったり、喧嘩しねぇのかな?」
読書ペン太「夫々天敵ではない種なのかもしれませんね」
河童ペン太「天敵でもお腹いっぱいなら襲わないのでは?」
学ランペン太「適度な距離なのかもしれませんね」
※集団でいるのが心地よい虫と、1匹で居るのが良い虫、邪魔でないのならわざわぜ敢えて干渉したりはしない3種の虫達。
別に其処に居ようとも、構わない。
2代将軍源頼家と比企家の娘との間に生まれ、比企一族と共に命を失った一幡の袖を埋めた場所。
読書ペン太「一幡は6歳だったそうです」
海賊ペン太「権力争いに巻き込まれたとは言え、残酷だなぁ」
「そう言う点では、人間はさっきの虫以下何だよなぁ~」
この日の夕飯はアジの開きでした。
海賊ペン太「鎌倉土産は鯛の尾頭付き!」
河童ペン太「でも、お腹に餡子が入ってますよ!」
読書ペン太「ん?それって、あの伝説の鯛なのでは?」
学ランペン太「店の叔父さんと喧嘩する奴ですか?」
※小町通と若宮大路を繋ぐ横道に昨年12月にオープンしたと言う浪花家さん。
麻布十番の浪花家さんから暖簾分けしたお店との事。
HP:http://kamakura-naniwaya.wix.com/taiyaki
※
ペン太達が居るとは言え、1人で鎌倉に行ったのは初めてでした。
まぁ、勝手知ったる鎌倉だし、好きな場所だから1人でも楽しいのだけれど、誰かと一緒の方がもっと楽しいのは確か。
1人だと歩くのが早くなるので、鎌倉の様な観光地だと他の人と歩く速度が合わず、歩き難いですね。
とは言え、鎌倉は良いなぁ。
「帰りたくないなぁ」と思ったもんなぁ。
ユキさんとだと、なかなか出来ない事をやろうかな?
海賊ペン太「おっ!悪い事か?ナンパとか!」
ヨシ「違います!」
折角来たのだからと言う事で、ゆっくりでも寺社仏閣を巡るのですが、1人だから海岸や鎌倉の山中で1日ボーッとしていても良いし、お店やお気に入りの寺社でのんびりしていても良いんだよね。
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