夏の暑さを避け手、山に行こう!
今迄夏に訪れて、楽しい思いが一杯の秀麗富岳12景の山々。
今回は清八山1593mと本社ヶ丸1631m。
12景の山々の中でも標高が高い方だし、1000m無い山と違って涼しいだろう。
って思っていたんだけどね…。
中央本線の笹子から登ろうかと思っていたのだけれど、富士急の河口湖駅からバスで行くと、結構山奥迄バスで行く事が出来る。
1時間ちょっとで清八山に行く事が出来、此れは大きく時間を短縮できるので、こちらを選んだ。
以前、夏に大峠迄タクシーで行った際、タクシーを降りた瞬間「寒い」って思った。
快晴だけれど、1500m程の場所は涼しくて、その中で朝食を食べた。
今回もバスを降りた瞬間「涼しい~♬」と言うのを期待 (^▽^)/
写真のカーブの直ぐ下がバス停。
天下茶屋行きのバスはさらに上に登って行きが、乗客は全員此処で下車。
王様「ん、話に聞いたヒンヤリが無いではないか!」
ポンチョ「日陰でヒンヤリは感じますが、高地ならではの冷や~が無いですね!」
犬「バス停は標高1230mと地図にかいてあるのぉ~。100mで0.6度さがるから、海抜0mより7度は低い筈じゃな!」
猛暑、酷暑と言う事で、甲府等の内陸の町で37度とか38度とかの温度が記録されていた時期。
7度低くても・・・30度か。
納得・・・。
風が抜けないので、蒸し暑くてたまらない林道を歩く。
飛び交うアサギマダラに励まされながら歩いていくと、道路を左から右に横切る沢の水を道路の下を使って通すトンネルが有るのですが、、そのトンネルを通って道路の右側の沢から左の沢に駆け上がる何かが。
4足歩行の灰色っぽい色の何かで、
私は「アナグマ?ん?それよりは大きいな。灰色と白が混じった毛・・・猪?」
ユキさんは「猪?」
と思ったとの事。
そしてその顔を見て・・・
「カモシカだ!\(◎o◎)/!」
振返ったカモシカも「うわっ!人間だ\(◎o◎)/!」
と固まった状態。
急いでカメラを取り出すと逃げてしまうと思ったので、「敵意は無いよ!」と言う事で、ゆっくりと何度もお辞儀をしながら腰のカメラを取り出して写真撮影。
カモシカの居る方が暗くてピントが合わない・・・。
カモシカも立ち去るチャンスを計っていて、じっとこちらを見ていた後、前を向いて数mゆっくりと歩いて離れました。
此方に背を向けたまま立ち去るのは危険と思ったのか、数m離れたカモシカは、再び振返ってフリーズ状態。
もう少し撮影させてもらい、こちらからゆっくりと立ち去る事にしました。
「じゃあね~。ありがとうね~」
と声を掛け、もっと見ていたいなぁ~と思いつつも、カモシカさんと別れました。
三つ峠からの尾根と合流する大幡八丁峠。
此処から三つ峠の間にレンゲショウマなどの花が咲いているとの事。
「この周辺でも見られるかな?」と期待していたのですが、残念ながら見られませんでした。
代わりにキノコを。
ヤマハハコかな?
秀麗富岳12景の1つである清八山山頂に到着。
右の雲の間に富士山が。
此処で昼食にしました。
河口湖駅のお店で購入した富士山型のマシュマロ。
ユキさんがトイレに行っている間に見付け、こっそり購入。
ホツツジの花。
山地の日当たりの良い場所に生える落葉低木で、高さは1~2m程になるとの事。
この木は腰位の高さだったな。
北海道の南部~九州に分布し、漢字で書くと『穂躑躅』
コアジサイ(小紫陽花)の花。
高さ1~1.5m程になる落葉低木で、関東以西~九州に分布。
一般的な紫陽花と違い、花の周囲に装飾花が無いのがこの花の特徴。
写真のコアジサイは、小さくてふくらはぎ~膝の間位の高さで、落ち葉で覆われた落葉樹林の土で急な斜面に生えていました。
岩場の斜面で見付けたラン。
ウチョウランだと思うのだけれど。
次の岩場で見付けたラン。
此方は沢山群生していました。
最初のランと同じウチョウランと思っていたのだけれど、写真を見ると夫々の葉の形が大きく異なりますね。
前者は細い葉で、こちらは幅が有る葉。
・・・何だろう?
イワカガミも発見。
花の時期はとうに過ぎ、めしべの根元が膨らんで実になっています。
開花後のイワカガミの姿を見る事が出来て2人で「へぇ~こうなるんだ」と言った具合。
秀麗富岳12景の1つである本社ヶ丸(ほんじゃがまる)。
雲で富士山は見えませんでした。
小片が三ツ峠。
「あそこが地図に記されている花畑かな?」
「行ってみたいけれど、結構急だね」
等と話をしていました。
イチヤクソウを発見。
此れも初めて見る花。
丹沢では見られなくなった植物や数が減って見る事が難しい花にも比較的容易に出会う事が出来る山梨の山々。
矢張り魅力的だなぁ~。
でも、・・・・今日はとにかく熱い。
本社ヶ丸山頂でも30度有りました。
もうヘロヘロで、水の残りも僅かで、飲む量をセーブしての下り。
体がきつかったなぁ~。
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