いち・に・山歩!! 

街・山、名所・イベント等、様々な場所に出没!
『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

妖怪と蕎麦と湧き水と薔薇 ~魅力いっぱいの不思議な空間  深大寺・神代植物公園2016.5.14(土)~

2016-05-14 22:36:42 | 街・観光地編2016

 東京都調布市に行って来ました。
調布駅で降りるのは2回目。
義妹のお見舞いの際に駅で降りた時以来だから、5~6年前かな?
京王線の乗換駅なので、駅構内を歩く事は有っても、改札の外には出ないんだよね。

 昔、座間の実家から自転車で吉祥寺迄片道3~4時間掛けて行った事が有るけれど、その時は、駅のすぐ横を通った記憶が有るなぁ。

 調布駅からバスに乗って深大寺に。
今回の目的は深大寺と神代植物公園のバラ園。
周囲は住宅街で、大通りは車が行き交う場所。
交通情報でよく聞く中央高速の「深大寺バス停」は直ぐ近くで、途中のバス停。
深大寺周辺の谷間は緑の木々で覆われており、参道沿いには蕎麦が立ち並び、彼方此方で水が湧いて小川が流れていて雰囲気が異なる。
此処が参道入口。
左手のこいのぼりの様な物が見える建物を見て、
 「これが有ると聞いていたけれど、入口に有るんだ」
 「予想を裏切らない造り」
と思った。

 鬼太郎茶屋
水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎の茶屋です。
出身地の鳥取には「妖怪の像」が点在する妖怪ストリートが観光地になっていますが、調布市は水木氏が住んでいた町。
屋根の上(建物前面)には鬼太郎の巨大な下駄が、左手の屋根には妖怪の顔が乗っています。


 茶屋の前では串に射してある焼団子が売られていました。
その一番上には・・・

 「目玉の親父だ~」\(◎o◎)/!

インパクト大で、多数居た海外から来られた観光客の方々が撮影をしていました。


 鬼太郎茶屋前の『鈴や』で昼食にしました。
座敷席に通されたので、窓の向こうの鬼太郎茶屋を見ながらの昼食になりました。
鬼太郎茶屋を見学するのを忘れてしまったなぁ。
ユキさんが「目玉の親父の串刺焼きを食べよう!」と言っていたけれど、お腹いっぱいで食べられなかったなぁ。

 妖怪ポストも何処かに有ったのかな?
お土産の商品なら、一部が欠けている『目玉の親父の茶碗風呂』とか、『鬼太郎のチャンチャンコ』とか『下駄』、砂掛け婆が蒔く砂を入れる『器』や砂掛け婆の『着物』とか、『一反木綿』、子泣き爺の『蓑』と『よだれかけ』・・・。
「ネズミ男が着ている『フード付きの服』も有るかな?」
と言ったら、ユキさんは「臭そうだなぁ…」と言う反応。

 確かに…。
洗い立ての匂いと言うのは、逆に「違う!」と言う気がするし・・・。 

 『揚げ蕎麦掻き』と言うメニューが有ったので、注文した。
蕎麦掻きは知っているけれど、『揚げ』は初めて。
外はカリッ、なかはそばを練った塊という感じ。
結構お腹にズシリと溜る感じ。
これがお腹いっぱいになった理由かな?

 ざる蕎麦の大盛(手前)と天ぷらそば(奥)を注文。

 完食!

学ランペン太「ペン太参上!」
      「さて、僕のお昼は?…」

 食事後は参道を通って深大寺へ。
深大寺前を横切る参道は、お寺側に小川と木々、反対側は茶店が並んでいます。
茶屋の建物は古い建物ばかりで、ガラスとか一部を隠せば時代劇でこの場所を利用しても良さそうな光景。
人混みでごった返していなければ、
 「何処に来たのだろう?」
と思ってしまう感じ。
ちょっと京都を思い出すなぁ。

 深大寺の山門。
茅葺の山門で、1695(元禄8)の普請と言う境内最古の建物だそうです。

 本堂。
慶応の大火で焼失し、大正時代に再建された物。

 元三大師堂。
慶応の大火の2年後、1863(慶応3)に再建された建物。
深大寺は奈良時代、733(天平5)に開山されたお寺で、100年以上経った後に天台宗に変わったとの事。
東京や神奈川では天台宗の寺院は少ないと思う。
お寺の方が着られていた法衣も見慣れない物だったなぁ。
あれも宗派の違いなのかな?

 傍らには石仏が。
左は馬頭観音、中央は複数の手を背後に持っている観音さま、と元三大師と刻まれた石仏、右が複数の立ち姿の石仏が掘られた物の4柱。


 元三大師の石仏。
これは初めて見たなぁ。
現代美術の彫像や抽象画に出てきそうな姿。
この姿のお札だかが売られていたなぁ。

 深大寺の参拝の後は神代植物公園へ。
入園は大人¥500。
バラ園に到着。


 今が満開で、花盛りでした。

 京成バラ園と違って散策路にバラの香りが充満していると言う事は無かったけれど、近寄って嗅いで見ると香りの違いが有って面白かったです。

 バラフェスタと言う事で、バラのお茶やアイスなどを売っていました。

 バラのアイスを購入。
ローズヒップティーが有るので、あの酸っぱい味かと思ったら、何やら青臭さが最初の印象。
その後に酸味が。
観光地に行くと、色々な物でアイスが作られているけれど、その味が分からない物も多い。
そう言う点で、このバラアイスは「明らかにバニラアイスとは違う」と分かります。
でも、この青臭さと言う植物の味が直ぐに「これはバラだ!」とは思わないなぁ。

 調布駅に戻り、駅前の『ちとせやcafe』でお茶。
調布駅周辺は、線路の地下化と周辺の再開発ですっかり様子が変わっていました。
ちとせやcafeは1階が禁煙席で2階が喫煙席。
1回はレジや厨房、パソコンなどが有る部屋等が有って席が少ないのが残念。
喫煙席は2階なのだけれど、1階のレジ付近は煙い。
空気が2階から流れてくるのかな?
 1階に厨房やレジ、倉庫等が有るのは普通なので、どうしてもお客さん用のスペースが狭くなる。
半地下とか、半2階とか高低差を使って同じ土地の面積でもスペースを広くする事って出来ないのかな?
建蔽率やその他の法律で出来る事、出来ない事も有るのだけれど、狭い物件を如何に広く出来るか。
店舗として貸そうとするのであれば、建て方次第で価値を大きく変えられそうだなぁと、そんな事を感じながらのお店訪問でした。

 この日は義母の75回目の誕生日。
75か。
凄い事だと思う。
今でも凄く元気だし。

 自分は幾つまで生きられるのかなぁ?
母は昨年69歳の誕生日に亡くなった。
69歳と0日、日が変わって直ぐ亡くなったし、その前日から意識が無かったので、誕生日を実感する事も無かった。
最後の5~6年は入院生活だったし、40歳になる間際から肉体、精神に変調をきたしていた。

 自分は、この先どうなっていくのかなぁ?
この先5年、10年、15年で様々な事が身の周りで起こるだろう。
今は元気な義父母も実家の父も、逃れる事の出来ない事とは言え・・・。

 昔から名前を知っている洋菓子店、スリジェのケーキを買って帰った。
我々と義父母の分で合計4個。

 綺麗だなぁ。
予想通り美味しいケーキだった。
こう言う本格的な物って久し振りな気が。 

 ライチのケーキ。
ライチ化、珍しいなぁ。

 また、深大寺に行きたいなぁ。
初めて訪れた際は自転車だったけれど、何処かの土産物店に入っておそばを購入した。
お爺さんと話をした記憶も有る。
店主「何処から来たの?」
よし「座間です?」
店主「座間?」
よし「米軍の厚木基地の近くです」
店主「あぁ、遠くから来たねぇ」
店主「ちょっと待って、試作品なんだけど、食べてみてよ!」

と言う事で、蒸かしたてのお饅頭を戴いた。
美味しかったなぁ。
こう言う出会いももてなしも嬉しかったから
よし「また来ます!」
と言ってお店を去った。

 そう気にする必要は無い事と思うけれど、そのままになっている事が心の奥でずっと引っ掛かっていた。
あれから21年かな?
「同じお店に行きたいなぁ」と思ったんだけれど、同じ様なお店が沢山有ってなぁ~。
山門前を横切る通りのお店の様なのだけれど、ちょっと確信が持てなかったなぁ。
もっとじっくり見て歩きたかったなぁ。

 もう1度訪れたいなぁ~。

 深大寺、神代植物公園、思い出がまた1つ出来ました🎵

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿