2月も半ばに差し掛かり、寒さが厳しいですが、春の便りが届いたので、探しに行って来ました。
JR東海道線、二宮駅で降り、駅の北側に有る吾妻山へ。
東海道歩きで立ち寄った吾妻神社に。
前回の訪問時は銀杏臭が立ち込めていた吾妻神社ですが、銀杏はすっかり姿を消していました。
拝殿前の桜は、早咲きの川津桜かな?
吾妻神社は日本武尊の妻、弟橘媛(おとたちばなひめ)を祀る神社。
浦賀水道を船で渡ろうとした一行は、荒れた海で進む事が出来ず、弟橘媛は、「女である自分が船に載っている事で、海の神が怒っている」と言い、海に身を投げ、すると海が鎮まったと言う伝説になっています。
弟橘媛の簪が流れ着き、それを祀ったのがこの神社の由来とされています。
東征後に日本武尊が吾妻山に寄り、妻が身を投げた海を見ながら歌を呼むのですが、吾妻山は神奈川県の伊勢原市にも有り、そちらの山頂にも「日本武尊が立ち寄ったのは此処吾妻山で・・・」と、「日本武尊が来たのはうちの町の吾妻山だ」と主張する案内看板が立っています。
どちらにしても悲しいお話です。
前回は吾妻神社迄登り、その先には行かなかったのですが、菜の花が咲き誇る山頂は、神社の直ぐ先でした。
神社の正面左、鳥居を潜って直ぐ左に延びる道を行き、1~2分の距離。
もっと距離が有ると思い、道の状況も分からないから前回は来なかったのに、直ぐ其処が山頂だとは・・・。
と、驚きました。
西側を菜の花が囲む形で花畑が延びています。
辺りには菜の花の香が漂っていました。
吾妻山山頂から西側の眺望。
富士山も薄く見えましたし、海や真鶴、伊豆半島は良く見えました。
吾妻神社と反対側、山頂の北側を下りました。
そちらには小さなお社が建っており、浅間神社との事。
曽我兄弟の姉が建てたと言う由来が記されていました。
富士山も見えるし、浅間信仰信仰に良い場所なのかな?
麓のパン屋さんとコンビニで食べ物を購入し、山頂で昼食。
街のガイドマップの他に、パン屋等のマップを配布しているものの、其処に掲載されているパン屋さんの殆どは日曜日がお休み。
菜の花祭りの期間は、駅から吾妻山と言う普段人が無い区間に大勢の方が来られるので、その期間だけでも定休日を変えてほしいなぁ~と。
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