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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

相模國六社巡り 2017.1.23(月)

2017-01-23 20:09:38 | 街・観光地編2017

 「相模國六社巡りをしよう!」
と思い立ち、1人のお休みの日に家を出ました。
6社巡りは、相模の国の一の宮~四の宮と八幡宮、総社を含めた6つの神社を御参りする物で、昔は相模の国に赴任した国司は、その国の
平和と安全を祈願したと言う物。

相模の国だと
一の宮 寒川神社(寒川町) さむかわじんじゃ
二の宮 川匂神社(二宮町) かわわじんじゃ 
三の宮 比々多神社(伊勢原市)ひびたじんじゃ
四の宮 前鳥神社(平塚市) さきとりじんじゃ
八幡宮 平塚八幡宮(平塚市)ひらつかはちまんぐう(1国1社の八幡宮、五の宮格)
総社  六所神社(大磯町) ろくしょじんじゃ

と言う事になります。 

 先ず一の宮から。
海老名から相模線で宮山駅に。
宮山駅からは徒歩で寒川神社へ。
20年近く前に来て以来だな。
大人になってから来たのは1回のみ。
今回も学ランペン太が受験生を応援、祈願する為に同行しています!

 帰宅後調べたら、近年建てられたり建て替えられたりした物も有り、ちょっと印象が変わっていました。


 「これより御神域につき犬を連れてのご参拝はご遠慮下さい」
の看板。
犬が神様の遣いと言う神社も有るし、狛犬も居るけれど、此処はNG。
私に同行しているのは『ペンギン?』だから、ペンギンはokだよね!

 神門。
平成5年に竣功との事。
門の上のねぶたは、新年のお飾りで、『干支ねぶた』と言われている物。
此れは前回訪れた際も有ったなぁ。


 この神門が建てられた後に訪れていると言う事なんだろうなぁ。

 内側からの神門の様子。

 昔は砂利が敷き詰められていた本殿前は、今ではこの様子。
土埃は立ちません。

 平成9年竣功と言う御本殿。
20年前か。
どうかな?
もっと古い建物の時に訪れたような・・・ちょっと曖昧。

 ペン太が皆の学業の成就についてお祈りします。

 「おっと!」
「僕たちもいるぞ!」
「独占はゆるさないぞ!」

 と言う訳で、皆で参拝!

「今年も美味しいキュウリが収穫出来ますように!」
「お宝発見できますように!」
「日々学んだ事が身につき、実になりますように!」
「自分が見付かりますように!」

どれがどの子の願いかな?
   

 参道を通って寒川駅に向かいます。
昔、寒川駅まで歩いた事が有りましたが、この参道を通ったのかな?

 どうやら途中で左折して線路と並行する道を行ったようです。
その道を行くとラメールと言う洋菓子屋さんへ行く事が出来るのですが、この日は参道の入口の鳥居を抜け、線路を渡って左折し、大通りを通って寒川駅へ。
そのせいでラメールには辿り付けませんでした。

 寒川駅から終点の茅ヶ崎へ。
東海道線へ乗り換えます。
向こうのホームに何やら岩が・・・。

「あっ!烏帽子岩か!」
ササンオールスターズの歌でも歌われている「相模湾の烏帽子岩(えぼしいわ)」が駅のホームにも作られていました。


 次は此処も20年近く前に訪れて以来の二宮駅!
以前有った伊勢治書店は無くなっていました。
セブンイレブンの有る場所だったのかな?

 駅前のガラスのうさぎ像。

 二宮が舞台となっているお話です。

 銅像の手の上にガラスの像が乗せられています。

 二宮駅からバスで押切坂上(おしきりさかうえ)に。
近いので、徒歩でも十分の距離でした。
此処のあるのが一里塚跡の石碑。
江戸から18里。
3.9km×18=70.2kmの距離なんですね。

 此処に二の宮である川匂神社があります。


 階段の上に有る茅葺の随神門。

 木造の随神兵が左右に納められていますが、傷みが激しいのでガラスケースに収められています。

 境内の様子。


 手水場の前のテーブルには、パンフレットが置かれており、

 「天気の良い日には此処から富士山が見えます」

と言う貼り紙も。

 何とか富士山の右端が!

 絵馬は鮮やかな色調の龍。
今年は辰年だっけ?
どうやら干支は関係無い様です。

 御本殿。
左右にも小さなお社が有り、異なる神様が祭られています。

 御本殿前でが六社巡りの御朱印帳とお札を祀る際の説明等が。

 境内の梅はチラホラと開花していました。

 御札のラインナップ。
火神御札(手前左)、歳神御札(手前右)があまり見ない物かな?
『火産竈神璽』のお札を選びました。

 猫御籤¥300を。
大吉でした。

 御筒粥祭を行う神社だそうで、その説明がありました。
以前テレビでこの神事が扱われていて存在を知っていましたし、新聞で神事を復活させた神社の記事を読んだ事が有りましたが、実際に行っている神社で、その事について記されている物を目にしたのは初めて。
実際に見てみたいけれど、1月15日に行われたとの事で、今年は既に終了していました。

 御朱印を戴き、甘酒も戴いて冷えた体を温める事が出来ました。

 「何だか、とてもスッキリした気分」
 「明日からまた残業頑張ろう!!」

と、何だか活力も!

 皆でお礼と様々な事への祈願をして、川匂神社を後にしました。
何だかとても良い雰囲気と言うか、良い空気の場所だったなぁ~。

 川匂神社手前の袖切地蔵
西日本を中心に『袖もぎ地蔵』と言うお地蔵さんが有り、片袖をちぎって備えて航路の安全を祈願する信仰が有るとの事。
この『袖切地蔵』も同じ信仰なのだろうか?

 このお地蔵様と、道の反対側に有る石製の小さい祠共に名の花とミカンが備えられていた。
二宮町の名物としようとしている菜の花と自宅のミカンなのだろうか?

 国道1号線に合流する場所に有る茶屋薬師堂。
歩道橋の階段から撮影。
川匂神社はこの先に、1号線は背後に左右に通っています。

 薬師堂の前に並んでいる石仏。
三猿の庚申塔などが有り、1718(享保3)年の物との事。


 1号線、二宮駅への途中に有る『越地の辻の地神塔』1802(享和2)年の物とパンフレットに記されていました。

 川匂神社入口のT字路。
神社は右手。
1号線は小田原に向かって伸びています。
旅人が盛んに行き期した道は、現在車が盛んに行き期しています。
泊まる車が無いので、行き交う旅人を相手に商売をしていた宿や茶屋等が無くなってしまったのですね。
 駅迄の道で、道沿いのお店の壁やブロック塀等に昔懐かしい鉄製の板看板が。
錆びて文字が消えかけた物が大半ですが、複数の割烹店とや旅館が記さされた物も有りました。
温泉地や有名な観光地ではないので、廃業した物も多いのではないかな?


 駅近くの和菓子屋さん『みせ吉』に寄りました。

 『ガラスのうさぎ』2つとウサギ最中2つを購入。
ウサギ最中はこしあんと粒あん。
何れも¥110でした。

 ペン太達とウサギ最中。


 寒川名物の八福餅。
12ケ入りで¥1080。
もう少し少ない個数の物が有っても良いのですが、12ケ入りしか有りませんでした。
「赤福」に似ていますね。

 今回出発前にイオンで購入した集印帳。

 寒川神社の御朱印。

 川匂神社の御朱印。

 寒川神社の八方除けのお札と川匂神社のお札。

 川匂神社で頂いた『六社巡りの御朱印帳兼案内』と『延喜式内相模十三社巡りのパンフレット』。
13社巡りか・・・。
六社巡りを終えたら、次は十三社巡りへと移行したくなりましたね。

 その他のパンフレット。
お土産物とか散策路の地図とか石仏巡りとか…色々有りました。




八方除 寒川神社

寒川町 寒川町HP
寒川町観光協会
寒川町観光協会ブログ

二宮町観光協会









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