先週の金曜日に同じ職場の人に「異動したAさん辞めたんだって?」と聞かれた。
「えっ?」
初耳だし、「まさか」と思う。
「早期退職で他にも辞めた人がいて、『ただでさえ仕事が終わらないのに、会社は何を考えているんだ』って、異動先の部署の人が言っていたよ」
と・・・。
「え~・・・辞めてどうするの・・・。未だ未だ定年迄年数が有るし、年金を貰うにも10年以上有る筈」
「直ぐに他の職場が決まるとは思えないし、噂話何じゃないかな」
土曜出勤は、他部署の仕事を行う『応援』となる。
昨年度はAさんと同じ班だったので、「どうなのかな?」と思いながら出勤した。
「居ない・・・」
でも、「新年度に際して、他の班に組み込まれただけ」かも知れない。
仕事を終え、同じ土曜出勤班の人に聞いてみた。
「Aさんは3月で退職したよ」
早期退職の求めに応じたとの事で、他にも数人いるとの事。
その中に入社時から知っていて、随分と世話になったし、一緒に多くの仕事をこなし、ふざけ合って、からかい合ったM先輩の名も含まれていた。
「まさか・・・」
正直信じられなかった。
残業調整で今日は定時で上った。
更衣室へ行く途中、M先輩の同じ部署のTさんに出会った。
Tさんも昔から知っている先輩で、更衣室のロッカーが同じ並び。
話をすると、矢張りⅯ先輩もAさんも3月で退職したとの事。
「年齢的な事も有るから直ぐ他が決まるとは思えないし、何処でもすぐ採用されるとも思えないから驚いたけれど、条件面も有るだろうけど、それ以上に色々会社に言われたんじゃないの?そうでなければ辞めないでしょ」
との事。
付き合いも長かったし、話をしたかったな。
別れのショックも有るし、会社への不信感も。
2人の部署は、仕事が終わらず毎週休日出勤を募っていた部署だった。
社員を減らしてパートや派遣を入れるんだろうな。
同じ職場で派遣のまま連続して働かせる場合、或る年数を過ぎると直接雇用にしなければならないとか、社員に・・・と言った派遣法の改正はうやむやになり、何時までも派遣やパートのままと言うのが現状。
それは派遣やパートのまま何十年も働く人が増えるだけでなく、「社員だから」と言う事で辞めさせられる人が発生する事にもなっている事を政治家や御役人は分かって欲しい。
私も定年迄は居られないのかな?
定年は60歳で、皆その後パートになって仕事を続けている。
65歳迄働かないと年金はもらえないもんなぁ。
でも、早期退職だと、新しい職場を見付けないといけない。
そして、その会社の『定年』若しくはパートとなっても『働き続ける事が出来る年齢』65歳以上である事も必要。
50歳を過ぎた段階で急に「早期退職」に持っていかれた場合、そんな都合の良い再就職先が直ぐに見付かるだろうか?
何だか憂鬱だなぁ~。
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