鎌倉へ行って来ました。
今日の目的は鎌倉ハイキング。
衣張山のハイキングコースが今回の目的地。
衣張山は眺望が良いとの事。
海側や鎌倉の山々だけでなく、富士山も良く見えるのかな?
何時もの様に片瀬江ノ島で降り、江ノ島駅前の移動販売のパン屋さんで翌日の朝食用のパンを購入。
かきやさんで昼食を摂り、腰越迄歩いて江ノ電で鎌倉駅に。
報国寺の前です。
今回は、此処を通り過ぎます。
此処がハイキングコースの入口。
細い道で
「此処で良いのかな?」
と不安になります。
『巡礼古道』と木の板にペンで掛かれた手作り看板が。
ハイキングコースに入って直ぐ、頭上が何やら騒がしい。
見上げると、其処には台湾リスが。
見てる分には可愛いのだけれど、自然界の事を考えると、台湾リスやアライグマが繁殖している事は問題なんだよね。
広葉樹だけでなく、スダジイなどの常緑樹も多い低山です。
もみじの紅葉(こうよう)には最盛期でした。
赤、オレンジ、黄色。
陽が射した時の紅葉は、輝いていて綺麗だよなぁ。
道の横には、薄い石板が其処彼処に並んでいます。
『庚申塔』と刻まれています。
道の奥まった所に行き止まりの場所が。
岩をくり貫いた部分に石仏が彫られていました。
金剛窟地蔵尊との事。
彫られた時代は分からなかったけれど、数体の石仏が鎮座していました。
道の左右にはがっぽりと削られた岩が。
「土の地面の下は岩の山」
と言う山の様で、岩の切り出し場だった様子。
「鎌倉石は柔らかくて加工がし易く、多くの石仏等が作られ」
と聞いた事が有るけれど、その鎌倉石の切り出し場だったのかな?
報国寺は谷底に有ります。
その先で左折し、右岸の山を歩いていましたが、この住宅街で右岸尾根は終了。
この先右手の公園内を通って左岸尾根に入ります。
住宅街で出有っったニャン。
我々を見て固まっています。
地図を確認するユキさん。
右側の道路端、ゴミ捨て場のネットの先にさっきのニャンが居ます。
こちらを見ながら道の端をそろりと静かに歩いています。
左岸尾根に入り、少し上った所に笹の間から眺望がきく場所が。
どの方角を向いているのかな?
山ばかりだから、市街地や海側でないのは確か。
開けた頂上に。
「此処が衣張山か」
「確かに眺めが良い」
と、話していたのだけれど、実は手前の浅間山でした。
浅間山、衣張山共に写真の様な石塔とお地蔵さまが居ます。
唯、浅間山のお地蔵様は写真様に新しくて近年置かれた物です。
浅間山からの眺めもなかなかの物です。
焼却場の煙突と相模湾、写真右手の海の奥、水平線にうっすらと見えるのが伊豆大島です。
この写真の方が分かるかな?
伊豆大島の右手に小さな島が有るのですが、此れは利島(としま)だと思います。
「11月で退職された先輩は、青ヶ島だったか御蔵島の出身だったなぁ」
「親の介護をするとの事だったけれど、島に帰られたのかなぁ?」
「元気に過ごされているのかなぁ?」
等と思いながら見ていました。
で、こっちが本当の衣張山。
山頂には浅間山同様に石塔とお地蔵さまが。
浅間山よりもさらに眺めが良い。
東側が開けていて良く見えます。
でも、その先は崖なので、足元に注意!!
稲村ケ崎とその向こうに江ノ島、写真中央から右手に富士山の裾がほんの少し見えます。
スッキリ晴れていたら、富士山がよく見えていたでしょうね。
アップにしないとこんな感じ。
「前面が海、背後が山」と言う鎌倉の地形や相模湾の海岸線の形が良く分かります。
大船観音も見えました。
相模湾に射しこむ夕日。
記念撮影。
簡単に行く事が出来る場所なので、
鎌倉を訪れた際に、
「今日は雲一つない良い天気だから行ってみるか」
と言う感じで、天気の様子を見てから判断出来るのが良いところ。
次回は、富士山が有る西側の雲の有無を確認してから訪れたいですね。
頂上の直ぐ下に写真の様な石室が。
『石切り場』と言う看板が有り、何時頃から何時頃迄行われていたのか分かりませんが、この山が石材を産出していた事が分かります。
この石切り場跡の石室がとても広い。
何だか古墳とかピラミッド等の墳墓の中に居るみたい。
RPGで言えばダンジョンだけれど、此れなら武器を振り回したり、魔法が飛び交ったり、モンスターが掛け回ったするのも想像出来る広さ。
小町通りで社頭に寄りました。
クリスマスカードと、
正月用のカードを購入。
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