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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

神奈川を縦横無尽に ~相模國六社巡り その②  2017.2.4(土)

2017-02-04 20:12:42 | 街・観光地編2017

 相模國6社巡りの続きをしました。
前回に
 ・一之宮 寒川神社(さむかわじんじゃ)寒川町
 ・二之宮 川匂神社(かわわじんじゃ)二宮町
に参拝したので、今日はその先を。
 ・三之宮 比々多神社(ひびたじんじゃ)伊勢原市
 ・四之宮 前鳥神社(さきとりじんじゃ)平塚市
 ・八幡宮 平塚八幡宮(ひらつかはちまんぐう)平塚市
 ・総社  六所神社(ろくしょじんじゃ)大磯町 

 問題は三之宮、四之宮・・・と、順番通りに廻ろうとしているので、電車、バスの交通機関や徒歩をどの様に混ぜて効率良く移動するかが大事。
でも、大急ぎで駆け回るのではなく、楽しむところは、時間を掛けてじっくりと楽しみたい。

1.時間のロス? それともスタートダッシュ?
 前日は21時迄の残業。
ギリギリ迄「翌日に休日出勤を掛けるかどうかの最終決定」が下されない状態。
何とか「休日出勤(休出)は中止」と言うところ迄漕ぎ着ける事が出来た。
でも、作業エリアにコンベアーを設置する作業の人員に入れられていたので、私はどちらにせよ出勤。

 ゆきさんも出勤なので、何時もの時間に起床してゆきさんを見送って私も会社に。
詰所に行く途中、部署の大将に出会うと「えっ?」と言う顔をされた。
「もしや・・・」と思って話をすると、「私の休出の無し」と言う事。
帰りに話をした際に「何か話が噛み合わない」と思ったのは、そう言う事だったのか・・・。
 「説明の仕方が悪いよ~」 
休みなら6時台に家を出て聖峰で朝日を浴びながら朝食を食べ、その足で六社巡りをと思ったのに・・・。
既に8時過ぎ。
 「大きく時間をロスした」
と思ったけれど、家に居たらダラダラして結局早く家を出る事が出来なかったかもしれない。
既に出掛ける準備は出来ているから、「スタートダッシュに成功!」かも知れない。

 1度家に戻り、バスの経路や発着場所、経路の有無を確認して、直ぐに出発しました。

 比々多神社は毎年元旦に登っている聖峰の麓に有る神社。
すぐ裏手、数十mは離れた道を比々多神社を見ながら通過していたのですが、比々多神社には立ち寄らずにいました。
比々多神社に行ったのは、初めてこの地区を訪れた20年位前の1回のみ。

 元旦は鶴巻温泉駅から歩きなのだけれど、この日は隣の伊勢原駅から鶴巻温泉駅に向かうバスに乗りました。
この路線も、初めてこの地を訪れた時以来。
最寄りのバス停は神戸(ごうと)。
懐かしいなぁ。
 写真は参道に当たる古い住宅街の道。
国道246号から入って直ぐの所に和菓子屋さん、其処から先には飲み屋さん、酒屋さん位しかお店は有りません。
この先にもコンビニは無いので、買い物はこの道に入る前に済ませておく必要が有ります。

 この日知ったのは、伊勢原市にも地酒が有り、菊勇と言う名である事。
造り酒屋がこの道の先、東名高速を潜る手前に有る事。
滅多にお酒は飲まないのだけれど、厚木の盛升(さかります)、伊勢原の菊勇(きくゆう)、秦野市の白笹つづみ。
飲み比べをしてみたいなぁ。
少量の瓶での販売って無いかなぁ?  

 毎年元旦に東名を潜る同じ場所に合流。
この光景は非常に見慣れた場所。
正面に大山、左に高取山と聖峰。
比々多神社に行くのを忘れて、そのまま聖峰に登ってしまいそうです。

 比々多神社の前に到着。

 「こんな感じだったか。」
 「覚えてないなぁ」
三之宮ですが、圧倒する様な朱色の大きな鳥居とか、巨大な石灯篭、狛犬は無く、物々しい印象は無い。

 木々に囲まれた森の中に社殿等の空間が有る様な感じですが、この日は前日行われた節分の片付けでドタバタとしていました。

 リスのベンチなのだろうね。
可愛いのだけれど、この日は節分の際に使われたと思われるシートが置かれていて座る事は出来ず。
何だか2匹のリスが荷物を持って運んでいる様に見えます。
 「神社のリス達もお手伝い」
と言う感じですね。

 横のカエルのベンチ。
カエルのベンチも上に物が置かれているのですが、カエルは寝転がっているので、
 「片手間に持っている」
 「休憩している」
と言う感じにしか見えない・・・。

 本殿の様子。
畳が敷き詰められた中も広く、御祈祷、御祓いを受けられる方や神社の関係者の方々が出入りしていました。
昨日は賑わったのだろうなぁ。

 本殿前や出入り口周辺は片付けの作業や本殿の出入りでせわしないので、ペン太達は本殿横に移動して参拝!
何時ものミニペン太カルテット(『すみっこ暮らし』のペンギン?)です。
 「三之宮の比々多神社だって!」
 「何の神様なんだろう」
 「お宝が手に入りますように」
 「美味しいキュウリが食べられますように!」

 テントや舞台の足場の鉄パイプを解体し、片付ける業者の方々が10人近く。
白い服を着ている神社の方々が5~6人、社務所や本殿を行ったりきたり、とても忙しそうでした。
前に着た時は暑い日の昼過ぎで、境内は誰も居ませんでした。
木々の日陰で、神社を通り抜ける風で涼んだ記憶が有ります。
よく覚えていないけれど、真夏だったのかな?

 敷地内に遺跡や郷土博物館も有るのですが、時間の関係上見学しませんでした。
次回は境内がもう少し静かな日に、ゆっくりと参拝しようと思います。

 11時になり、お腹が減った。
「聖峰に行って、聖峰で昼食にしよう」
と言う事で、聖峰に向けて出発。
 集落の裏、保国寺近くで自分の真上をお腹が白い猛禽類が低空飛行で飛んで行きました。
そしてくるくると上空を旋回して風を捕まえて上空に上がっていきました。
 「鳶ではない」
 「大鷹?」
鷹の仲間のどの鳥なのか分かりませんが、この辺りに居るんですね。
久々に出会え、嬉しかったです。

 聖峰に入って直ぐの場所でセラドン石を。
水色の石で、濡らすと青が濃くなって綺麗なんだよね。
東丹沢では彼方此方で大量に見られるので有難味が無いのだけれど、これも装飾具になる宝石の1つだよなぁ。

こっちは柿の種。
ピーナツは有りません。
「桃栗三年柿八年」と言うけれど、どうなのかな?


 聖峰の登山道。
元旦の朝と違って誰も居ません。

 聖峰で不動尊を見ながら。
奥に居るのは私で、ペン太達が乗っているのは

 「此処から展望見える景色について記された物」


 不動尊を背に聖峰の眺望。
眺めが良いし、気分が良い場所だよなぁ~

 ペン太達も眺望を楽しみながら。
 「水平線の向こうには何が有るのかな?」
 「南側だからオーストラリアかな?」
 「行ってみたいな他所の国🎵」
 「水平線の先は滝になっていて、船は落っこちるんだろ!」


 聖峰での昼食後、急いで下山。
唯、神戸バス停から伊勢原駅行きのバスは1時間に2本程度で、行ったばかり。
地元の農産物、特産物を販売しているお店に寄ってお土産を購入し、
 「折角だから行ける所まで歩こう!」
と言う事に。
結局、伊勢原駅迄歩いてしまった。
聖峰山頂から1時間半弱。
下りなので、登りだともっと時間が掛かるでしょう。
大股、前傾姿勢の早歩きで、コートは脱いだまま。
それでも汗びっしょりでした。

 本厚木駅に移動して、平塚駅行きのバスに。
疲れていてバスの中でウトウト💤💤。

 写真は四之宮である前鳥神社の鳥居。
表参道は南側に向いていますが、バス停から行くと西側の小さい参道に辿り付きます。

 境内の早咲きの桜が満開でした。
何と言う品種なのだろう?

 本殿。

 参集殿(右)と奨学社と神戸社(左前)。

 広く、静かな境内でお参り。
 「此処落ち着くねぇ」
 「足元(塀)は冷たいけどな」
 「お茶と団子が欲しいね」
 「僕はキュウリが良いなぁ」

 奨学神社。
学問の神です。

 中には両目が入れられた小さいダルマがズラリと。
その前の紙に花が記されています。
合格祈願にダルマを購入し、合格後目を入れたダルマを持ってきた方々のダルマが、此処に奉納されている様で、この日も
 「合格したので」
と言ってダルマを持ってきた方が居られました。
ダルマの眼は、各々が書き入れているので、大きかったり、つぶらな目だったり、此処のダルマに表情が有る様で面白いです。



 本殿前には「幸せの松」が。
稀に4本の葉を付けた松葉が有り、「しあわせの松」と呼ばれそれを観につけると運が開け幸運を招くと伝えられているとの事。
少し探しましたが、3葉の物しか見付かりませんでした。
三つ葉が普通なのかな?
三つ葉の物1つを戴いて帰りました。

 本殿とその周辺様子。

 『宝物献納者芳名』と言う看板が。
神社に物を奉納した方の名と品物が記されており、足利将軍からの書状とか、
 「文化財指定されそうな物」
から「弥生式土器」、「自筆の千字文」とかも・・・。
私の宝物は・・・・ユキさんかな。

 生き物はNGか!
だとすると、「サイン入りユニフォーム」とかかな?


 目の入っていない鳥の絵馬も。
『前鳥神社』の『鳥』なのかと思ったけれど、単に『干支』なのかな?
だとすると、毎年荏柄が変わるんだね。


 この鳥の絵馬の目も様々。
この子は、「まつ毛付きでぱっちり眼」の子。
額にホクロまで有るぞ!


 南に延びる表参道を通って平塚八幡宮へ向かいます。

 振り返ると参道はこんな感じ。

 バスに乗っても良かったけれど、この区間も歩き。
足の裏やつま先がチョット痛くなって来ました。
登山靴の方が良かったかな?

 写真は平塚八幡宮の森。
参道は駅の有る南側に向いているので、此処でも真裏の北側から入る小さい通りの参道からです。


 御本殿。

 節分の片付けを此処でも行っていました。


 『全国の絵馬』が展示されていました。

 此れはなかなか興味深い物でした。
ゆきさんとじっくり、ゆっくり見たかったなぁ。

 境内を闊歩するアヒルたち。
池では濃いた水鳥が飼われています。

 「かながわの美林50選 平塚八幡宮の森」
と言う看板が。
昨年の城山ダム湖畔以来かな?
50選の内、全てに行く事は出来るかな?

 南側からの境内の様子。
御守りの授与や御朱印は、右手の売店、受付で行っています。

 突き当りは平塚駅。
いやぁ~よく歩いたなぁ。

 あとは、総社の六所神社のみ。
二宮駅に着いた時点で15時45分。
次のバスは16時5分で、歩きだと30分位は掛かるのではないかな?
社務所が何時まで開いているか分からない。
16時終了の所も多いので、厳しい状況。
不本意ではありますが、今回はちょっと御助けアイテムを!

 駅前に1台だけ止まっていたタクシー!!
¥730で、10分程度で到着。
矢張り早いね。
車には叶わないなぁ~。


 六所神社の境内。
手前の左右に池が有ります。

 社務所。
甘酒も出している様で、ベンチが並んでいます。
時間が早ければ、休憩したかったなぁ。

 ペン太達も六社巡り達成!!
知らない街、道を巡り、極力徒歩で廻ったので、発見も多くてとても楽しかったです!
もう少しゆっくり回りたかったし、夫々の街を楽しんこともしたかったな。
それは次回以降で…と言う事で。

 今回の旅で見聞きした事、感じた事、出会えた方々、知った事、全てに感謝です!

 六所神社への道は、途中、東海道線に遮られているので、その下を潜るのが変わっている点。

 国道1号に出ました。
此処から右手に入ると参道になります。
参道自体は左程長い物ではありません。

 さて、二宮駅の方が近いのだけれど、同じ道を戻るのも…と言う事で、遠い大磯駅に向かってズンズンと。

・・・歩くぞ~!

途中『太平洋自転車道』と言う看板が。
帰宅後調べると未完成ではあるものの、整備を進めている道との事。
この日の1号線も自転車でのツーリングと言う方々の姿を多く見ましたが、非常に車通りが激しく、排気ガスも。
安心して通行する事が出来る道が出来ると良いですね。


 二宮方面を振り返る。
マンションの隠れていますが、富士山の左側が見えました。
道の反対側だと富士山が良く見えるでしょう。
左手の木々の向こうは吉田邸。
元総理大臣の吉田茂邸跡です。
この先の城山公園前バス停から大磯駅迄バスに乗りました。
バス停横の川は血洗川。
 鎌倉時代に梶原景時の子(景義)が帰依していた地蔵がこの地に有り、畠山重忠に討たれた際に地蔵が血を流し、地蔵の腕にも刀傷が有った。
討たれた景義には傷が無く、以来、地蔵は「身代わり地蔵」と呼ばれ、地蔵の血を洗った川を血洗川と呼ぶようになったとの事。

 昔、小田原から鎌倉に掛けて海岸線や海岸沿いの道を数回に分けて歩いて踏破したのだけれど、大磯駅の記憶が無い。
「忘れてしまったのだろう」と思ったのだけれど、今回大磯駅に行っても「??」と言う感じ。
よくよく考えてみると、此処を歩いた際は『二宮スタートで茅ヶ崎終点』だったので、国道1号から離れている大磯駅前には行かなかったんだね。
今回訪問して「そう言う事か」とスッキリしました。

 比々多神社で戴いたパンフレット。
伊勢原市では観光名所である『大山地区』だけでなく、日向薬師の有る『日向地区』と『比々多地区』の3地区を柱にアピールする事にしたようで、駅に夫々の地区の3枚のポスターが貼られていました。
 あと、周辺都市と協賛してスタンプラリーを行っている様で、夫々の街のゆるキャラのスタンプが置かれている場所を巡ると、ゆるキャラのグッズが当選するとの事。
比々多神社にも伊勢原市のマスコットである『くるりん』のスタンプが有りました。

 比々多神社の御朱印と御札。


 前鳥神社の御朱印と御札。

 平塚八幡宮の御朱印と御札。

 六所神社の御朱印と御札。


 広げるとこんな感じ。
大変だったけれど、矢張り順番通り廻って良かったなぁ。
次は13社巡りかな?
これは社務所に人が居ない神社も有るので、結構大変。


 お土産は比々多の「あふりーな」で購入した『みかんジャム』と246号から参道に入って直ぐの所にお店が有る「菓子司新店」の『苺大福』。
それと大磯駅前のパン屋「パンの蔵」で購入したパン1つ。

【資料】
・盛升(さかります)厚木市の地酒 黄金井酒造HP http://www.koganeishuzou.com/index.html
・菊勇(きくゆう)伊勢原市の地酒、吉川醸造HP http://www.kikuyu.co.jp/index.html
・『日本酒造巡り』吉川醸造の紹介ページ http://sanoya.jizake.com/e1636.html
・『白笹つづみ』秦野市の地酒 金井酒造店HP http://www.shirasasa.com/index.html
・あふりーな比々多店 http://www.jakanagawa.gr.jp/kn5139/tenpo/hibita.html
・湘南大磯 パンの蔵 HP http://pankura.jp/



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