ここ数年ネット商品やサービス購入で問題となっているサブスク解約
1回だけのつもりで購入したお試し商品が実は初回のみでその後は
自動更新のサブスク契約になっていた、しかも解約がややこしい、
解約は電話連絡しかなく全然つながらない,等々問題になっています。
10/19日経新聞でアメリカでのサブスク解約に関する記事が載っていました。
米連邦取引委員会(FTC)は消費者が商品やサービスのサブスク(定額課金)
をワンクリックで解約できるようにすることを企業に義務付ける新たな
ルールを決定したそうです。
具体的には契約の自動更新など消費者が気づかないうちに不利な契約を
結べないようにするようです。
FTCは日本の公正取引委員会や消費者庁などの機能を併せ持つ省庁ですが、
なんと画期的な決定でしょう!
FTCのカーン委員長は「サブスクの解約は電話で何時間もたらい回しに
されたり、直接企業に出向くことを要求されたりする。解約ボタンを見に
くくして契約継続に誘導されることもある」と指摘し、FTCには連日多くの
苦情が寄せられているそうです。
このFTCの決定がどこまで有効性、実効性があるのかはわかりませんが、
是非日本でも公的機関による指導を導入してもらいたいものです。
サブスク契約だけではなく、商品購入後の修理依頼や質問する場合も
フリーダイヤルで何時間も待たされることがほとんどです。
購入は1クリックであっという間に確定してしまいますが、その後の
アフターサービス、アフターフォローを受けるためには購入者側が
大変な労力と時間を必要とします。
結果的に修理するよりかは新しい商品を買おうかとなります。
(これが企業側の狙いか?)
AIやチャット機能などの導入で以前より改善しているとはいえ、この
問題の改善にこそ企業の姿勢が問われていると思います。
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