18きっぷde卒業旅行⑦

陽が少し昇る頃、大分を出発しました。


朝6時の大分駅

青春18きっぷに日付印をしてもらい、久大本線のホームに向かいます。大分駅は高架化工事で日豊本線のみが地上にホームを残していますが、九大・豊肥本線はすでに高架駅に移行されています。



由布院までキハ47に乗り移動します。


車内


途中までは住宅地の合間を走るような感じでしたが、由布院に近づくにつれて高低差や木々がだんだんと見えてきました。



由布院に着いたのは7時半で、店が開いている気配はありません。

立ち止まっていても仕方なかったので、歩いて散策する事に。


由布院で思い浮かぶとしたら、なんといっても由布岳。豊後富士とも呼ばれます。

何年か前にNHKの連続テレビ小説でも由布院が舞台となりましたが、由布岳の存在なくして語れない物語だった(?)ような気がします。


陸上自衛隊湯布院駐屯地

時間帯的に小学校の登校時間と重なり、すれ違う何人かの児童が「おはようございます」と元気よくあいさつしてくれました。





温泉にも入りたいと思っていましたが、来た時間が早すぎたためにチョロチョロと出ていた温泉で寒い手を温める程度しか出来ませんでした。


ここからの由布岳も壮観でした

しばらく歩くと中央公園という公園があり、そこに蒸気機関車D51形が置かれていました。

1032号機ですが、隣に置かれている腕木式信号機ともども見るに堪えないボロボロな姿でした。煙突部分にはトリを寄せ付けさせないための突起物やら運転台に上がるためのステップがあるのに昇ってはならないなど、どうにかならないものかと思いました。



由布院へと戻る途中、子猫がじゃれていました。みているだけで癒されます




再び由布院駅に戻ってきました。


2両のDCが大分・久留米それぞれの行き先となって同一ホームに停車していました。


最近増備された車両のほうです。大きな行き先表示や側面の経由地を示した表示機はバスそのもの。。。


しかしながら、車内にはモニターが設置されていました。都会みたいにCMが流れる事はありませんが。。。



この黄色い気動車「ゆふDX」の出発後に、私の乗る久留米行きが出発するのでした。