よそ見見聞録

気ままにのんびりと更新していきます。近場で撮影した写真や動画を不定期にご紹介しております。

ドア動画:313系ベースのドア

2017年08月03日 18時22分20秒 | ドア動画
先月の29日に名古屋へ行った際、マイナー路線を乗り鉄してきました。もちろんドア動画を撮るためでもあります。今回はJR東海の313系に…似たドアの動画をご紹介したいと思います。



JR東海 313系1700番台
313系のドアは半自動のボタンの有無や使用線区等で番台に違いはありますが、戸閉め機械の構造は動きを見る限りだとあまり変わらないように思えます。
ドアチャイムはJR東海の在来線では標準的(?)なタイプで、空気式戸閉め機械です。閉じきったあとに一度ドアの空気が少し抜けて数秒後に空気が再度込まれます。これはドアにモノや体等が挟まれた時においても手で最低限動かせるだけの機能(戸挟み防止)です。
この動作は戸じめ機械とは別の制御装置があると考えられます。個人的に「ドア弱め」と勝手に命名しているのですが、313系は全番台で付いている機能です。確認しきれていませんが、JR東海ではキハ25や一部のキハ75にも備わっているようです。

それを踏まえて313系ベースの2社車両のドア閉め動画を見ていきたいと思います。


名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線) 1000形
ドアチャイムや車体形状、化粧板ではないステンレスむき出しの内側ドアなど、とても313系ベースには思えない車両ではありますが、ドア閉時の動きだけを切り取ると閉まった時の「ドア弱め」が働いていることがわかります。あおなみ線ではホームドア設置等初期からの安全投資が充実しています。



愛知環状鉄道 2000系
愛知環状鉄道の車両は外見など313系にそっくりな形状で、ドアチャイムや内側ドアの化粧板も同様のものが使用されています。しかし、ドアの閉めを見てみると313系では標準装備の「ドア弱め」機能がありません。制御装置が準備工事なのか、仮に付いていても機能は停止しているかは不明ですがあおなみ線とは真逆になっています。

素人目の拙い解説ではありますが、ドアひとつ見ても気づかされる点が多くあるので、眺める分には良いかもしれません。

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