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タミヤ 1/12 K.ロバーツ&YZR500(1980) 製作記

2024年09月16日 | モデリング レポート


今回はタミヤの1/12 「ケニーロバーツ&YZR500(絶版)」を製作します。タミヤの記念すべき初のオートバイシリーズ No.1の「YZR500」にハングオンライダーを付属したNo.26となります。実家で捨てられそうになってたのをサルベージしたもの。



アメリカからヨーロッパの世界GPへ乗り込み、1978~80の3年連続チャンピオンを獲得。「キング」と呼ばれ、単車から身体をイン側に入れる「ハングオフ」「ハングオン」といった走り方をGPで初めて取り入れたケニー・ロバーツ

その1980年のヤマハYZR500+キングの模型となります。今では珍しい直列4気筒2スト500㏄エンジンにUSインターカラーと呼ばれる黄色地に白のストロボライン。バイク好きなら誰でも知っている奴ですね。



実はこのYZR、今まで作った事なく(昔ホンダ党でライバルであるスペンサーのNS500は何個も作りましたが)遅ればせながら今回が初挑戦となります。

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開封の儀。デカール死んでますね。まあン十年前のキットですしね。そらこうなります。プラモ賞味期限あります。積みは罪。さてどうするか。。

なんとか再販品のカルトグラフが手に入ったのでひと安心。でもライダーのデカールは手に入らなそう。数年前に黒箱で再販してたからメーカーに聞けばあるかな?でももういいや。



いつもどおり仮組みしてキットを理解する。初見なので新鮮。




こういうの見だすと完成しないあるある。



部品点数は少ないけど作り手のモチベの関係でなかなか進まず。巣組み&成形作業しなくていいルール決めてやっと。パチパチ組んでサフ吹いて。



茂木で実車間近で見た記憶でも指定色の4番は正しい。でもジジイは頑固で自分のイメージ譲らないので329番。



白黒黄色と塗分けたら。



おりゃああ!と勢いでデカールを貼る。ライダーの旧デカールは粉々になる事もなくひと安心w。ただ台紙から剝がれてくれないので、ピンセットでかさぶたを剥がすように慎重に。



最後にクリアでオーバーコートしたらあとは組み立てるだけ。だけ。・・・?

仮組した時も(これはなかなか。。)と思ったけど。組めない。。色んなものが干渉し、固定強度が不足してて、こっちを引っ張りながらあれを。。バキッ!

部品点数少なくナメてかかったらこのザマ。最新パチ組みフォーマットのぬるま湯にどっぷり浸かったこの身体には無理ゲー。

深夜2時。この2日、慎重丁寧にやってきて最後の最後にこの試練。部品が壊れる音と共にオレの心も折れた。このままゴミ箱に投げ捨てたい衝動をグッと堪えて胡麻化しフィニッシュ。






パッと見は形になってそうなんだけども💦。辛うじて形を保ってるけど地震でも来たらバラバラになる儚さよ(泣。

で、ケニーさんを。






同時期に出たNS500はこんなに難しくなかった気がするけどなあ。。5台くらい組めば最適解も見えてきそうだけど。老い先短いので逃げるように次へ。

そっとバラバラにならないようショーケースに飾ってギブバース。10年前フォーマットのロッシさんと。ヤマハの名ライダーコラボレーション。




心に余裕が出来たらUVレジンで動かんようにカチカチに固めたろ。あー。古いキットは手が掛かるしストレスになるからもうやめておこう。次回は最新の吸い付くようなキットで。