山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

その後の鍛錬2

2007-04-03 21:37:43 | Weblog
卸し鉄の鍛錬。
 4月1日の午前中に金敷き代わりに据えた鉄ブロックの台座崩壊のため約1時間で終了。
 危険なので中断(側溝をひっくり返して据えたため、強烈なる重量ハンマーの一撃必殺の打撃に耐えられず、M字型になってどうにもならなくなった)
 卸し鉄はひび割れだらけでしたが、2回の折り返しをしたものを重ねて鍛接すると、ひび割れは少なくなりコバにわずかに見られる程度になりました。後数回折り返し鍛錬が必要であると思われます。
 トピックとしては、白熱して火花がド派手に散り上げる温度まで熱すると表面のノロが溶解し、スラグとなってロストルに固着していたと言う点。
 金敷き代わりに使用している鉄ブロックの表面の黒い部分がそのノロの付着した部分です。
 大きさもずいぶん小さくなりました。