山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

成形作業

2007-06-10 17:58:55 | Weblog
包丁もどき剣ナタの成形作業をした。
焼き入れは来週の予定。
どうです?だいぶマシになったでしょ?
目釘穴を一貫して開けようと思うたが、さしあたって市販のナタの柄に付属している
釘の太さがわからん。
また、分からんにしてもドリルの刃がパーになっとる。
ショックは止まる事を知らず。
刃を成形してゆくと、あれあれっ。なにこれ。
切刃の中央に何やら傷が。割れたか?焼き鈍しして空叩きの度が過ぎたか?
それは不明であるが,亀裂が生じていてさらにその割れの長さ分程削ったため、柳刃包丁の
化けもんみたいになった。
 擦り上げて、塩水でちょいと研磨すると積層のラインに沿って錆が浮いた。
そこから判断すると積層は5層程度であるようだ。
それにしても、鋼はどこじゃ?