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抱かれたくない男ランキング~蛭子能収で笑った

2017-09-03 23:58:15 | 人間
瀬波温泉から遠く、粟島が見える

暇に任せて、ネットサーフィンをしていると、「抱かれたくない男2017」という記事に当たった。なんでも、出川哲朗が、アンガールズの田中卓志にトップを奪われ、陥落したとある。キャラ的にそれは大問題!とあった。まあ、嫌われキャラで売るなら、2位は中途半端な順位なんだろう。それで、3位以下は…と見ていくと、第5位に木村拓哉…。フ~ン、これは本当は大好きなんだけど、現実的にかなわない夢、どうにもならないジレンマが反対票になったのではないか…と分析しながら次を見ると…。

第10位、「蛭子能収」!これは笑った。約10分間、大笑いである。途中でトイレに立ったが、その時も笑いは止まらなかった。そのほか、3位の江頭2:50や、7位中岡創一(ロッチ)の気持ち悪い系は同意せざるを得なかったが、まさか蛭子さんがランクインしているとは思わなかった。なぜなら、こういう企画で蛭子さんの名前は出ないと思っていた。それが出たということは、これは女性の「本音」である(笑)

蛭子さんとは、ボートレースのイベントやなんかで何回も一緒に仕事をしたが、本当にクールな方である。「自分の子供をかわいいと思ったことがない」と、公然と言えば、世間は、『またまた~そんなことを言って~本当はやさしいくせに~」と思いがちだが、彼は本当にそう思っていて、テレビの前でも堂々と語る。

でも、最初に会ったときは、「えへ、蛭子です」みたいな、イメージ通りの姿で、その辺はプロである。しかし、「いい人」はキャラで、本当は現実的で文句が多い。ただし、その文句は間接的で、つぶやきみたいなものだが…。

昔、一週間に5日ぐらい通っていた大阪ミナミのスナックに、馴染みの芸人さんがよく来ていた。関西以外の方にはあまり馴染みがないかも知れないが、「横山たかし、ひろし」という松竹系の漫才師さんがいて、お金持ちのお坊ちゃん漫才が好評だった。たかしさんの、「金持ちですまんのお~」というギャグはいつも笑いの渦で、金ぴかの衣装が印象的だった。

そのたかしさんが、たまにカラオケを歌う。若い人は知らないと思うが、一世を風靡した二葉百合子さんの大ヒット曲、「岸壁の母」である。

「母は来ました。今日も来た。この岸壁に今日も来た~」と言う、京都の舞鶴港で中国からの復員を待つ母親の悲しい歌だ。これを彼は涙を流しながら歌う。鼻ずるずるで、「悲しいのお~」と、本気で涙を流して歌っている。

これに母性愛を感じるのだろう。彼は女性によくモテる。果たしてこれは計算なのか、本音なのか、その辺りは全く分からない。だって、誰も客がいない時でも彼はこの歌を歌いながら泣いているのだ。