▽あけましておめでとうございます。
本年も公私共によろしくお願いいたします。
▽1月3日に小学校のころの同級生と会いました。
浜田に帰ってきた12月30日に駅近くの本屋さんに行った際、中学校の頃の同級生が働いている所にばったり出くわして、
級友にして旧友たちと飲みたいな、と思い立って地元に残った人で唯一連絡を取っている友人に招集をかけてくれと依頼。
突然の誘いに応じてくれた友人たちありがとう。
なつかしさと、小・中学校では見つけられなかった魅力に気づくという新鮮さがありました。
楽しい日でした。
カラオケにまで付き合ってくれてありがとう。
▽話は遡って元旦のこと。
この日は恒例になっている夕方から祖母宅での食事会があったのですが、
それまでの間は初詣やお墓参りと言った行事以外は本を読んでいました。
『ゴキブリ大全』という本を。
元旦から読む本ではなかったかななどと思いながら。
ゴキブリの種類からcockroachの語源から生態からゴキブリにまつわる小説や映画や絵画などの文化からゴキブリの撃退法まで、
「大全」にふさわしいハードカバーの本を、
時に興奮し、時に気分を害しながら読んでいました。
ふとしたことで自分では絶対に手に取らない本に出合えて、いつか使えるかもしれない知識を得て、人間も結局昆虫と大差ないのではないかという様な思いが浮かんで、
有意義な読書でした。
この本の構成はなかなか面白いですよ。
一般に人々がゴキブリに対して欲しがっている知識、
すなわち撃退法の解説は、終盤の255ページ目にようやく出てくる。
最終章の最終節。
そこまで読み進めるころにはゴキブリに対する愛着・・・は湧かないまでも理解が自分の中に芽生えていて、
必要に駆られない限りは撃退するのはやめておこうという気持ちになっている。
それに加えてこの本の魅力としてあげたいのが随所に出てくるジョークや言い回しのおしゃれさ。
アメリカで出版されたものの訳本なので、さもありなんという感じです。
「メスの出すこのフェロモンを感知したオスは~」と言ってもいいところを
「メスからの性の招待状を受け取ったオスは~」とか書いてる。
この婉曲表現は使える。
「ああいう子とヤリたい」とか直接的で下品なことを言わずに
「今あの子から性の招待状を受け取った気がする」とか言えたらおしゃれじゃないですか。
おしゃれじゃないですね。すみません。
▽1月2日にはNHKの「新春テレビ放談2019」を見て、
ずっと見てなかったけどテレビってやっぱり面白いものなのかもなぁと感じました。
そりゃテレビ好きやらテレビ関係者たちが話してるの聞きゃそう感じるわってところかもしれませんが。
けど本気でテレビの現状を真剣に考え、これからの在り方を考えて放談しているのを聞いていると、
今の職場の自分も職員だけでなくってやっぱり利用者の声をもっと聴いて行かなければならないんだなと感じました。
好意的な批判意見をもっと集めたいな、と。
▽そういえばその放談の中でヒャダイン氏が「視聴者はドラマに ファンタジーみ を求めている」という言葉を使っていました。
これは僕が卒業論文で長々と論じた「 -み の新用法」ですね。
ニュアンスが変わるかもしれませんが従来用法で言い換えれば「視聴者はドラマにファンタジーを感じたがっている」と言ったところでしょうか。
ヒャダイン氏がネット文化に造詣が深いこととも関係あるとは思いますが、特に強調することなく、自然とその言葉が出てきていました。
さらには驚くべきことは、
共演者から「なに ファンタジーみ って」とか「ファンタジー要素のことを ファンタジーみ って言うの?」とかいうツッコミが入ってもおかしくない気がするのに
テレビで見る限りは共演者のみんな -50代の人やネットに疎そうな人も含むー 「ファンタジーみ」を自然と受け入れていたこと。
たとえ編集が入っていたとしてもそのツッコミをカットしても視聴者には意味が通じると判断されていたんですよね。
日本語の造語力の高さを感じます。
文脈から察する力の強さというか。
テレビの本筋には関係ないですが、
卒論でまとめたことが実際に社会に通用しているのを見て嬉しくなりました。
▽そういえば卒論でみなさんにアンケートに協力してもらったのに
結果を1年近くご報告していないですね。
なんなら岡山の高校で自分が担当を持っている生徒にアンケートを取ってくれた学友なっちにお礼も十分に伝えられていない気がする。
なんとか2018年度中にはまとめたいです。
乞うご期待。
本年も公私共によろしくお願いいたします。
▽1月3日に小学校のころの同級生と会いました。
浜田に帰ってきた12月30日に駅近くの本屋さんに行った際、中学校の頃の同級生が働いている所にばったり出くわして、
級友にして旧友たちと飲みたいな、と思い立って地元に残った人で唯一連絡を取っている友人に招集をかけてくれと依頼。
突然の誘いに応じてくれた友人たちありがとう。
なつかしさと、小・中学校では見つけられなかった魅力に気づくという新鮮さがありました。
楽しい日でした。
カラオケにまで付き合ってくれてありがとう。
▽話は遡って元旦のこと。
この日は恒例になっている夕方から祖母宅での食事会があったのですが、
それまでの間は初詣やお墓参りと言った行事以外は本を読んでいました。
『ゴキブリ大全』という本を。
元旦から読む本ではなかったかななどと思いながら。
ゴキブリの種類からcockroachの語源から生態からゴキブリにまつわる小説や映画や絵画などの文化からゴキブリの撃退法まで、
「大全」にふさわしいハードカバーの本を、
時に興奮し、時に気分を害しながら読んでいました。
ふとしたことで自分では絶対に手に取らない本に出合えて、いつか使えるかもしれない知識を得て、人間も結局昆虫と大差ないのではないかという様な思いが浮かんで、
有意義な読書でした。
この本の構成はなかなか面白いですよ。
一般に人々がゴキブリに対して欲しがっている知識、
すなわち撃退法の解説は、終盤の255ページ目にようやく出てくる。
最終章の最終節。
そこまで読み進めるころにはゴキブリに対する愛着・・・は湧かないまでも理解が自分の中に芽生えていて、
必要に駆られない限りは撃退するのはやめておこうという気持ちになっている。
それに加えてこの本の魅力としてあげたいのが随所に出てくるジョークや言い回しのおしゃれさ。
アメリカで出版されたものの訳本なので、さもありなんという感じです。
「メスの出すこのフェロモンを感知したオスは~」と言ってもいいところを
「メスからの性の招待状を受け取ったオスは~」とか書いてる。
この婉曲表現は使える。
「ああいう子とヤリたい」とか直接的で下品なことを言わずに
「今あの子から性の招待状を受け取った気がする」とか言えたらおしゃれじゃないですか。
おしゃれじゃないですね。すみません。
▽1月2日にはNHKの「新春テレビ放談2019」を見て、
ずっと見てなかったけどテレビってやっぱり面白いものなのかもなぁと感じました。
そりゃテレビ好きやらテレビ関係者たちが話してるの聞きゃそう感じるわってところかもしれませんが。
けど本気でテレビの現状を真剣に考え、これからの在り方を考えて放談しているのを聞いていると、
今の職場の自分も職員だけでなくってやっぱり利用者の声をもっと聴いて行かなければならないんだなと感じました。
好意的な批判意見をもっと集めたいな、と。
▽そういえばその放談の中でヒャダイン氏が「視聴者はドラマに ファンタジーみ を求めている」という言葉を使っていました。
これは僕が卒業論文で長々と論じた「 -み の新用法」ですね。
ニュアンスが変わるかもしれませんが従来用法で言い換えれば「視聴者はドラマにファンタジーを感じたがっている」と言ったところでしょうか。
ヒャダイン氏がネット文化に造詣が深いこととも関係あるとは思いますが、特に強調することなく、自然とその言葉が出てきていました。
さらには驚くべきことは、
共演者から「なに ファンタジーみ って」とか「ファンタジー要素のことを ファンタジーみ って言うの?」とかいうツッコミが入ってもおかしくない気がするのに
テレビで見る限りは共演者のみんな -50代の人やネットに疎そうな人も含むー 「ファンタジーみ」を自然と受け入れていたこと。
たとえ編集が入っていたとしてもそのツッコミをカットしても視聴者には意味が通じると判断されていたんですよね。
日本語の造語力の高さを感じます。
文脈から察する力の強さというか。
テレビの本筋には関係ないですが、
卒論でまとめたことが実際に社会に通用しているのを見て嬉しくなりました。
▽そういえば卒論でみなさんにアンケートに協力してもらったのに
結果を1年近くご報告していないですね。
なんなら岡山の高校で自分が担当を持っている生徒にアンケートを取ってくれた学友なっちにお礼も十分に伝えられていない気がする。
なんとか2018年度中にはまとめたいです。
乞うご期待。
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