気ままな私のフォト日記

大好きな北海道・十勝の写真と共に、病気・家族や身近なことを綴ってます。
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丹頂鶴と義母の涙、鶴の親子の別れも感動もの

2011-03-22 12:52:00 | 日記

* 丹頂鶴 *

 

今日は雪がちらちら、風は強く

三月も末なのに寒いです。

 

 

丹頂鶴の聖地

鶴居村の「伊藤サンクチャリー」に行って来たことを報告するため

写真を持って義母に会ってきました。

 

以前にも書きましたけど、

ここは、義母の弟、主人の叔父が、亡くなるまで鶴を愛し

世話をしてきたところです。

 

 

義母は、叔父が亡くなってから ここを訪れ

弟の写真がこうして飾られてるのを見て

泣けて泣けて仕方がなったそうです。

 

私は、叔父の法事のとき、夏に行ったっきりで

何処に鶴が飛来してくるのかも解らず

今回初めて、叔父の偉業を目の前にしたのです。

 

サンクチャリーの前に義母の実家があるのですが

主がいなくなり、今は空き家です。

しかし私が見た所、

綺麗に保存されてるようで

誰かが掃除をしているようにも見えました。

 

実家を義母に見せたところ

目に涙を浮かべてました。

 

 

 

「鶴は、いくら見ても飽きないよ!」

写真を、何度も、何度も繰り返して見てる義母。

目を赤くして、叔父の思い出話をしてくれる義母。

私は、親孝行してるのかな~ って。

 

車いす生活、体が弱くなり入退院を繰り返えしてる義母なので

もう、行きたくても行かれないことを悟っているのです。

 

「ありがとう~、ありがとう~」 と・・・・

 

 

もう、ほとんどの鶴は北に帰って行きました。

 

鶴の子離れの話は、実に感動ものです。

 

別れの時期が来ると

親鳥は子供を連れて、空高く舞いあがり

何度も旋回しながら

子供が追い付いて来れない高さまで上るのだそうです。

子供は、ついて行きたくても、ついて行くことが出来ないので

諦めて、地上に降りるのです。

それを見て、親鳥は気流に乗り、鳴き声を上げて北へ・・・

親を恋しがる子と親の切なく哀しい別れの鳴き声は

周りの人々にも聴こえてくるそうですよ。

 

置いて行かれた子供たちは

その中で仲間を作り、カップルになると聞きました。

仲間を作って飛ぶ姿は

編隊を組むことも知らない、ガタガタな飛びようだと・・・^^

きっと、可愛いのでしょうね。

 

帰える途中で見た光景

 

鶴さん、危うし・・・!

道路に出てきて横断中^^

それを見た、通りがったドライバーさん

車を降りて、携帯で写してました。

 

こんな自然があるなんて・・・

いつか、1~2月の鶴の多い時期に行ってみたいなぁ~ 

 

心がなごみ、親孝行の出来た日となりました。 

 

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