職場にて。
昨日休みを取っていた男性職員が、
「昨日の市民の方たちとの話し合いは『けんけんがくがく』だったみたいですね」
と、他の職員さんに話しかけていました。
その瞬間、日本語に多少うるさい私は、
「惜しい!間違ってる!よくありがちな誤用そのものやん!」
と思いましたが、もしも、それを指摘すると、恥をかかせることになるし、
説明が面倒くさいので、やめときました。
「細かいことにうるさいオバハンやなぁ」と、思われるのもイヤだし。
スルーしときました。
でも、めっちゃ気になっていて。
帰宅後、調べてみると、最近ではこの言葉を使う人が増えているようです。
間違った言葉がまかり通るのは、非常に、けしからん。
なので、解説させていただきます。
彼が発した「けんけんがくがく」という言葉は、
「喧々囂々」(けんけんごうごう)と「侃々諤々」(かんかんがくがく)という
二つの四字熟語が、混同され、一つになってしまったものです。
この二つは、似ていますが、微妙にニュアンスが違います。
喧々囂々(けんけんごうごう)
意味:たくさんの人が口々に、やかましくしゃべる様子
(私のイメージ:海外のデモで、それぞれの主張を叫ぶという光景)
侃々諤々(かんかんがくがく)
意味:盛んに議論すること。
(私のイメージ:会議などで、活発に意見を交わし合う光景)
さらに、漢字の意味を知ると、二つの四字熟語の違いが、よりわかりやすくなります。
・喧(けん)
やかましい
・囂(ごう)
頭を寄せ集めて、がやがやと、言い騒ぐ意。
・侃侃(かんかん)
強く、正しいさま。
・諤諤(がくがく)
ありのままに正しく言う。
今朝の男性職員さんの場合は「侃々諤々」(かんかんがくがく)が正解だったのに。
惜しい!
以上、覚えていて損はない(?)「日本語講座」でした!
昨日休みを取っていた男性職員が、
「昨日の市民の方たちとの話し合いは『けんけんがくがく』だったみたいですね」
と、他の職員さんに話しかけていました。
その瞬間、日本語に多少うるさい私は、
「惜しい!間違ってる!よくありがちな誤用そのものやん!」
と思いましたが、もしも、それを指摘すると、恥をかかせることになるし、
説明が面倒くさいので、やめときました。
「細かいことにうるさいオバハンやなぁ」と、思われるのもイヤだし。
スルーしときました。
でも、めっちゃ気になっていて。
帰宅後、調べてみると、最近ではこの言葉を使う人が増えているようです。
間違った言葉がまかり通るのは、非常に、けしからん。

なので、解説させていただきます。
彼が発した「けんけんがくがく」という言葉は、
「喧々囂々」(けんけんごうごう)と「侃々諤々」(かんかんがくがく)という
二つの四字熟語が、混同され、一つになってしまったものです。
この二つは、似ていますが、微妙にニュアンスが違います。
喧々囂々(けんけんごうごう)
意味:たくさんの人が口々に、やかましくしゃべる様子
(私のイメージ:海外のデモで、それぞれの主張を叫ぶという光景)
侃々諤々(かんかんがくがく)
意味:盛んに議論すること。
(私のイメージ:会議などで、活発に意見を交わし合う光景)
さらに、漢字の意味を知ると、二つの四字熟語の違いが、よりわかりやすくなります。
・喧(けん)
やかましい
・囂(ごう)
頭を寄せ集めて、がやがやと、言い騒ぐ意。
・侃侃(かんかん)
強く、正しいさま。
・諤諤(がくがく)
ありのままに正しく言う。
今朝の男性職員さんの場合は「侃々諤々」(かんかんがくがく)が正解だったのに。
惜しい!
以上、覚えていて損はない(?)「日本語講座」でした!

タメさんの友達、侃(すなお)君の意味が、強く正しい男だったと今、分かったのは、目から鱗です(この場合の使い方は、合ってます?)
メイさんの「日本語講座」分かり易くて面白いです(^^♪
大学は、京都でしたね?
ありがとう!浜村純 を聞きながら通勤してますが
もしかして、浜村純さんの後輩かな?
雰囲気がよく似てる(⌒~⌒)ニンマリ。
侃(すなお)なんて、珍しいお名前のお友達ですねぇ~!
普通、読めないですね
その方の親御さんは、かなり日本語に造詣が深いと見た!
ごめんなさい、私の出身大学は、兵庫県の西宮です。
先輩には、高島忠夫さん・藤岡琢也さん・団鬼六さん(きゃっ)などがおられます。
そうそう、豊川悦司さんは、在学時、私の友達の友達だったそうです。
その大学の文学部日本文学科卒です。
学生時代は、遊んでばかりでしたけれども。(笑)