***5日目***
~死にかけのレリーフ~
6:00 起床。
7:00 朝食バイキング。
私はここのホテルが一番おいしかった。
特にクロワッサン!!!!
8:00 バス出発。目指すはモンサンモッシェル!!!!
10時頃、サービスエリアでトイレ休憩。
お土産がとても充実していて、水やお菓子など
日本で見るメーカーのものも多かった。
(イタリアよりフランスの方が見慣れたメーカーがあった)
再びバスに乗り、爆睡し、
13時過ぎ、モンサンミッシェル対岸地区のレストランで昼食。
この辺りはとても田舎で、虫(特に蛾)も多い。
テーブルに着くと、ここにもさりげなく蛾が。
ヒイィ!!Σ(ノ゜Д゜)ノ
大人だし、大騒ぎしてはいけないと思い、
ティッシュか何かでサッと払った(izuが)。
かなり弱っていたらしく、蛾はヒラヒラと床に落ちた。
「虫と言えばさ・・・」
と、私の中学時代に“好きな虫をスケッチして、
スケッチ通りに銅板を伸ばしてレリーフを作る”という
虫嫌いにはたまらない美術の授業があったことを思い出し、
そのエピソードを話す。
ついでに『お前をレリーフにしてやろうか』
という名言を思いついてしまった。
(『お前を蝋人形にしてやろうか』みたいな感じで使う)
(みんな使ってもいいよ)
でもこの蛾は死にかけなので、ちょっと同情し
同情ついでに『レリーフ』という名前をつけてあげた。
これが『死にかけのレリーフ』である。
そんな相変わらずな馬鹿話をしているうちに、
モンサンミッシェルの名物料理というオムレツ(主成分・泡)を、
たまごおじさん(※ハンプティ・ダンプティにそっくりなので)
が切り分けてくれた。
このたまごおじさんがすごく可愛い。
丸いし、汗びっしょりだし、鼻毛もすごい。
たまごおじさんに癒されながら、オムレツと、
チャーシューのようなもの(クリームソース&野菜)と、
またまた名物だというアップルタルト(超おいしい!!)と、
アプリコットジュース(3.5ユーロ)をいただきました。
ちなみに・・・
ここのトイレは激せまく、自分の体が邪魔で
ドアを閉めるのに一苦労。
しかも真っ白でふわふわの蛾がいて、
叫びたいのを我慢しつつ、目をつぶって無心になった。
この旅で「無心」になることが少し上手になった。
そして、ついにモンサンミッシェルへ!!!!
すごい迫力。
少し曇っていて、どよ~んって感じだったけど、
それがまたファンタジックな雰囲気を醸し出している。
海辺のせいか風が強く、砂埃がすごい。
こちらの子どもたちは夏休みらしく、
課外授業の小学生でごった返している。
正直うるせぇ。
(実は“子どもはスリかもしれない”という疑心暗鬼続行中。)
岩山に立てた修道院というだけあって、
階段がたくさんあって、しかも急。
モンサンミッシェルを建てるのにとても時間がかかって
前方と後方の建築様式が違う(建てたときの流行が違う)とか、
修道院を地下でものすごく太い柱で支えているとか、
建築のことは何もわからないけど、興味深かった。
頂上の修道院を一通り見学したところで解散になり、
お土産を買って、外壁から景色を見ながら階段を降りた。
見下ろすと、砂浜の部分に誰かが字を書いたよう。
「なんかいいね~」と話していると、、、
そばにうんこのイラスト。
「あ・・・。」
(全員「感動を返せ」という気持ち)
「うんこの絵って万国共通なんだね。」
「あんなソフトクリームみたいなうんこ
見たことある人いないだろうに。」
(完)
17:00 バス出発。
モンサンミッシェル対岸の田舎くさいホテル。
お盆のおばあちゃん家のような匂いだった。
夕食まで時間があったので、ホテル周辺を散策。
ちょうど潮が引いていて、
砂浜?(かなり粘土質!!)が出ていたので、
「うちらも何か字書いてみる!?」と、
斜面を下って粘土の上へ。
何の迷いもなくすぐに粘土をつかみ、
手を真っ黒にする私。
子どもかっ!
sakiは絵の才能を活かして
木の棒でモンサンミッシェルを描く。
「え!?誰もこの粘土触らないの!?」
「すごい粘土だよ!!!!?」
「・・・・・・。」
「・・・手、汚い・・・。」
一方、子どものような私に、
みんなは困ったように笑うのでした。
さてホテルに戻りましょうかと
斜面を登って川べりをウロウロ歩いていると、
誰もいないと思っていた建物からおじさんが出てきた。
私たちに何か言ってる。
どうもいい話ではないらしい。
「ここは立ち入り禁止だ」というニュアンスが
なんとなく伝わってくる。
困った顔の日本人4人を見ておじさんは
「英語はわかる?」みたいなことを言った。
「「「「あ りとる。」」」」
それからおじさんは英語で喋りだしたが、
知ってる単語を一つも喋らない。
さらに困った顔になった4人を見ておじさんは
「事務所の中を通って外に出してあげる」と
言ってくれた。
事務所の中には蛍光ベストがたくさんあったので、
この辺の管理事務所のようだ。
(夜間の観光は蛍光ベスト着用を促されています)
かおる「そーりー」
saki「そーりー」
わたし「そーりー」
順番に外に出た。
・・・izuが出てこない。
「あれ?いずみは?」
「一緒に来たよね!?」
「一人だけあの道戻った!?」←そんなわけない
しばらくすると、
「メルスィー」と出てきた。
後から聞いた話によると、入口のドアが閉まらず
かなり悪戦苦闘していたそうだ。
もう一人いたおじさんに
「いいよいいよ」みたいなことを言われたという。
19:30 ホテルのレストランで夕食。
野菜スープ(味なし)、魚(かすべ?)のクリームソースと
タイ米風ご飯。炊飯器をプレゼントしてあげたくなった。
デザートのクレームブリュレはおいしかった!!
“みんなで一斉に使うとお湯が出なくなります”というので
食後すぐにシャワーを浴びることに。
バスタブ後方の壁がないので、すべてびしょびしょに。
床からバスマット、スリッパ、スカートがすべてびしょびしょ。
「ちょっと水かかった」というレベルではない。
持ち上げると重たいし、「じゃー」と水が出てくる。
説明が遅れましたがヨーロッパのホテルには
スリッパがありませんので、持参スリッパです。
できる限り水をしぼり、後はドライヤーと
全手動乾燥機でどうにかした。
(↑手でバッサバッサやる。意外と効く。)
ただでさえ湿度が高く、気温も高く、
窓を開けると虫がすごいので開けられず・・・。
22:30 モンサンミッシェルの夜景を
添乗員さんと一緒に見に行く。(希望者のみ)
ちょうど雨上がりで、タイミング良かったね~♪と
20分くらい歩いたところでとても綺麗な夜景を楽しんだ。
カメラの設定を夜景モードにすると、手ぶれが激しくて
全然カメラに収められなかった。悔しい。
少しして、また歩いてホテルに戻る。
izuに異変。3か所も蚊に刺されていた!
バンバンに腫れて熱をもっている。
かわいそうに・・・。
あ・・・私も脚を刺されていた。
早朝、朝焼けのモンサンミッシェルも
綺麗だとの話だが、既に夜中1:42。
果たして見に行けるのか・・・?
~死にかけのレリーフ~
6:00 起床。
7:00 朝食バイキング。
私はここのホテルが一番おいしかった。
特にクロワッサン!!!!
8:00 バス出発。目指すはモンサンモッシェル!!!!
10時頃、サービスエリアでトイレ休憩。
お土産がとても充実していて、水やお菓子など
日本で見るメーカーのものも多かった。
(イタリアよりフランスの方が見慣れたメーカーがあった)
再びバスに乗り、爆睡し、
13時過ぎ、モンサンミッシェル対岸地区のレストランで昼食。
この辺りはとても田舎で、虫(特に蛾)も多い。
テーブルに着くと、ここにもさりげなく蛾が。
ヒイィ!!Σ(ノ゜Д゜)ノ
大人だし、大騒ぎしてはいけないと思い、
ティッシュか何かでサッと払った(izuが)。
かなり弱っていたらしく、蛾はヒラヒラと床に落ちた。
「虫と言えばさ・・・」
と、私の中学時代に“好きな虫をスケッチして、
スケッチ通りに銅板を伸ばしてレリーフを作る”という
虫嫌いにはたまらない美術の授業があったことを思い出し、
そのエピソードを話す。
ついでに『お前をレリーフにしてやろうか』
という名言を思いついてしまった。
(『お前を蝋人形にしてやろうか』みたいな感じで使う)
(みんな使ってもいいよ)
でもこの蛾は死にかけなので、ちょっと同情し
同情ついでに『レリーフ』という名前をつけてあげた。
これが『死にかけのレリーフ』である。
そんな相変わらずな馬鹿話をしているうちに、
モンサンミッシェルの名物料理というオムレツ(主成分・泡)を、
たまごおじさん(※ハンプティ・ダンプティにそっくりなので)
が切り分けてくれた。
このたまごおじさんがすごく可愛い。
丸いし、汗びっしょりだし、鼻毛もすごい。
たまごおじさんに癒されながら、オムレツと、
チャーシューのようなもの(クリームソース&野菜)と、
またまた名物だというアップルタルト(超おいしい!!)と、
アプリコットジュース(3.5ユーロ)をいただきました。
ちなみに・・・
ここのトイレは激せまく、自分の体が邪魔で
ドアを閉めるのに一苦労。
しかも真っ白でふわふわの蛾がいて、
叫びたいのを我慢しつつ、目をつぶって無心になった。
この旅で「無心」になることが少し上手になった。
そして、ついにモンサンミッシェルへ!!!!
すごい迫力。
少し曇っていて、どよ~んって感じだったけど、
それがまたファンタジックな雰囲気を醸し出している。
海辺のせいか風が強く、砂埃がすごい。
こちらの子どもたちは夏休みらしく、
課外授業の小学生でごった返している。
正直うるせぇ。
(実は“子どもはスリかもしれない”という疑心暗鬼続行中。)
岩山に立てた修道院というだけあって、
階段がたくさんあって、しかも急。
モンサンミッシェルを建てるのにとても時間がかかって
前方と後方の建築様式が違う(建てたときの流行が違う)とか、
修道院を地下でものすごく太い柱で支えているとか、
建築のことは何もわからないけど、興味深かった。
頂上の修道院を一通り見学したところで解散になり、
お土産を買って、外壁から景色を見ながら階段を降りた。
見下ろすと、砂浜の部分に誰かが字を書いたよう。
「なんかいいね~」と話していると、、、
そばにうんこのイラスト。
「あ・・・。」
(全員「感動を返せ」という気持ち)
「うんこの絵って万国共通なんだね。」
「あんなソフトクリームみたいなうんこ
見たことある人いないだろうに。」
(完)
17:00 バス出発。
モンサンミッシェル対岸の田舎くさいホテル。
お盆のおばあちゃん家のような匂いだった。
夕食まで時間があったので、ホテル周辺を散策。
ちょうど潮が引いていて、
砂浜?(かなり粘土質!!)が出ていたので、
「うちらも何か字書いてみる!?」と、
斜面を下って粘土の上へ。
何の迷いもなくすぐに粘土をつかみ、
手を真っ黒にする私。
子どもかっ!
sakiは絵の才能を活かして
木の棒でモンサンミッシェルを描く。
「え!?誰もこの粘土触らないの!?」
「すごい粘土だよ!!!!?」
「・・・・・・。」
「・・・手、汚い・・・。」
一方、子どものような私に、
みんなは困ったように笑うのでした。
さてホテルに戻りましょうかと
斜面を登って川べりをウロウロ歩いていると、
誰もいないと思っていた建物からおじさんが出てきた。
私たちに何か言ってる。
どうもいい話ではないらしい。
「ここは立ち入り禁止だ」というニュアンスが
なんとなく伝わってくる。
困った顔の日本人4人を見ておじさんは
「英語はわかる?」みたいなことを言った。
「「「「あ りとる。」」」」
それからおじさんは英語で喋りだしたが、
知ってる単語を一つも喋らない。
さらに困った顔になった4人を見ておじさんは
「事務所の中を通って外に出してあげる」と
言ってくれた。
事務所の中には蛍光ベストがたくさんあったので、
この辺の管理事務所のようだ。
(夜間の観光は蛍光ベスト着用を促されています)
かおる「そーりー」
saki「そーりー」
わたし「そーりー」
順番に外に出た。
・・・izuが出てこない。
「あれ?いずみは?」
「一緒に来たよね!?」
「一人だけあの道戻った!?」←そんなわけない
しばらくすると、
「メルスィー」と出てきた。
後から聞いた話によると、入口のドアが閉まらず
かなり悪戦苦闘していたそうだ。
もう一人いたおじさんに
「いいよいいよ」みたいなことを言われたという。
19:30 ホテルのレストランで夕食。
野菜スープ(味なし)、魚(かすべ?)のクリームソースと
タイ米風ご飯。炊飯器をプレゼントしてあげたくなった。
デザートのクレームブリュレはおいしかった!!
“みんなで一斉に使うとお湯が出なくなります”というので
食後すぐにシャワーを浴びることに。
バスタブ後方の壁がないので、すべてびしょびしょに。
床からバスマット、スリッパ、スカートがすべてびしょびしょ。
「ちょっと水かかった」というレベルではない。
持ち上げると重たいし、「じゃー」と水が出てくる。
説明が遅れましたがヨーロッパのホテルには
スリッパがありませんので、持参スリッパです。
できる限り水をしぼり、後はドライヤーと
全手動乾燥機でどうにかした。
(↑手でバッサバッサやる。意外と効く。)
ただでさえ湿度が高く、気温も高く、
窓を開けると虫がすごいので開けられず・・・。
22:30 モンサンミッシェルの夜景を
添乗員さんと一緒に見に行く。(希望者のみ)
ちょうど雨上がりで、タイミング良かったね~♪と
20分くらい歩いたところでとても綺麗な夜景を楽しんだ。
カメラの設定を夜景モードにすると、手ぶれが激しくて
全然カメラに収められなかった。悔しい。
少しして、また歩いてホテルに戻る。
izuに異変。3か所も蚊に刺されていた!
バンバンに腫れて熱をもっている。
かわいそうに・・・。
あ・・・私も脚を刺されていた。
早朝、朝焼けのモンサンミッシェルも
綺麗だとの話だが、既に夜中1:42。
果たして見に行けるのか・・・?