わたしのお部屋。

日々の出来事。
思うこと。

7~8日目

2010-06-10 21:38:09 | Weblog
***7~8日目***
~移動だらけ再び~


5:30 モーニングコール
(もう携帯の目覚ましでは起きられなくなった)
6:30 朝食バイキング
ハム、チョコデニッシュ、おっきなクロワッサン♪
バターたっぷりでおいしかった。

7:00 チェックアウト、バス出発。
雨の中、シャルルドゴール空港へ☆

手荷物検査を通り、
(イタリアの空港とは打って変わって厳しくて、
上着脱がされた。かおるはあられもない姿に。)
免税店のお土産を物色。
本場のギモーヴを見つけ、購入!!

10:20 アリタリア航空。イタリアに向け出発☆
この飛行機ではツアーの人もバラバラになり、
みんな見知らぬ外国人の隣の席に。

私の隣はひげもじゃで髪ももじゃもじゃ(縛ってるけど)の
体の大きなフランス人。

正直怖かった。
居眠りしているうちに何か盗まれる可能性もある。

でも座席前のテーブルを出すタイミングとか
カップにゴミを入れるやり方とか、
テーブルをしまうタイミングとかが私と一緒で、
無意識に心を許してしまっていたのか
気付けば半分もたれかかって寝ていた。
(心を許しすぎである)

危ない危ない。

そういえば『片桐仁のフランス人バージョン』という
感じがしなくもなかった。


一方sakiの隣の外国人(男性)は
これでもかというほどデカイ目の持ち主で、
しかもsakiいわく「かっ開いて」いる。
アルパカ系の草食動物のようだった。

あまりのギョロギョロし具合に一度吹いてしまった。


12:15 ローマ、フェミチーノ空港到着☆
このツアーの集合はこれで最後だということで、
添乗員さんのご挨拶。
とてもツアーの人々に恵まれたと思った。
またどこかで会えたらいいな・・・♪


イタリアでピザを食べ損ねた!!ということで、
空港での昼食はピザをチョイス。
4.7ユーロで4分の1ピザ。
かなりのボリューム☆生地がおいしかった。

食後も空港の免税店でお土産物色。
バルサミコ酢を購入。
(お父さんが大好きなの)

出国手続きをして、シャトルに乗り搭乗口付近へ。

ハ・・・ハトが飛んでやがるぜ。


最後の記念に、私たち4人と添乗員さんと
写真を撮ろう!!ということになり、

izu「誰か最寄りの人にカメラをお願い・・・」

「あ・・・板東さん。」


最寄りの板東さんにカメラをお願いし、はいチーズ☆
「もう1枚撮りますよ~」と、
親切な板東さんは2枚撮ってくれました。


ビールのゲップの件は許してやろう!!!!




(その後、確認したところ板東さんの指が入ってました。)
(バッチリ2枚とも。)
(やっぱり許すまじ!!!!)



飛行機は予定より30分遅れて
16:00にイタリアを出発。


機内では、疲れていたせいか行きよりも眠れた。

まずはクラッカーとコーラ。
この旅では喉が乾くのかとにかく炭酸が飲みたくなった。

機内食(夕食)は、イタリアンパスタをチョイス。
スパゲッティのことかと思ったらグラタンのことだった。
デザートにはチョコレートアイスも♪

せっかくだし・・・と思ってアバターを観ていたが
青い人が出てくる前に眠らされていた。
(行きの飛行機と同じパターンだ)


はっと気付くと2度目の機内食(朝食)。
パン、ハム、モッツァレラチーズ。おいしかった。


10:50 成田空港到着!!
(どのタイミングで日付が変わったかわからなかった)
膝が痛くて、抱えたり伸ばしたりしていたがもう限界だった。


入国審査後、荷物を受け取り、税関を通って解散。



さて田舎さ帰るべ~!!と、シャトルバスで第1ターミナルへ。
よろよろとスーツケースを預けて、
さっさとセキュリティチェックを受けて、
ベンチで一休み。


・・・・・・あと2時間もあるけど、ここには何もない。


足がむくんで、足の甲がむにゅむにゅだ。

デジカメの写真を見たり、ブログの更新したり、
日本の平和さとトイレの綺麗さに感動したり、
(ちなみに最悪だったのはルーブル美術館のトイレ。
イタリアの空港のトイレは隣との壁に穴が開いていた。)

なんだかんだと話していたらあっという間に2時間経過。

バスに乗って飛行機まで行き、搭乗。
行きの飛行機で爆笑した「動く絵本」(ボブの物語)
を見ようと楽しみにしていたが、
この飛行機にはテレビがついていなかった。

落ち込む。

そして爆睡。

行きと同じく「ゆずジュース」をもらう。


16:18 予定より少し早く新千歳空港到着。
無事に荷物を受け取り、記念撮影。

そして本当の解散!!!!

長い長い・・・でもあっという間だった私たちの
珍道中もこれでおしまい。

お疲れ様でした。
誰も体調を崩すこともなく、
無事に帰ってこれて本当に良かった。

楽しかったね!!!!

また行こうね!!!!!!!!

6日目

2010-06-09 15:59:24 | Weblog
***6日目***
~生きるか死ぬか~

※いつも私の表現は大袈裟ですが、
この旅は本当にいちいちスケールがでかいです。
お金やパスポート、命さえも奪われる危険に
常に怯えているといっても過言ではありません。


6:15 モーニングコールで起こされる。
なぜか二人とも目覚ましを設定した後に電源を切るという
謎の行動をとってしまったらしい。

朝焼けなんて全然ダメだったわ~と思いながら
部屋(2階)のカーテンを開ける。


・・・窓の外にsakiが。


あれ?朝焼け見に行ったにしては時間遅くない?
(朝焼けは5時)
と思って窓を開けて「おはよ~」と言うと


saki「閉め出されたー!!」


えぇーーーっっっ!!!!!!!!


※ここのホテルは、夜間は自動ドアが閉まっているので
外から開けるためには部屋の鍵が必要なのです。


saki「開くことは開いたし、朝だから鍵いらないと思った~」


私「うちらの鍵投げるから、それで入っておいで!!!!」と
2階の部屋から外のsakiめがけて鍵を投げる。
(私かっこいいっ!!!!)


朝5時頃にホテルを出たsakiは、肌寒い中
一時間以上一人でフランスの田舎を彷徨っていたのでした。


7:00 朝食バイキング。
ここもクロワッサンとデニッシュがおいしかった♪

食後は部屋に戻らずまっすぐバスへ。
モンサンミッシェルを後にして、田舎道を走りベルサイユに向かう。

爆睡。

10時過ぎ、サービスエリアでトイレ休憩。

爆睡。

12時過ぎ、ベルサイユのレストランで昼食。
前菜はソーセージ的な何か。
izu「ネコか何かになった気分」(ペットフードっぽい)
私「牛舎の匂いがする」
息を止めて飲み込んだ。
メインは名物のブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮)
ほどけるような柔らかさ。うまいっ。
デザートのエクレアもとてもおいしかった。

食後は雨が降る中、ベルサイユ宮殿の見学へ☆

ガイドさん(手塚さん)は、とにかく
「スリに気を付けてください」と口を酸っぱくして言っていた。
「ほら!こういう子どもには特に気をつけて」とか言うので
ビビりな私はカバンから左手を離すことができなかった(笑)
(証拠として宮殿内の写真はほぼすべてブレています)

宮殿内は、絵画(宗教画)、肖像画、彫刻、天井画が
と に か く 素晴らしかった!!!!
ここで1日でいいから暮らしてみたいと思った。

一番可愛かったのはマリーアントワネットの寝室!!
お花柄の壁紙、金の飾りに家具などなど・・・。
アントワネットは青リンゴ色が好きだったそうです。

ルイ14世~ルイ16世辺りの歴史を
もう一度勉強してみたいと思った。

宮殿内を一通り見学した後、1時間程度の自由時間で
お土産を買ったり(マカロンで有名なラデュレもありました)、
写真を撮ったり、迷ったり。
(本気で宮殿から出られないかと思った)

15:00 バスに乗る頃には強い雨。

16時頃、ホテル到着。
今までのホテルで一番キレイだった!!!!

・・・が、しかし。

「いいですか~!ホテルから出て左側は大丈夫ですが、
間違っても右側には行かないでくださ~い!!」

「もう一度言います!!たとえ興味本位だったとしても
絶対にホテルの右側には行かないでください!!!!」

という添乗員さんの怖ろしい忠告。

「乞食とかもいますのでねっ。」

あ、本当にいる。誰か道端で寝てる。
日本のホームレスとはワケが違う。

ホテルに着いてからは最後の自由行動ということで、
みんないろいろ計画立てて張り切っている矢先の、コレ。

何やらとても治安の悪い場所らしい。
やだこわい。部屋にこもりたい。


そしてホテルでチェックインを済ませ、一言。
「こういう公共の場(ホテルのロビー)では、絶対お財布を
出さないでください!!人前でカバンを開けないで!!」

「街中でもダメですよ~!お財布は
トイレとかでこっそり開けてくださいね~」

て・・・添乗員さん・・・。(涙目)


既に心がボキボキに折れている私ですが、
パリ最後の自由行動!!
行けないと思っていた場所にせっかく行けるチャンスが
訪れたのだから、勇気を振り絞るしかない。

命の次に大事なパスポートを首から下げて、
さらにズボンのウエストに挟む。
上着を2重にして前を閉じる。
お財布はハンカチで包み、カバンの一番底に入れて、
ポケットには必要最低限の小銭。(見せ金)

用心に用心を重ねて、添乗員さんにくっついて
スリの聖地☆メトロ(地下鉄)に乗ることに。

ひぃぃぃぃ~~~っ!!!!

満員電車だ~~~っ!!!!
めっさ怖い!!めっさ怖い!!
外国人めっさ見てる!!!!
これ全員がスリだと思わないといかん!!!!

左手が真っ白になるくらい力を入れて
カバンのチャック部分をつかみ、
ショルダーはカッターで切られると聞いたので
右手で強くカバンを覆う。

両手がふさがってるのでメトロの揺れに
耐えきれずガンガン周りの人にぶつかる。(迷惑)


ホテルのある「ポルト ド パンタン駅」から6駅目の
東駅で乗り換えて、そこから更に7駅目が目的地。


長い。緊張が続くと具合が悪くなる。

でも緊張していないとダメだ。

途中で、キリスト教かわからないけど
頭にお皿みたいのを乗っけた人を見つけて
izuが「ザビエルみたい」と言い、
危うく大爆笑しかけたのだが、我慢した。


「帰りは絶対タクシーにしよう」と
メトロに乗った日本人全員が思うのだった。


そしてっ!!
文字通り必死な思いをして着いたのがこちらっっ!!!!


☆☆☆ルーブル美術館☆☆☆

っはーーー!!!!
苦労のあとのルーブルは素晴らしいっ(意味不明)!!
来れないと思ってたから余計に嬉しい。


偶然同じツアーの人が12人いて(私たち合わせて)、
みんな同じように不安だったので、
美術館見終わったら一緒に食事して帰ろうということに。

新婚さん2組、熟年夫婦1組(天然奥様と、板東英二似ご主人)、
母娘1組、そして北海道から来たお馴染み4人組。

みんなすごくいい人だったんだ!!これが!!!!


まずは憧れのルーブル美術館に入館。
この日は水曜日だったため、夜間も営業。

聞いていた通りものすごく広いので、
見たいものに的を絞って、集中的に回ること計画だ。


ただ、どの彫刻も絵画もあまりに素晴らしくて、
ついつい足を止めて見てしまう。

そして「はっ!!いけない!!」と我に返り、
またスタスタスタスタ・・・と競歩気味に。
(聖ピエトロ大聖堂の競歩ほどではない)

ミロのヴィーナス。

モナリザの微笑み。

民衆を導く自由の女神。

ナポレオンの戴冠式。

ニケ像。

ルーベンスの絵。(見たことなかった)

ハムラビ法典。


すべて本物だ。
本物を生きてるうちにこの目で見れるとは。

なんだか涙が出てきそうだった。


ついでに足が疲れすぎて、
足の甲が真っ赤になっていた。(うっ血?)

さらに言うと昨日の虫さされがすごく痒かった。
痒みには波があるのだが、
izuと痒くなるタイミングが同じなのが不思議だった。


21:00 美術館の入り口で待ち合わせ。

12人集まったところで、美術館の施設内にあるレストランへ。
日本語なんて一切ないので、英語を適当に翻訳して注文。
「ランブ・・・?ラムじゃない???」くらいの適当。
(これ奇跡的に合ってた)

あとはメニューの写真を指差し。

メインはローストチキン with ライス。
この旅で一番マシなご飯だった。おいしかった。
デザートはスイーツ盛り合わせっぽいやつ。
甘かった。そして出てくるの遅ぇ。

23時、さぁタクシーで帰りましょう!!と、
12人でぞろぞろ・・・とタクシー乗り場に向かう。

ル・・・ルーブルにも乞食がいる・・・(恐怖再び)


タクシー乗り場に着くと、そこには一台のタクシー。
でも運転手はいない。

「働け~っ!!」
「この稼ぎ時にっ!!」

まぁいろいろ言ったところで運転手は戻ってこないので
仕方なく諦める。

“流し”を捕まえようにも、基本的に流しはあんまりいない。
たまに走っているタクシーを見つけても、
お客が乗っていたり、スピードが速くて捕まらない。

こんな中で12人が順番にタクシーに乗ったところで
最後の組が乗るまで何時間かかるかわからない。

23時過ぎの暗いルーブルで残される組はとても危険。


どうしよう・・・。


一人が重い口を開いて言った。

「・・・メトロで帰るか?」




ガ━━(゜Д゜;)━━ン!!!!


あの、17時過ぎでさえあんなに怖ろしかったメトロに
23時過ぎに乗り込む・・・???


熟年夫婦の天然奥様が、
「それしかないと思う!!」
「タクシー待ってても何時間かかるかわからないし、
ここで待ってる方が危ないと思う!!」
と力説するものですから、、、


夢にも思っていなかった、
一番危険な時間帯のメトロ(゜Д゜;)!!!!
もうホント泣きたい。
おうち帰りたい。


ある夫婦の旦那さんがとってもいい人で、
「特に女性4人組は絶対離れたらダメだよ!!」

「「「「はいっ!!!!」」」」
(離れてたまるもんですかッッ!!!!)


そして、全員予想だにしていなかった、
まさかの『夜のメトロ』に乗ることに。

おそるおそる階段を下り・・・

全員が切符を手に入れたのを確認してから
一緒に改札を通る・・・。


ホームにはたくさんの外国人。
特に黒人が多い。しかもみんなチンピラっぽい。

「後ろから回り込まれないように、壁際に!!」と、
みんなでぞろぞろ・・・と壁際に集まる。

目つきの悪い日系の人が、ずっと見てる。

「あの人めっちゃ見てる!!」
「気をつけて!!!!」
「うわー。まだ見てる。」
「近寄ってきたぁ~」
「目を合わせないように!!!!」

日本語が通じないのをいいことに、
みんなで声を掛け合う。

少ししてメトロが来て、
(予告なしにドアがバンと閉まるので)
はぐれないよう急いで飛び乗る。


そこまで満員ではないけど、割と込んでいる。

身なりが綺麗でも汚くても、
若くても年老いていても、
もう見た目で判断はできない。

日本人で壁際にかたまり、女性が奥、
男性が手前側の位置に落ち着く。

少しほっとして、食事の感想などを
話すことができた。


そうしている間に7駅目の乗り換えの東駅。

同じくはぐれないよう急いで降りる。


乗り換えのホームで待つ間も、
「まだ気を抜いちゃいけない!」と
いつもの数倍も言葉少ない私たち。

っていうかほとんど喋ってない。


威嚇するために、ルーブルの駅から
私は怒った顔を続けている。
(意味あるのか)

数分で乗り換えのメトロが来て、
再びドドド・・・と乗り込む。

今回は壁際は空いていなかったので
車両の真ん中に、ぎゅっとかたまる。
カバンは抱きかかえたまま。

私の目の前には板東さん(熟年夫婦のご主人)。



「ゲフッ・・・」



ゲップをしやがった。

ビール臭ぇ。


でもここで緊張を解いてはいけない。

仕方ないがゲップはスルーだ。


私は怒った顔を続けた。
(だからそれ意味あるのか)


ホテルがあるのは6駅目。


長い。


黒人が遠くで「ジャポン・・・」と話していたり、
わざわざ近寄ってきて座る人もいる。
「後ろのおじさん見てるから気をつけて!」
「カバンはドア側に向けないで!」
と注意しあう。


「お願いだから無事に帰して・・・!!」と
バーを握る手にも力が入る。




やっと、ポルト ド パンタン駅。


「ここだッ!!」
手動のドアを開け、なだれ込むようにメトロを降りる。


まだまだ気は抜けない。


出口に戸惑い、右往左往する。


12人の日本人が右往左往・・・・・・
外国人から見ればこちらの方がよっぽど怪しい。


出口にも、待ち伏せするかのように
両脇にたむろする黒人たち。


「気付かないでホテルの右側に出たらどうしよう・・・」

ホテルはライトアップされていないし
意外と地味な外観だったので、危なかった。

途中、何人もの黒人グループとすれ違った。


「あ、ホテルだ!!!!」と少し嬉しくなりかけたが

ホテルの玄関には浮浪者のような人がいて何やら語りかけてくる。


12人、華麗に無視。



そして無事にホテルに入ることができました!!!!!!!!


「はぁ~~!!!!お疲れ様でした~!!!!」
「みんながいて良かったね~」
「この人数じゃなければ囲まれてたかもしれないからね」
「でもまだ気を抜いちゃダメだからね!
部屋に入るまでは!!!!」


そんなわけで、旅行の最後に12人の心が一つになったのでした。



誰もスリにも遭わず、命も無事で本当に良かった。
みんな本当にいい人だった。
一生忘れられない出来事になったと思う。



何事もなく部屋に戻り、緊張から解かれ
安心した私とizuは、メトロの中での話や
(外国人のことや板東さんのゲップのこと)、
日本の治安の良さについて語り合うのでした。


次の日には飛行機に乗るので、
スーツケースの整理をして、シャワー浴びて、
(シャワーガードにやっと慣れてきました)
夜中3時を過ぎた頃、やっと静まるのでした・・・。


恐怖のせいか、あまり寝つきが良くなかった。

5日目

2010-06-08 11:57:39 | Weblog
***5日目***
~死にかけのレリーフ~


6:00 起床。
7:00 朝食バイキング。
私はここのホテルが一番おいしかった。
特にクロワッサン!!!!

8:00 バス出発。目指すはモンサンモッシェル!!!!

10時頃、サービスエリアでトイレ休憩。
お土産がとても充実していて、水やお菓子など
日本で見るメーカーのものも多かった。
(イタリアよりフランスの方が見慣れたメーカーがあった)

再びバスに乗り、爆睡し、
13時過ぎ、モンサンミッシェル対岸地区のレストランで昼食。

この辺りはとても田舎で、虫(特に蛾)も多い。


テーブルに着くと、ここにもさりげなく蛾が。

ヒイィ!!Σ(ノ゜Д゜)ノ


大人だし、大騒ぎしてはいけないと思い、
ティッシュか何かでサッと払った(izuが)。


かなり弱っていたらしく、蛾はヒラヒラと床に落ちた。


「虫と言えばさ・・・」

と、私の中学時代に“好きな虫をスケッチして、
スケッチ通りに銅板を伸ばしてレリーフを作る”という
虫嫌いにはたまらない美術の授業があったことを思い出し、
そのエピソードを話す。

ついでに『お前をレリーフにしてやろうか』
という名言を思いついてしまった。
(『お前を蝋人形にしてやろうか』みたいな感じで使う)
(みんな使ってもいいよ)

でもこの蛾は死にかけなので、ちょっと同情し
同情ついでに『レリーフ』という名前をつけてあげた。

これが『死にかけのレリーフ』である。


そんな相変わらずな馬鹿話をしているうちに、
モンサンミッシェルの名物料理というオムレツ(主成分・泡)を、
たまごおじさん(※ハンプティ・ダンプティにそっくりなので)
が切り分けてくれた。

このたまごおじさんがすごく可愛い。

丸いし、汗びっしょりだし、鼻毛もすごい。

たまごおじさんに癒されながら、オムレツと、
チャーシューのようなもの(クリームソース&野菜)と、
またまた名物だというアップルタルト(超おいしい!!)と、
アプリコットジュース(3.5ユーロ)をいただきました。


ちなみに・・・
ここのトイレは激せまく、自分の体が邪魔で
ドアを閉めるのに一苦労。
しかも真っ白でふわふわの蛾がいて、
叫びたいのを我慢しつつ、目をつぶって無心になった。

この旅で「無心」になることが少し上手になった。


そして、ついにモンサンミッシェルへ!!!!

すごい迫力。
少し曇っていて、どよ~んって感じだったけど、
それがまたファンタジックな雰囲気を醸し出している。

海辺のせいか風が強く、砂埃がすごい。
こちらの子どもたちは夏休みらしく、
課外授業の小学生でごった返している。
正直うるせぇ。
(実は“子どもはスリかもしれない”という疑心暗鬼続行中。)

岩山に立てた修道院というだけあって、
階段がたくさんあって、しかも急。

モンサンミッシェルを建てるのにとても時間がかかって
前方と後方の建築様式が違う(建てたときの流行が違う)とか、
修道院を地下でものすごく太い柱で支えているとか、
建築のことは何もわからないけど、興味深かった。


頂上の修道院を一通り見学したところで解散になり、
お土産を買って、外壁から景色を見ながら階段を降りた。

見下ろすと、砂浜の部分に誰かが字を書いたよう。
「なんかいいね~」と話していると、、、

そばにうんこのイラスト。

「あ・・・。」
(全員「感動を返せ」という気持ち)

「うんこの絵って万国共通なんだね。」
「あんなソフトクリームみたいなうんこ
見たことある人いないだろうに。」

(完)


17:00 バス出発。
モンサンミッシェル対岸の田舎くさいホテル。
お盆のおばあちゃん家のような匂いだった。

夕食まで時間があったので、ホテル周辺を散策。

ちょうど潮が引いていて、
砂浜?(かなり粘土質!!)が出ていたので、
「うちらも何か字書いてみる!?」と、
斜面を下って粘土の上へ。

何の迷いもなくすぐに粘土をつかみ、
手を真っ黒にする私。

子どもかっ!

sakiは絵の才能を活かして
木の棒でモンサンミッシェルを描く。

「え!?誰もこの粘土触らないの!?」
「すごい粘土だよ!!!!?」
「・・・・・・。」
「・・・手、汚い・・・。」

一方、子どものような私に、
みんなは困ったように笑うのでした。


さてホテルに戻りましょうかと
斜面を登って川べりをウロウロ歩いていると、
誰もいないと思っていた建物からおじさんが出てきた。

私たちに何か言ってる。

どうもいい話ではないらしい。

「ここは立ち入り禁止だ」というニュアンスが
なんとなく伝わってくる。

困った顔の日本人4人を見ておじさんは
「英語はわかる?」みたいなことを言った。

「「「「あ りとる。」」」」

それからおじさんは英語で喋りだしたが、
知ってる単語を一つも喋らない。

さらに困った顔になった4人を見ておじさんは
「事務所の中を通って外に出してあげる」と
言ってくれた。

事務所の中には蛍光ベストがたくさんあったので、
この辺の管理事務所のようだ。
(夜間の観光は蛍光ベスト着用を促されています)


かおる「そーりー」

saki「そーりー」

わたし「そーりー」

順番に外に出た。


・・・izuが出てこない。

「あれ?いずみは?」
「一緒に来たよね!?」
「一人だけあの道戻った!?」←そんなわけない


しばらくすると、
「メルスィー」と出てきた。

後から聞いた話によると、入口のドアが閉まらず
かなり悪戦苦闘していたそうだ。
もう一人いたおじさんに
「いいよいいよ」みたいなことを言われたという。


19:30 ホテルのレストランで夕食。
野菜スープ(味なし)、魚(かすべ?)のクリームソースと
タイ米風ご飯。炊飯器をプレゼントしてあげたくなった。

デザートのクレームブリュレはおいしかった!!

“みんなで一斉に使うとお湯が出なくなります”というので
食後すぐにシャワーを浴びることに。

バスタブ後方の壁がないので、すべてびしょびしょに。
床からバスマット、スリッパ、スカートがすべてびしょびしょ。
「ちょっと水かかった」というレベルではない。
持ち上げると重たいし、「じゃー」と水が出てくる。

説明が遅れましたがヨーロッパのホテルには
スリッパがありませんので、持参スリッパです。

できる限り水をしぼり、後はドライヤーと
全手動乾燥機でどうにかした。
(↑手でバッサバッサやる。意外と効く。)

ただでさえ湿度が高く、気温も高く、
窓を開けると虫がすごいので開けられず・・・。


22:30 モンサンミッシェルの夜景を
添乗員さんと一緒に見に行く。(希望者のみ)

ちょうど雨上がりで、タイミング良かったね~♪と
20分くらい歩いたところでとても綺麗な夜景を楽しんだ。
カメラの設定を夜景モードにすると、手ぶれが激しくて
全然カメラに収められなかった。悔しい。

少しして、また歩いてホテルに戻る。

izuに異変。3か所も蚊に刺されていた!
バンバンに腫れて熱をもっている。
かわいそうに・・・。



あ・・・私も脚を刺されていた。


早朝、朝焼けのモンサンミッシェルも
綺麗だとの話だが、既に夜中1:42。
果たして見に行けるのか・・・?

4日目

2010-06-07 16:55:24 | Weblog
***4日目***
~呪われたドアノブ~

5:00 起床。
連日の早朝起床に、眠気もピーク。

早朝出発のため、昨日と同じ朝食BOXが
配られていたので、ホテルの部屋でいただく。

どうもこのBOXのジュースや水(ガス入り・なし)、
ヨーグルトの味の種類はランダムなようです。

お馴染みのしょっぱいサンドイッチ、
梨のジュース(昨日は桃ジュース)、
コーヒーヨーグルト(昨日はバナナだった)。


コーヒーヨーグルト・・・


めっちゃ微妙!!!!(笑)

コーヒーの必要ないわ。
(そういえばsakiは“麦”のヨーグルト食べてたな)


ここのホテルでの連泊も終わり、チップを置いて
スーツケースを持ってチェックアウト☆

6:30 バス出発。ローマのフェミチーノ空港へ。

ここの空港の手荷物検査はテキトーだった・・・。
お喋りしてるし、誰も見ちゃいねぇ。


8:50 アリタリア航空。ローマを出発。フランスへ!!
機内が異常に寒い。
赤いオレンジジュースとビスケットはおいしかった。


11時頃、パリのシャルルドゴール空港着。
同じツアーの人が、預けた荷物を空港の人に盗まれる。
すぐ見つかる。フランス人て自由すぎる。

バスでオペラ座の辺りまで行き、解散。
1時間の自由な昼食時間。
ガイドさん(笹川さん)が案内してくれるという理由で
なぜか中華飯店に入ってしまった私たち。

イタリアの食生活で胃腸が疲れていたせいか、
五目焼きそばはなんだかほっとする味だった。。。


1時間後にパリ三越前で再集合し、
バスに乗って車窓観光♪

パリの街並みはおしゃれで、上品な感じ!

ルーブル美術館、セーヌ川、パンテオン、
マリーアントワネットの住んでいたところ、
ノートルダム寺院、凱旋門などなど・・・。
すべてスケールが大きくて、本物を自分の目で
見ているということが大きな感動でした。

コンコルド広場、オベリスクは下車して観光。
ここでルイ16世とマリーアントワネットは処刑されました。

エッフェル塔も下車して記念撮影!!
エッフェル塔のポーズで写真を撮っていたのは
私たちだけじゃなかったよ!!
(冷たい目で見られていたのには変わりなかったけど)

再びバスでオペラ座に向かう途中、
ナポレオンが卒業したという士官学校の玄関には
ものすごい表情のメデューサがいました・・・。
なんだあれ・・・。

16:30 オペラ座通りにて解散。2時間ほど自由時間。
オペラ座の外観を今一度見学して、
(作曲家の彫刻がたくさんあった!!)
(モーツァルトしかわからなかった!!)

ギャラリエ・ラファイエット(パリ高島屋)でショッピング♪

お土産コーナーや、雑貨屋、本屋、
おもちゃ屋がおもしろくて、
(日本のキャラクターや漫画がすごく人気で、
「MANGA」のコーナーもあった!)
あっという間に2時間が経過☆

18:50 バス集合。

19:00 パリのレストランで夕食。
サラダ、白身魚のクリームソース、
選べるデザートはチョコレートケーキ。
うまうま(●^o^●)


21時、デファンス地区(未来型のモデル都市)のホテルへ。

この旅で唯一日本語のテレビ放送をやってて、
首相が変わったというニュースを見ました。


ここのホテルのドライヤーが掃除機だったのですが
これは珍しくないって本当ですか!?

髪を乾かしていて、すぐに先が取れるので
ホース部分がのたうち回るんだけど(笑)
腹立つからホースを直接持って乾かしてたら
だんだん熱くなってくるし!!!!

おちょくられてる気がしてきたので
半乾きのまま寝ることにしました。
(短気は損気)


あ、毎日ドアに締め出されていたsakiとかおるですが、
今日は大丈夫だったようです。



ただ、ドアノブが取れました。


この二人、タダものじゃない。

3日目

2010-06-06 15:51:00 | Weblog
**3日目***
~酸っぱい。そして4ユーロ。~

5:30 起床。
夜が明るい代わりに朝は薄暗い。

6:30 バス集合&ナポリに向けて出発。

早朝のため、朝食時間がとれないので
バスの中でBOX(お弁当箱みたいなの)をいただく。

サンドイッチ(激しょっぱい)、ヨーグルト、固いパン、
ジャム、チョコタルト(一番おいしかった)、りんご、ジュースなど。


すごいね外国って☆

・・・って感じ。


生理になった私は、眠気と腹痛にひたすら耐える。
(船に乗るので酔い止めを飲むため、痛み止めが飲めない・・・)


9時頃、トイレ休憩。
ここのトイレは管理人がいて、50セント払う。

11頃、ナポリ(イタリアの南の方)に到着!!

バスの運転手さんが気を利かせて、車窓観光をしてくれました。
写真は撮れなかったけど、劇場の造りがすごかった!!

ナポリの街並みや、海辺や対岸の街並みは
とても綺麗だったけど、治安の悪い場所だそうです。

そこから船で45分。
カプリ島へ!!!!

カプリ島で3連泊した人でさえ、
天気の関係や、水位が高かったりして
何度も挑戦したけど青の洞窟に入れなかったというくらい
かなり運まかせのチャレンジ。

とりあえず着いてすぐに1度目のチャレンジを
してみましょう!!ということで、
すぐに親ボートに乗って青の洞窟の入口へ。

すでに海の色が緑がかっていてキレイ。

20分くらいで入口に着き、
「ここから何時間待ちになるか聞いてみます!!」と
添乗員さんが確認している間に、
小さなボートに囲まれる私たち日本人36人。


なんと!!!!

びっくりするほどトントン拍子に
青の洞窟に案内されましたッ!!!!!!!!


小さなボートは4人乗り。
「北海道から来た4人組」ということで
ツアーの中でも一躍有名になった私たちは、
「ささっ!乗りなさい!!」と4人で乗せてもらいました。

ボートの船頭さんはみんな陽気で、
洞窟の中に入ると不思議な反響の中
ちょっといい感じの歌を歌ってくれます。


青の洞窟は・・・本当に綺麗だった。
まさに自然のなせるワザ。
なんだか別世界でした。

写真が撮れなくて残念。
デジカメは濡れるから置いていけと言われ、
防水携帯さえも親ボートに置いていった、
私の愚かさを笑うがいい!!!!!!!!
(何者)
(ってか笑えねぇよ)


つかの間の青の洞窟の見学も終わり、
船頭さんに1ユーロのチップを払い、
親ボートで再びカプリ島へ。

フニクラーレという、電車のような、
ゴンドラのようなもので山の上の方に上る。

フニックラッ♪フニックラッ♪
っていう歌の起源はここにあるそうですよ。
(日本で言うと履こう♪履こう♪鬼のパンツ~♪の曲)


たぶん。
(出た曖昧!!)


天気にも恵まれ、とても眺めのいい景色。

そこから少し階段で山を下り、
「カプリムーン」というレストランで昼食。

ボーイさんが「レモンジュースの方~!」って
何やら飲み物の数を確認してたので
てっきりコースに入ってるんだと思って手をあげたら

「はいっ☆4ユーロ!」と
レモンジュースをテーブルに並べて行きました。


やられたっ!!!!

しかも高ぇ!!!!


飲んでみてビックリ☆

ただのレモン汁だよ☆

もらった砂糖入れても何も変わらないよ☆


メインのトマトパスタも酸っぱい。
イカとエビのフライはまぁまぁ。
アイスクリームはおいしかった。

4ユーロ叩きつけてレストランを後にしました。

(ここのトイレ、便座なかった!)
(ここのトイレから先の旅中では、
便座のないトイレばかりになります)


その後カプリ島で30分ほど自由に買い物し、
(お土産屋さんには、既製品にマッキーで
「CAPLI」って書いてあるものばっかりだったよ)

レモンリキュールを持ったお姉さんに
「テイスティング?」と言われて、
疑心暗鬼真っ只中の私はすごい勢いで

「ノン!!!!」と断りました。

今思えば少し強く言い過ぎたかもです。(反省)


船乗り場に行き、船に乗り、爆睡。

あっという間にナポリに着き、バスに乗り、爆睡。

途中17時頃、トイレ休憩。
全員「トイレの水が流れない」と言いました。

私だけじゃなかった。
(全員そう思っていたらしい)

誰もうんこしなくて良かったねー。
(せめて伏字使え)


またバスに乗り、爆睡し、19時ローマ到着。
夕食は泊まっているホテルのレストランにて。

卵のサラダ、パン、ポテト、ローストビーフは
おいしかった。

前の日の朝も食べたレモンケーキは、くそ甘かった。



この日もsakiとかおるの部屋のドアは開かなくなった。

同じツアーのおじさん(後の坂東さん)は、
便座が取れたと言っていた。
(カプリの親ボートにて)

2日目

2010-06-05 14:43:29 | Weblog
***2日目***
~呪われたドア~

6:10 起床。

7:00 朝食バイキング。
とってもたくさんの種類!!!!

朝からケーキ♪と、るんるんして取ったけど、
く・・・くそ甘・・・。

これは序章に過ぎませんでした。

イタリアのオレンジジュースは、
ブラッディオレンジで真っ赤です。
オレンジの香りはあんまりしません。

8:00 バス集合&出発。
まずはローマ市街へ☆

街中を走る車はFIATとトヨタがほとんど!!

他にもホンダ、スズキ、ダイハツ、三菱など・・・
日本車ってすごいなぁと思いました。


バスを降り、バチカン市国へ。

一応国だし、パスポート要るかしら?と
思ってわくわくしていたけど


・・・なんか公園に入るくらいの軽さだった。


一応国境線ジャンプしてみた。(izuと)


そして憧れの聖ピエトロ大聖堂へ!!
天気がとても良く、そこにそびえたつ彫刻の数々。
本当に素晴らしかった。

大聖堂の中も彫刻の一つ一つがすごい迫力で、
30分(自由見学の時間)では全部見きれない・・・


・・・と思っていたら本当に見きれず。

集合時間に遅刻ーーーっ!!!!


大聖堂の中をダッシュするのは罰が当たるかと思い、

4人の日本人が繰り広げる必死の競歩(爆笑)。


ガイドさん(泉さん)が説明してるところに
さりげなく加わりました。
(絶対さりげなくなかった)

それからバスに乗り、車窓から
ヴェネツィア広場、フォロ・ロマーノ遺跡、テベレ川を見学。

ローマの凱旋門、コロッセオは下車して見学。

気温はたぶん30度くらい。ジリジリくるぜ。


かおるのかぶっている帽子を、イタリア人はとにかくイジる。

一緒に写真を撮っては高い金を要求する、
騎士みたいな格好をしたクレイジーおじさんが
かおるの帽子を奪ってかぶったりしていたが、
あまりの恐怖に私はizuと先に歩いて行くのでした(最悪)


その後、トレヴィの泉で後ろ向きにコインを投げ、
(コイン1個なら、ローマにまた戻れて、
2個は、結婚。3個は、離婚。)
(コインが勿体ない私は10円玉を投げる)
(何の通貨でもオッケーなのよ☆)


歩いてスペイン広場に向かい、ここで解散。

はぁ~!これがローマの休日かぁ~!!
(見たことない)

昼食の時間まで少しあるので、
スペイン広場の有名な階段を上ってみることに。

階段の段自体が斜めで、炎天下ということも相まって
思ったより体力が奪われる。

頂上に着くころには息切れ・・・・・・。

私たちはオードリー・ヘップバーンにはなれなかった。

ってかオードリーも絶対息切れしてたと思うね!!!!


階段の上でローマの街を一望(ってほど高くなかったけど)して
これからの自由時間の計画を立てて、
ハトにアフレコして爆笑して、(ハト多い!!)

13時過ぎに、添乗員さんにくっついて
日本語のメニューのあるレストランへ連れて行ってもらいました。

イタリアではあまり野菜が摂れないから、ここで
食べておくといいですよ~!と教えてもらい、
前菜(バイキング)で野菜をたらふく食べる。
(トマト、玉ねぎ、インゲン、アスパラ、ズッキーニ、
ナス、パプリカ、キノコなど)

メインは、一番安いという理由で「ミラノ風リゾット」。

これは、食べた人全員のトラウマになったと思う。
日本人としてはこれを「米」とは認めたくない。
何かを足すにしても、すでにしょっぱい。
味が単調。はっきり言っておいしくない。

観光1日目にして、この旅最大のボスを迎えてしまった。


ここは「残す」という華麗な技でクリア。


そして食後から、夕方まで自由時間!

まず私たちはタクシーに乗り、真実の口へ。
(正確には、添乗員さんに乗せてもらい。)

50セントのお賽銭みたいなのを払って、
真実の口に手を入れ(意外と浅い)、記念撮影。

もう用はないので、再びスペイン広場に向け歩きだす。


暑い。

絶対30度超えてる。

なぜ私は帽子を落としたのだ。


かんかん照りの中、歩いていたら意外と早く広場に着いた。

まだまだ集合までは時間があるので、
階段の日陰で少し休憩したら、今度は買い物通りへ☆

物乞いが多い。(本気でびびる。)
(演技らしいけど、みんな震えている。)

お土産を買ったり、階段で休んだり、
路地裏のスーパーマーケットに行ったり。
足は疲れたけど楽しかった♪

18:15 スペイン広場集合。
集合場所の道端には潰れたサッカーグミが。
「誰が踏んだんだろうね・・・?」と
izuと妄想を繰り広げながら笑っていたら


同じツアーの人が思い切り踏んだ。


息をのむ瞬間だった。
(肩を震わせて小さく爆笑した)


それからバスに乗って、カンツォーネディナー☆

正直何も期待してなかったけど(ひどい)、
ピアノも歌もとっても上手でした!!!!
(あとからCD売りに来たときは無視した)

海鮮パスタも白身魚もおいしかったけど、
昼間のミラノ風リゾットがまだお腹を陣取っていて
全然入っていかない・・・。

ちくしょー。


でも、ウェルカムドリンク(スパークリングワイン?)を
飲んでからというもの、まさしく絶好調の私は
ぺらぺらぺらぺら適当なことを喋りまくり、
ケラケラケラケラおかしなことを言っては笑うのでした。

あー愉快だった!!!!

デザートのレモンシャーベットはとてもおいしくて
完食しました~♪



そして21時頃、ホテル着。

sakiとかおるの部屋のドアが開かなくなる。(2度目)

添乗員さんやフロントに電話し、なぜか開く。


一方の愉快な私はというと、

シャワー浴びてる時シャワーガードにもたれかかり、
シャワーガードが開き(なぜ開くようにできているのだ)
バランスを失い、トイレ水浸し。


やっぱりシャワーカーテンがないと不便だ!!!!

時差ボケもあり、太陽に当たりすぎたこともあり、
歩きすぎて疲れたこともあり、ものすごい睡魔。


布団に入るとまたもや気失うのでした・・・。

1日目

2010-06-04 13:18:13 | Weblog
***1日目***
~移動だらけの日~


朝7:15。新千歳空港集合。

この時すでに私はどこかで帽子を落としています。
(おかげで命を落とさずに済ん・・・)


みんな早朝ということもあり、
初めてのヨーロッパということもあり、
なんとなーく緊張の面持ち。


荷物を預け、ローマで受け取りということで
身軽になった私たちは国内線搭乗口へ。

8:10。成田行きJAL出発!!

一人ひとりにテレビがついていることに興奮し
izuと“動く絵本”を楽しむ。

主人公のボブが新しい靴を自慢したり、
紙ナプキンをいつまでも追いかけたり、
何の根拠もないのに「そのシュークリーム僕のでしょ」と
タマネギみたいな登場人物に向かって怒ったりします。


うん。若干酔った。(早)


9:50。成田着。

第1ターミナル行きシャトルバスに乗り、
国際線ツアーデスクを目指す。

まだ早いのか、人はあまりいなかった。


しばらく待合席で座りながら話し、
安定剤(ラムネ)を配ってみんなで食べた。

受付時間になって添乗員さんから説明を受け、
搭乗時間までまた解散。


飛行機は13時なので、さてお昼でも食べましょー!!
ということで、レストラン街へ。

「しばらく食べられないから、日本食かな!?」と、

日本食のお店を探すも、何もかも高い。


「え・・・?高くね・・・?」


そこでsakiが一言。


「足元見やがって!!!!」



この旅一番の名言になりました。


結局そのお店に入り、私は豚味噌ラーメンを食べました。
私も鴨南蛮食べたかったーーー(←蕎麦アレルギー)


食後すぐにセキュリティチェックを受けて、搭乗口へ。

今度はしっかり酔い止めを飲んで、搭乗。


13:20。アリタリア航空。ローマに向けて出発!!!!


離陸して割とすぐに、ハードでハーブなクラッカーが配られる。
(すでにCAはイタリア人。男のCAの方が多い!!)

「オレンジジュース」という何とも無難な発音の
飲み物を頼むことにした。(もう相当びびってます)


離陸して2時間後に、機内食。

席が後方だったので、種類が選べず
強制的に全員「ジャパニーズ」(笑)

すき焼きのような不思議なご飯をいただきました。


その後、電気が消え、言葉が通じないながらも
「寝ろ」という暗黙のルールなのだと察知いたしました。

せっかく目の前にテレビがあったので
映画「のだめカンタービレ」を観て、
調子に乗って次は「ウォーリー」を観てたら
気付くと眠らされていました。(アリタリア航空に。)
ストーリーどころかどれがウォーリーかも判明する前でした。


はっと気付くと、CAがサンドイッチとおにぎりを配っていました。


もう何ご飯かわからない。

何時なのかもわからない。

モスクワの上空辺りだった気がする。

混乱の中、昆布おにぎりを食べさせられ、
せっかく目が覚めたので「バラッド」を観る。
誰が主人公なのかわかる前にまた気絶。


はっと気付くと、2度目の機内食。

イタリア時間の18時くらい。(たぶん夕食)
(夕食何回食べたんだ!?)

パン、ハム、クラッカー、チョコケーキという
朝食風だったけど、これはおいしかった。


19:00。ローマに到着!!!!蒸し暑い!!!!
(日本時間は夜中の2時)


ほぼ12時間のフライト。疲れたぁ~~~!!!!


そこから入国審査などなど手続きをして、
空港からバスでホテルへ☆

南国のような植物や、珍しい街並みに心は躍るのですが
長時間のフライトと時差ボケでテンションは最低です。


ホテルはけっこうキレイ。ここに3連泊です。


部屋に着いて、陽気なポーターさんがスーツケースを
運び入れてくれたのを確認して(間違ってたけど)、

シャワー浴びて23時頃寝ました。

布団に入ったらもう意識はありませんでした。

成田

2010-06-04 10:51:27 | Weblog
ただいま成田です(・∀・)



一時間ちょいのフライトで、かなり疲れております(°∇°;)


機内では「ブーブーズ」の動く絵本を見て楽しみました( ´∀`)


ボブが紙ナプキンを追いかけるシーンでは、笑いがとまりませんでした。


ボブが「そのシュークリーム君のじゃないでしょ?」
と言うシーンでは、眉をひそめました。




これから13時間・・・・・


無事にたどり着けるのか(・∀・)

おはよう

2010-06-04 07:49:17 | Weblog
旅立ちの朝です(・∀・)



今から珍道中の気配がします。


お楽しみに!!!!



帰ってきたらいろいろ日本も変わってるんだろうなー( ´∀`)


(スケールのでかいこと言ってみた)




では、行ってきま~すヾ(^▽^)ノ

明日出発

2010-06-03 19:00:14 | Weblog
こんにちは。


平成の残念子ちゃんことまゆです(●^o^●)


だいぶいいです。

だいぶいいですよ体調。


さっき昼寝しちゃってから
ちょっとぼーっとしてるけど。


荷づくりもだいたい終わったよ☆


あとお菓子とか買って、シャンプーとか入れるだけ!!



あ、そうそう。

ここでもお知らせしておきます☆


明日、4日の昼に日本を出発し
一週間後の11日の昼頃帰国します。


基本的にメールも電話も通じるようですが、
パケホが適用されないので、
着信にも料金が発生します。


用事もないのに「元気?」とか
メールしないこと!!!!
(「メールして」っていうフリじゃないですよ)


ちなみに時差は-8時間。

寝てる頃を見計らって電話とかしないこと!!!!
(これもフリじゃないですよ)


1年と1ヶ月続けてきた毎日更新が
1週間ほど滞りますが、


心配しないでください!!!!!!!!



では、また明日。

日本にいるうちに更新します♪