
中学生の頃サム・テイラーのサックスって
おとなには人気があった。
歌謡曲のヒット曲を独特のクセのある
サックスで奏でる。
まだ演歌なんて呼び方のなかった頃の話。
バカでかいエイト・トラックが車に
搭載されてた頃。
何かの帰り道 商店街に置かれた
ラジオから流れていたこの曲。
テンプターズのデビュー・シングル。
フィリップス・レコードなので
ドーナツ盤用のアダプタは要りません。
独特のギター・ソロから
始まりリーダーよっちんのボーカルに
絡みつくハーモニカの音色。
あまり目立ってはいませんが
高久昇のべースと大口ヒロシのドラム
癖になりました。
タイガースとの違いはデビュー曲から自作。
外部作家より圧倒的によっちんの作った曲の方がいいよなあ。
秘密の合言葉たまりません。
タイガースはその気になれば
オリジナル・メンバーで再結成できるのに
テンプターズはもう二人しか残っていない。
残念だ。