こんにちは。
鍋島恵(けい)です。
ここ数日、風が強くなったような気がしますね。
暖かい春を迎える前の強風と思えばいいのですが、この時期、これだけ風が強いと気になるのが「花粉症」ですね。
因みに私は、頑なに自分は花粉症ではないと思い込んでます(笑)。
ただ、毎年この時期は「目が痒み」や「サラサラとした鼻水が出る」ようになり、そういう時は大抵、花粉の飛散量が多い日だったりします。
どうしても花粉症だと認めたくない私は、毎年、花粉対策をして薬を飲まずにやり過ごしています。
そこで今回は、花粉によって起こる症状に対の原因とその対策についてご紹介します。
2021年の花粉飛散量は?
そもそも花粉が飛散しなければ花粉症の症状に悩まされることはない。
ということで、2021年の花粉飛散量を調べてみました。
日本気象協会によると、2021年の花粉量は例年通りか少し多いくらい。
ただ昨年比でみると、関東・中部を中心に「非常に多い」となっています。
去年の花粉飛散量が落ち着いていた分、今年は余計に「花粉が飛んでいる」と感じることになりそうですね。
なぜ鼻水や目のかゆみが現れる?その原因とは?
花粉が鼻腔内や目の粘膜に入ると、人は体を守ろう免疫機能が発動します。
免疫反応自体は、体を外敵ウイルスなどから身を守るために必要な機能です。
ただ時として、この免疫反応がある特定の「物質」に過敏に反応してアレルギー誘発物質を放出することがあります。
これがアレルギー反応ですね。
体が過敏に反応する特定の物質を「アレルゲン」といい、花粉症の方は、このアレルゲンが「花粉」に該当するのです。
▶︎くしゃみ・鼻水
▶︎目の痒み、充血
免疫反応はアレルゲンの刺激があるほど、より過敏に反応していきます。
花粉による症状を緩和するためには、このアレルギー反応のきっかけ(トリガー)をいかに抑えるかがポイントとなってきます。
日常生活で取り入れたいセルフケア
セルフケアは大きく分けて2つあります。
- 物理的に花粉との接触を減らす
- アレルギー反応がおこりにくい生活を心がける
それぞれを具体的にみてみましょう。
▶︎物理的に花粉との接触を減らす
外出時、帰宅時、寝る前に花粉をなるべく落とすことが大事です。
- (外出時)ツルツルした素材の衣類を身に着けるようにし、花粉を付着しにくくする
- (帰宅時)玄関でウエットティッシュなどを使い花粉と拭き取る
- (寝る前)お風呂に入って体についた花粉を洗い流す
- (寝る前)枕の周りなど顔に近い部分をウエットティッシュで拭き取る
また当たり前ですが、この時期に洗濯物の外干しは可能な限り避けた方がいいです。
「夜なら花粉が飛ばないだろう」と思う方もいるかもしれませんが、花粉は朝と夕方の2回に多く飛散します。
夜、日が落ちてからも花粉は飛散しているので、なるべく室内に干すか、花粉が少ない日に干すようにしましょう。
▶︎アレルギー反応がおこりにくい生活を心がける
花粉症の症状が出やすい原因の一つに「自律神経の乱れ」があります。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、交感神経が優位になると活動的に、副交感神経が優位になると体を休める方に作用します。
このバランスが崩れると粘膜を刺激して、アレルギー症状が出やすくなるのです。
自立神経のバランスを整える生活を心がけて、症状が出にくい体にしましょう。
- 早寝・早起きをして規則正しい生活リズムを送る
- 健康的な食事を心がける
食事については、花粉症を和らげる食事、悪化させる食事がこちらの記事にまとまっていました。
気になる方は参考にしてみてください。
(参考)
ジャンクフードや高カロリーな食事は花粉症を悪化させることもあるようなので、食べる量は意識しましょう。
生活習慣を見直してつらい花粉症の時期を乗り切る
花粉症は、症状が出た時に薬を飲めば必ずおさまるということはありません。
一度症状が出ると、粘膜はどんどん敏感になり、症状が悪化することもあります。
ぜひ症状が悪化する前に対策を行いましょう。
また花粉症のセルフケアはウイルス対策にも通ずるところがあります。
新型コロナやインフルエンザ、風邪にもまだまだ注意が必要なので、日常の生活習慣から見直して、健康体で新年度を迎えたいですね。
鍋島でした。
(参考)