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評価4
再読(前回2021年2月16日)。
これぞ「ポアロシリーズ」第一作!
資産家の女性が毒殺された。たまたまベルギーの警察を退職して余生を近隣の村で過ごしていたポアロが盟友のヘイスティングズとともに動き出す。資産家女性の再婚した夫、前夫の二人の子どもやその妻、同居していた友人などへ嫌疑の目が注がれるが、誰もが疑わしく誰もが潔白であるかのようなジリジリとした展開が続く。しかし、最後の最後でポアロの灰色の脳細胞は輝きを発したのだ!遺産目当ての殺人、遺書が紛失、メイドがキーとなる会話を聴いていた、などその後の定番となるパターンが出そろって今回も満足満足(笑)。