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今日の川原橋界隈

2024年01月26日 | 盛岡の風景
「川原橋の岩手女子高側階段」
左側にスロープがあって、傾斜・幅がそれぞれの階段が3つもある。
小生がいつも使うのは右から2つ目。



下橋中と中津川


三田商店→サンビル→岩手公園下→カワトク→善隣館→不来方橋→盛南大橋→萬屋→盛岡南地区公園→ツルハ→しゃぶしゃぶ温野菜→飯岡橋→喜盛の湯→小鷹橋→南仙北→さっこら→仙北町→明治橋→清水町→下橋町→下ノ橋→下橋中→川原橋→岩手女子高→映画館通り→大通→サンビル→岩手日報→盛岡市役所【15,337歩13.0㌔スノー】

岩手日報の新聞掲示板に見入る熊谷カップル発見
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孤宿の人(下)ー宮部みゆき

2024年01月26日 | 読書


評価4

再読(前回2019年7月12日)。
流人である加賀さまのお屋敷で下働きを始めた「ほう」はある出来事をきっかけに加賀さまとお近づきとなり、書道や算盤の手ほどきをうけることとなる。巷で「悪鬼」と噂されている人物の意外な優しさに「ほう」は心を許し始めるのだが、丸海藩の思惑から自身の先の短いことを知った加賀さまは「この先落雷などで騒動が持ち上がった時には屋敷から逃げ出すこと」と「ほう」の身を案じて命を下すのであった。最大級の落雷にあった「ほう」は屋敷を逃げ出し井上家に辿りついたのだが、かつて世話になった宇佐の死、渡部一馬の死、加賀さまの死をも知ってしまう。

流人である幕府の高官を預かったばかりに町人や役人を巻き込んだ騒乱を引き起こす丸海藩だったが、なんとか策略をようして事を納めてしまうしたたかさには舌を巻く。ま~、雷獣騒動とか、流行病騒動とか、いろいろあったけど、結局は全てこの策略の一環だったわけで、「ほう」はもちろんのこと、井上家の人々や宇佐や一馬など藩の思惑に翻弄された人々があまりにも可哀そう・・・というのが感想。

食中毒事件と茂三郎の死とのつながり・・・は最後までわからなかったので、その辺もモヤモヤ(苦笑)。


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