評価2
再読(前回2017年7月26日)
第4巻はクチャからヤルカンドまで。
いくら新聞(北日本新聞社)への連載のための取材旅行とは言え、1995年の不衛生なままの中国・シルクロードに入り込んだものだなぁ~と感心するしかない。数えきれないほどの蠅が飛び回る食堂のシーンにはゾッとしてしまう・・・
評価が低いのはこれが原因ではない。
この巻では、著者が読んだ詩や小説の一説が度々登場し旅の進展を妨げる。しかも、読解が難し過ぎる経典も登場し読み手の思考を妨げる。正直言って、「どこが旅行記なのだろう?」という感は否めないが、せっかく以前読んでいない5巻目6巻目も取り寄せたことだから我慢して読んで行こうと思う(苦笑)。
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