皆さまこんにちは☆
いつもお読みいただきありがとうございます。
早いもので震災から2年になりますね。2年も経ったのにれほど復興が遅れているのは、被害が甚大すぎた事に加え、やはり原発事故の影響があるのだと思います。
先日、生協のイベントで福島から避難してきた方のお話を伺う機会がありました。避難区域に指定されていないのですが、線量が高いため子供の健康を守る為に岐阜に来られたそうです。いただいた資料では2011年9月の計測で場所によっては地面近くで線量計が振り切れるところもあったようで、地上1mでも全て1μシーベルト以上あったようです。ちなみに、私が持っている線量計はウクライナ製ですが、0.3μシーベルトでは立ち入り規制で警告音が鳴ります。つまり、警告音が鳴りっぱなしのところに生活しているという事なんだと思いました。
除染されてはがされた土は行き場がなく、ビニールシートに覆われて一角に放置されたままだそうです。
その方の子供さんも普段は鼻血など出なかったそうですが、事故後に鼻血を出されたようです。
また、一時避難されている他の子供さんと甲状腺の検査に行った時、半数にのう胞が見つかったそうです。こういうことってもっとメディアで取り上げていいはずなのに・・・。ちなみに、参加者の皆さんは口をそろえて「メディアで言っている事は信用できない。信頼できる情報がほしい」と仰っていました。信頼できる情報を流してしまったら、責任を取らなければいけなくなるし、とんでもないことになってしまうほど状況が酷いから、隠蔽せざるを得ないという構図なんですよね、きっと・・
避難するにも、やはり夫婦の意見の食い違いがあり、それがきっかけで離婚してしまったり、不安を持ちながらも避難できなかったり、離れて暮らさざるを得なかったり、それぞれの苦悩があるようですね。原発によって、こうやって人生を翻弄された人って数えきれないと思います・・。
経済が持ち直してきたという幻想!?で脱原発運動が沈静化しているように見せかけられていますが、このままでは順次再稼働され、新設され、事故前と変わらない日本に戻ってしまう気がします。私が住む岐阜市も福井の原発が近く、もし何か起こったらここも住めなくなってしまいます。そんなリスクを冒してまでする発電って・・って思ってしまいます
メタンハイドレードが実用化されて、発電に使用し、その間に自然エネルギーに移行するとか、照明をすべてLEDにする(原発13基分になるという試算も)など脱原発を可能にする策って沢山あるので、方向転換って実は容易なんだと思っています。それをしないのは、何故なのか・・??
あれだけの事故でも、私も普段普通の生活をしているとつい忘れてしまいそうになるので、ちゃんと思い出し、心の中から原発の存在を消していけるよう、時々あじさいブローチを作っています。去年の初夏に盛り上がったアジサイ革命にちなんでいますが
このブローチ、何も言わずにプレゼントしていますが、このブログを読んで下さった方はブローチを見た時ふと思い出してくれると嬉しいです。原発には賛否両論あるので押し付けはしませんが
今回は紫色のアジサイブローチを作りました☆これは郡上にいたときに所属していた母親合唱団の皆にプレゼントしました♪皆喜んでくれて良かったです
アジサイの花って小さな花が集まって咲いていますが、合唱も人が集まってハーモニーを奏でるので、なんだか似ていますね
いつまでも歌を歌える、かけがえのない毎日が続きますように
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