英国のジョンソン首相が辞任するそうだ。
この記事を見ると、秋までは首相のままということで、少し曖昧な感じは受ける。どうも保守党の勢力が強いので、首相のまま、党首変更後に首相という流れを取ったようだ。
いやあ、それにしても日本となんと違うのだろう。英国では首相のコロナでのパーティや党幹部が痴漢したとの事で辞任である。
英国民衆は、このような事態を起こした責任者、つまりジョンソン首相を許さなかった。そして、議会も政党も民衆の輿論を重視し、辞任を当然とした。ここに民主主義がある。
さて翻って、日本はどうか。安倍から菅、岸田と続く政権の中で、何度不祥事があったことか。なんせ森友加計の問題も曖昧にして、なんだかそのまま。検察が動くかどうかという法的な問題にだけ収斂させ、道義は何処へやら。そういえば、コロナ下で首相が食事会をしても、なんだか言い訳して、問題なし。
日本はそこで民衆が怒る事もないのだろうか。なんだか関心がないのだろう。そういうものと思っている、そんな感じだ。であるから、日本は民主主義ではない。という事で専制という事になってしまう。
自民党の保守バリバリの人が「日本は民主主義ですから」などと言うのを見たことが何度もある。民主主義は空語であり、その中身に民衆が政治参加の意志を組み込む必要がない。なんだか空気で民主主義だから、形式は民主主義で、内容は自民党や官僚の専制(集合的な独裁というなんだか矛盾した用語を思いついた)であるとしか言いようがない。
そういえば、自民党議員松山三四六がスキャンダルだよね。ついこの間自民党重鎮細田衆院議長がセクハラ。そんなんばっか。
イヤな国になってしまった。もともとそうだったのかなあ?
でも、諦めはしませんよ。しつこいですから。