病院で働く友人から聞いた話。
新型コロナの関係で、病院を開ける時間を変えたらしい。診察少し前から出入りできるようにして、病院に入る人全員の体温測定をしている。この時期納得だ。
ところが患者が病院の開く1時間以上前から並んでいるんだそうだ。結局30人以上は並ぶそうで、友人が言うには三密状態とのこと。50人越えもあると。
友人が「ラーメン二郎じゃないんだから(笑)」と。
電話で私「ニンニク入れますかって聞いてる?」
友人「採血マシマシ、放射能多めで」
怒られるわ!
というバカな話をしていたんだが、友人が主張したいのは、皆コロナ回避の行動を取らないということだ。病院だというのに。ましてやコロナ患者がいた病院である。これは近所の人も知っているから、行列の患者も知っている。
しかしながら、いつも通り病院に並んでいるのだ。1時間30分並んでいる人もいるそう。東日本大震災の時でも、被災したコンビニでレジ前で当然のように列に並んでいた光景を思い出したそうだ。
友人「日本人!」
私「状況倫理」
状況によって自身の行動を自分で決めるのではなく、「並んでいる人がいる」という状況が次に並ぶことを当然とするような行動規範(エトス)を作る。
受付してからの待ち時間に関しては、結局大差はない。患者側は待ち時間を短くしたいらしいけれど、そんなことより、病院でのコロナリスクの方が問題ではないかと思うのだが。
とはいえ、友人によれば、病院のコロナ対策だって徹底されていなとのことで不満を語っていた。