高校の教科書「現代社会」、ちょっと古くはなったが、財政の機能について、こう書かれている。
財政の機能は⑴資源配分機能⑵所得分配機能⑶経済安定化機能、これらは総じて市場経済の欠陥を補完するためにある。そのため納税義務がある。
高校の教科書であるから基礎中の基礎、教養である。前者2つは公共財やお金が偏るので、それを是正する機能である。その中に累進課税もある。社会は富の配分が不公平になるから、そういう認識が前提である。
金儲けたのに税金に取られるのは不公平。新自由主義者の実感らしいが、その金儲けできる社会構造の不公平を政府は調整しょうとするためにある。これ財政の機能。
本来の保守が違うということは指摘しておくが、この社会構造により権益利益をあげている者からすると、この社会構造の不公平を維持すれば、権益利益を享受できる。だから現状を保とうとする。これが日本の保守的な性格となって現れている。
その代表、自民党の奴ら、財務省、そして、資本家。ここで僕はれいわ新撰組みたいなことを言っているが、そこにパターナリズムが稼働し、それらから権益利益を上げている人々ってことになる。
問題なのは、全くもって権益利益を享受していないにも関わらず、心理的に同一化して、声をあげる者たち。彼らは心理的には、支配層側になれると想像的に同一化している。いわゆるネトウヨが代表格。
こいつら、うるさい!