維新の岬議員が経歴詐称なんだそうだ。
維新の松井代表はこの問題に対して「1回でも報酬を受けたら非常勤講師」とかばっているらしい。一応記事を貼っておく。
大学の非常勤講師は雇用契約がなされ、辞令もある。非常勤講師か否かは、簡単にわかることで、時間もかからないだろう。
ちなみにゲスト講師ということもあるが、これは講義担当教員がゲストを呼び、話をしてもらうのだが、大学から謝礼は出る。ただこの場合、非常勤講師とは言わない。
だから岬議員が一度でも講師として呼ばれていたとしても、辞令も雇用契約もなければ、当然非常勤講師とはならない。
では、どうして彼女は経歴に非常勤講師と書いたのだろう。多分大学でちょっと話をしたことがあるという程度ではなく、非常勤講師との名前がある方が、カッコいいとでも思ったのか、箔がつくと思ったのか、そんなところだろう。
この程度のこととでも言えそうだが、国会議員が行うことではない。国会議員になるため肩書きを利用したのであれば、なんと小狡いことか。今回は公選法違反になるかもしれなので、違法であるが、まさに非社会的行為である。維新の議員はこんなことばかりであり、成熟した大人の振る舞いができないように感じている。
そして、松井代表の見解である。このような小狡いことが国会議員に「ふさわしい」か否かではなく、「まあその程度」としているとすれば、これまた政党の代表として「ふさわしい」わけはない。「報酬を受けていれば、非常勤講師」という勝手な理解を優先させて、社会常識を無視し破壊する。
このような小さな出来事にに非社会性が現れている。常識が通じないという相手が一番厄介な存在なのである。